2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
いつも思うが、NHKの朝ドラはわずか15分の枠ながら年間通して休みなく放送される。 先週までは「虎に翼」での視聴者を引きつけた。 今週からは舞台を一心して九州で、しかも年代は2004年とのこと。 平成16年なので、この時高校1年生の主人公の女の子は今生き…
本来ならば今週1週間の振り返りとなるべきところだが、あえてこの物語全般を振り返ってみたい。 「虎に翼」は法廷ドラマで、弁護士を始め裁判官や裁判所で働く人たちの物語だと認識。 主人公猪爪寅子は弁護士になるために努力し結果 目標を達成した。 まだ世…
物語はついに最終回。 これだけ限られた時間の中で何と言う斬新な試みだろうか? 冒頭で始まった今日の寅子は設定ではイマジナリーということなんだそう。 要するに霊魂とでも言ったらいいだろうか。 現実には存在していないが、シャバ世界にいる身寄りの人…
今日のドラマを見て感じたことが1つ。 私はこのブログをアップする関係でネタバレ情報など広くアンテナを張っている。 実はネタバレ情報の信憑性にかなりの違和感を覚えてしまった。 それはドラマの最後の方で寅子の横浜家庭裁判所所長の就任を祝う“笹竹”で…
残り3話となった虎に翼。 今日はいよいよ最高裁判所大陪審での判決が言い渡される日。 既に物語を見ている大多数の人が勝訴することを予想していたに違いない。 まさにその通りの展開だが、改めてドラマの中で語られると感慨無量に感じる。 最高裁判所長官桂…
描かれた物語は寅子と美雪2人のやりとりのシーンで、すべての時間を使い果たすような丁寧な描きぶり。 美雪は寅子と対峙することで、1人の少女としてのまともな部分を取り戻していく。 しかしながら、描かれた物語の設定は驚くほどシビア 美雪は3歳の時に亡…
虎に翼はいよいよ最終週。 本編は今日を入れて5話。 物語が始まった頃がまるで昨日のように感じる。 今回の朝ドラはずいぶんと短く感じたもので。 あえて褒め言葉として言わせていただければ、このドラマは面白かった。 さて、物語の最後のエピソードで取り…
今週描かれた物語の設定は、1970年から72年にかけて。 この時代、既に戦後ではないと呼ばれ続けて高度成長期に差し掛かった頃。 この頃高校生から大学生になりかけていた私はアルバイトに忙しかったように記憶。 学校そっちのけでアルバイトしてたが、高校生…
残りわずかとなった「虎に翼」だが、物語に引き込もうとする吸引力は未だ衰えを知らない。 最後の最後まで物語としての面白さを追求しつつ、登場人物たちの切ない葛藤がこれでもかと言うぐらいに描かれる。 昨日の最後で桂場を訪ねる航一の様子が描かれた。 …
カウントダウンの始まっている「虎に翼」 物語は最後までハラハラドキドキ感が継続する作りに。 新潟時代の森口美佐江そっくりの高校生の女の子は今日続きが真っ先に描かれることになった。 並木美雪と名乗るこの少女は駅の階段から男の子を突き飛ばしたこと…
物語の奥行きはさらに深みを目指す。 少年法改正について寅子は仲間たちの意見を聞くことに専念していた。 このまま平行線で議論を続けても、もし多数決になれば寅子たち裁判所側に勝ち目は無い。 要するに挙手を取ったときに圧倒的に数字が不利なわけで。 …
物語のテーマは驚くほど重い。 寅子の周りでは様々な事件が起こり、問題点を洗い出し対応策を検討していく。 どうやら今週テーマになりそうなのは少年法改正への対応。 そして尊属殺に対する判断は困難を極めた。 普通に描いたならどうしようもなく硬い社会…
