くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

2021-01-01から1年間の記事一覧

カムカムエヴリバディ 母娘が生きるために必要なこと

今週からの物語は昭和21年から23年にかけて。 戦後まもなくだと、日本はGHQの言いなり。 およそ主権国家とは程遠い存在だったようだ。 戦地から戻ってくる人たち、また全国で行われた爆撃で生き別れになってしまった人たちなど、国全体としてもほぼ無法状態…

青天を衝け 再婚

先週の物語で糟糠の妻千代を失った渋沢栄一。 今週は彼が亡き妻の面影を抱きつつ、どんなふうに仕事をしたのかが詳しく語られることになる。 明治15年千代が亡くなった翌年に、栄一は再婚をする。 すでに数週間前から把握はしていたが、かつての豪商伊藤家の…

照ノ富士優勝に見る大相撲の未来

千秋楽を待たずして昨日優勝を決めた照ノ富士。 横綱になってから2場所連続優勝を成し遂げている。 横綱と言えば、白鵬のイメージが強かったので、照の富士の相撲振りを見ていると白鵬とは違った横綱らしさを感じる。 相撲の開催期間中は必ずと言っていいほ…

カムカムエヴリバディ1週間の振り返り 母娘に訪れる運命

安子ちゃんと稔君の新婚生活はわずか1ヵ月。 結婚しても、すぐに学徒出陣で出征しなければならなかったのだ。 しかし彼が戦地へ向かった後すぐに安子ちゃんは妊娠していることが発覚。 その年の秋には女の子が生まれる るいちゃん。 名前は出征前に稔君があ…

カムカムエヴリバディ もう一つの訃報

物語が始まって、すぐに昨日の訃報の種明かしが。 カムカムエヴリバディの作りの巧みさを思い知らされた種明かし。 昨日の最後の方で金太と算太のやりとりがあたかも現実の物語のように語られていたのだが。 あのシーンは、すべていまわの際の金太の夢の中。…

カムカムエヴリバディ 復活“橘のあんこ”

終戦からわずか数ヶ月で復興のための頑張りが始まった。 昨日のエピソードで、あんこ作りを始めた安子ちゃんは見よう見まねでやってはみるもののなかなかうまくいかない。 プロである父親にあんこ作りを頼み込んでみたが、首を縦に振ってはくれない。 しかし…

カムカムエヴリバディ 終戦…

物語の展開スピードは驚くほど早いかも。 今日はもう1945年8月15日以降のエピソードが。 つまり終戦記念日の様子をもとに物語が展開。 ラジオの前でかしこまった様々な人たち。 そして、玉音放送が。 昭和天皇の声で終戦が告げられたんだけど、実際にリアル…

カムカムエヴリバディ  岡山にまで空襲

終戦間際になるとB29による空襲は日本全国に及んだ。 少しずつ、あちこちから飛んでくるようになってきたが、3月10日に東京大空襲があった。 その後関東地方から関西にも波及。 既に制空権 制海権両方失っていた日本は、アメリカ軍の攻撃にさらされるがまま…

青天を衝け 慟哭“千代死す”

青天を衝けは明治14年から明治15年にかけて描かれた。 明治政府はやっとその力を発揮し始めようとしていたが、未だ国全体を完全に掌握することにはなっていなかった。 渋沢栄一は、起業家としてはもちろん、社会福祉の仕事も力を入れていて、そのどちらもが…

カムカムエヴリバディ 命名るい

第4週目に入ったカムカムエヴリバディーは1943年から1945年に至るまでが描かれる。 既に太平洋戦争は泥沼状態でほぼ勝ち目はないと思われた。 そんな中、国民は皆プロパガンダに踊らされて、ひたすら戦闘意欲をかき立てられる毎日だったのだ。 安子ちゃんは…

私が感じた皇室の印象 昭和天皇の思い出

先ごろは秋篠宮家の長女真子さんの結婚のことでずいぶんとニュースなど賑わいが。 正直なところ、ここまで加熱するのかと思うくらいネットの書き込みは上限を超えて多かったように思う。 そしてその内容はほとんど非難するもの一色に埋め尽くされた。 私は個…

ボケますから、よろしくお願いします とある認知症家族の物語

昨年から見ようとしてなかなか叶わなかった映画がある。 「ボケますから、よろしくお願いします」 これは広島県呉市に在住のとある家族が認知症と向き合いつつ日常を記録したドキュメンタリー。 国の認知症政策にも大きく取り上げられ、介護関係の世界ではか…

カムカムエヴリバディ1週間の振り返り 戦時下の恋

物語は昭和17年18年の頃について語られる。 すでに世の中は戦争一色。 稔君と安子ちゃんはお互いの気持ちを確認できたものの、2人が一緒になれる事は限りなく無理なことと思われた。 そんな中、物語は稔君の家で新たな縁談話が持ち上がる。 雉真繊維は軍関係…

カムカムエヴリバディ 一ケ月間の幸せ

物語の頂点に位置すると思われるエピソード。 今まで苦難の連続だった2人にはそれぞれの思いがついに報われる時が。 なんといっても、周りの応援が全てだろうと改めて感じいる。 今週後半のエピソードで、橘家も雉真家も、戦争がもとでそれぞれ抱いている苦…

エクソシストが描く新鮮な恐怖

この間テレビの再放送で見たエクソシストがあまりに新鮮な驚きだったもので、改めてブログにアップすることに。 この映画は1973年度の封切りになる。 今から48年前、撮影その他を考えれば半世紀前の作品。 この頃の映画は、まだコンピューターグラフィックな…