描かれた物語の設定は、どうやら1970年頃。 戦争も終わり、日本は高度経済成長の取っ掛かりの時期に当たっていたと思う。 実はこの頃はまだ尊属殺人の取り決めはそのまま残されていたような。 私が小学校中学校の頃は殺人罪の中でも尊属殺は通常よりも罪が重…
カウントダウンの始まった物語は物語から退場するメンバーもあって時代の移り変わりを強く感じさせる。 設定は1968年から1970年にかけて。 この頃は東大安田講堂事件の後始末と原因とされる。日米安保条約の改定等に関わる様々な諸問題が日本中を席巻してい…
「虎に翼」は今日の放送が終わると、残りは10話。 最後がどんなふうになるのか興味は尽きない。 今日のエピソードでも、ついに退場者が1人。 それは多岐川。 彼がガンで闘病中なのはわかっていたが、厳しそうな様子は物語を見るにつけ死期を感じさせた。 少…
「虎に翼」はいよいよ最終回が見える位置に。 昨日の続きから始まった物語。 のどかは自分の恋人を連れて星家の玄関前まで。 なかなか家の中に入れずにそこに立ち止まった状態。 どうやら部屋の中では航一と優未が口論をしているような雰囲気。 優未は寄生虫…
描かれた物語では、法律その他社会の仕組みが変化しているにもかかわらずそこに住んでいる人間の本質が、実は何も変わっていないことを強く訴えていた。 物語の冒頭で描かれた女性法曹家の集まり。 どうやら代表幹事は寅子が勤めているような。 裁判所内での…
虎に翼は物語の最後の方になってから、いよいよ法廷ドラマらしくなってきたような。 様々な裁判の案件が紹介される。 中でも大きな事件として、当時の東大安田講堂事件がある。 安田講堂にこもった20歳前後の学生たちは機動隊と激しくぶつかり合うことに。 …
虎に翼は残すところ、あと3週間。 時代もずいぶん過ぎて様々な人たちが登場し、退場することに。 物語の最終的な時代設定は昭和44年1月とあった。 この年は1969年でアポロ11号の月着陸の年に相当する。 今でもはっきり記憶に残るが、私は高校1年生。 振り返…
物語は、怒涛のような勢いで進む。 原爆裁判が始まったことに加えて、寅子の周りでも様々な出来事が。 星家では百合さんが認知症に。 予期せぬ事態に慌てる家族だが、何とかして頑張ろうとする百合さん本人。 今では認知症として誰もが知る症状だが、この時…
ブログをアップするにあたって、私は物語の予習を欠かさない。 それはあらかじめ自分なりにストーリーの先行きを予想することと、ブログ内で使用する写真をどのように選択するかに思いを馳せるため。 「虎に翼」はかつてないほど引き込まれる作りになってい…
物語は、2つの事件が並走する形で描かれた。 昨日のエピソードでのどかを激しく罵倒し暴力も振った優未の後日談が描かれる。 星家を飛び出したわけで冒頭部分では行方不明。 物語がうまく作られているなと感じたのは、寅子が優未の安否を心配するシーン。 登…
描かれた物語は概ね2つの案件が共存する形。 1つは原爆裁判。 そしてもう一つは百合さんの認知症に関わること。 この2つを絶妙に絡ませる形で物語は進む。 原爆裁判はもともと国家間の取り決めで損害賠償請求ができない仕組み。 どうやら物語の中でも語られ…
いよいよ始まった原爆裁判 公判の様子が詳しく語られることになる。 普通、ドラマを作るときに様々な設定が用いられるが思うに、医療ドラマや法廷ドラマなど専門用語が多様される作りは脚本家の筆力が最も求められるのではなかろうか? 「虎に翼」は法廷ドラ…
「虎に翼」はいよいよ今月いっぱいで終了となる物語。 既に登場人物たちも物語が始まった当初からはかなりの年月が経っており、それぞれなくなった者、健康に不安を抱える者など多数。 物語の設定は昭和34年の春先から昭和35年にかけて。 優未は高校生になっ…