カムカムエヴリバディ 真心を受け止めるのは真心

物語は学徒出陣が始まる昭和18年の秋。 カムカムエヴリバディは物語が始まった頃の明るさは既にどこかに消失。 戦時中を描くとなれば、明るい話題などあろうはずもない。 そんな中、橘家の先代 杵太郎が鬼籍に入る。 大繁盛していたはずの橘菓子司は戦争の影…

カムカムエヴリバディ 昭和17年春から秋にかけて

真珠湾攻撃の翌年、まだ太平洋戦争が始まって間もない頃だけど、市民生活は耐乏を強いられていた。 春から夏にかけてはミッドウェイ海戦があり、そこで日本軍は惨敗するのだが、物語の最初のラジオ放送では間逆の内容が放送されていたね。 そして、いくつか…

カムカムエヴリバディ 残酷な試練にさらされて

昨日の最後のシーンはちょっと恐怖感すら感じるような緊張感が。 今日はそのエピソードの続きが強烈に語られることに。 概ね見当がついたことだが、やはり厳しくも残酷な現実が突きつけられる。 二度と稔に近づかないで❗️ 言い放った母親の言葉はその前後の…

カムカムエヴリバディ もう一つの縁談

物語は3週目に突入。 1942年から43年にかけてが設定になっているようだ。 ラジオ放送は英会話教室など、敵性外国語に関わるものは全て禁止。 また、日常生活に必要な物資はことごとく自由にはならなくなっている。 市民生活は耐乏生活を強いられることに。 …

青天を衝け お・も・も・て・な・し

私たちが知っている明治なんてほとんどうわべだけだってことが今日のエピソードを見て大いに納得。 元アメリカ大統領、当時の特使である、グラント将軍の歓迎レセプション。 そのことを渋沢栄一達日本の民間部門で行うことに。 明治政府主導で、盛大に行うと…

ドラマペペロンチーノが描く東北の震災から始まる物語

2011年の東北大震災。 日本全国の誰もが決して忘れる事は無い大事件だったが、しかし、当事者と言える人々は限られる。 実は、様々なテレビドラマなどが震災をモチーフに世の中に出されているが。 今年の春に作られたこのドラマは震災10年を記念して作られた…

カムカムエヴリバディ週間の振り返り 恋の行方と戦争

文通で愛を育む形の昔ながらの恋愛関係。 稔と安子。 2人は思いがけない出会いから、英語を通じてお互いのことを認めあい、そして遠距離恋愛を文通の形で継続してきた。 しかし、そんな2人の関係はやがて周りの知れるところに。 橘菓子司には本来なら跡継ぎ…

カムカムエヴリバディ 兄対弟

昨日の最後で描かれた勇君衝撃の告白。 勇君はたいていの人が推察できるとおり安子ちゃんのことが好き。 そして安子ちゃんが稔君のことを好きなのもわかっていた。 物語の登場人物は、それほど複雑な性格には設定されていないので、物語を見ればおのずと理解…

カムカムエヴリバディ 2人で日向の道を歩いて行きたい😭

今週は物語の中でもピークになるエピソードが描かれる。 昨日の最後で、安子ちゃんの違和感をいち早く察した稔君は彼女を大阪から送り出した後、すぐ別の急行に乗って追いかけてきたとのこと。 物語の中で詳しくは語られてはいなかったが、事情を聞き出すこ…

カムカムエヴリバディ I see a beautiful sunset🥰

今週のエピソードは今日からいよいよ佳境に入ってくる。 時代は戦争に向かう真っ只中。 生活必需品も様々な品物が規制の対象になって、橘菓子司は砂糖も満足に手に入れられない有様。 そんな中、父金太はお見合い話を持ち込んでくる。 安子ちゃんは年が明け…

カムカムエヴリバディ 軍主導の時代

太平洋戦争が始まる直前のエピソードと言うことで、この頃の世の中は様々な物資が配給制になりつつあった。 砂糖等は高級品として簡単には手に入らない。 お菓子屋さんは砂糖が命なので、経営自体もだんだん厳しくなる。 そんな中、大阪のダンスホールで働い…

最新作エターナルズを見てみたけど…

ネットで予告編を見てどうしても見たいと思ったのがこちらのエターナルズ。 満を持して映画館で見てみたので、私なりの感想を。 物語はアベンジャーズの続編との触れ込みだった。 映画の中でアベンジャーズを匂わせる単語は私の記憶では2つ3つあったぐらい。…

カムカムエヴリバディ忍び寄る戦争の影 2人の関係は?

物語が描かれるのは1939年から1941年までの様子。 つまり昭和14年から16年まで。 太平洋戦争に突入するまでの様子が描かれることになるが、この時期すでに日本は中国で広大な戦線を展開していた。 世の中も戦争一色に染まりつつあるころ。 稔君と安子ちゃん…

青天を衝け 栄一対弥太郎

青天を衝けでは、現在 渋沢栄一の本当の値打ちが語られつつある。 彼は激動の幕末と明治維新を生きて、日本の資本主義の祖とされるが、それは商業などを始めとする産業だけには留まらない。 どんな国でも社会福祉に関わる事業を展開しているが、日本で初めて…

カムカムエヴリバディ1週間振り返り 初代ヒロイン安子ちゃん

おかえりモネの後を受けた物語は、岡山県岡山市のとある和菓子屋さんで生まれた女の子が主人公になる。 物語にはちょっとした種明かしがあって、登場する主人公(ヒロイン)は3世代にまたがって描かれるらしい。 つまり今週登場したのは初代ヒロイン 安子ちゃ…