クラシックの名曲がオリジナル
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かつて様々なジャンルでヒットした曲が実はオリジナルがクラシックって結構あると思いますね。
よく聞くのはやはりバッハが多いでしょう。
でも他の作曲者もずいぶん採用されているようなので、何曲か紹介してみましょう。
その前に作曲家の写真を見てみましょうか。
こちらは言わずと知れたバッハ
そしてベートーベン
こちらを知っている人はかなりのマニア。ホルストです。
どのように変わるでしょう
では実際にどのようにリメイクされているのでしょうか
Procol Harum - A Whiter Shade of Pale, live in Denmark 2006
こちらはメロディーを聞くと気がつきますが、バッハのG線上のアリアをもとに作曲されています 。
オリジナルはバイオリンの曲ですよね。バイオリンのG線だけでメロディーが奏でられるところから名付けられた名曲です。
オリジナルが有名なこともあって、プロコムハルムのこの曲はコマーシャルをはじめ、ずいぶん有名になったものです。
sarah vaughan - A Lover's concerto
ジャズ歌手サラ・ヴォーンが歌ったラヴァーズコンチェルト。
オリジナルはバッハのメヌエットから編曲して作ったようです。
古くからのジャズファンでないと知らないかもしれませんが、私の世代ではかなり有名ですね。
サラボーンはあの大橋巨泉が絶賛していたことでも有名なんです。
この年代のジャズ歌手だと他にも実力者がいっぱいいましたが、日本でもこの方はかなり人気があったと思いますね
こちらはフランスのポップスでずいぶん有名になったんです。
でもわたし的にはオリジナルの方が有名だと思います。
こちらがオリジナルですね。バッハのオルガン曲を検索すれば必ず出てくる名曲なので。
バッハの中では、あの有名な「トッカータとフーガ」 同じ時代の作品だと思われます。
ベートーベンがオリジナル
オリジナルがベートーベンの「エリーゼのために」。あまりに有名なので誰もが知ってますよね。
平原綾香さんが有名に
この辺になると最近の人なので誰でも知ってる感がありますね。
しかしこの曲の本当のお値打ちはオリジナルと言っていいんですよ。
ホルスト作曲の「組曲惑星」の中から「木星」がオリジナルになります
組曲 惑星より「木星」〜快楽をもたらす者〔指揮/小澤征爾〕 "Jupiter" from The Planets
様々な意見はあるでしょうが、オリジナルの方が格段に優れていると言ったらヒンシュクを買うのでしょうか。
実はホルストの組曲惑星は、イギリス出身の作曲家としての作品としては超大作と言っていいんです。
単なる音楽ファンの私が言うのもなんですが、「惑星」は全9曲からなる組曲なんですが、どれも完成度が高く、非常に優れた作品だと認識しています。
第1曲が火星なんですが、この曲を初めて聴いたときに、スター・ウォーズの作曲家ジョンウィリアムズが、スター・ウォーズのメインテーマにおそらくヒントを得たんだろうなとそう思う箇所が何カ所もありました。
まとめ オリジナルを聞くとより楽しめる
火星は戦いをメインテーマに据えた作曲なので、ふつふつと湧き上がる怒りや何かを巧みに表現している名曲です。
ちなみに木星はサブタイトルがあって「快楽をもたらすもの」とついてますね。
中身を聞くとわかる通りに平原綾香のジュピターは、曲の中のメロディアスな部分だけを取り上げています。
知名度のあるクラシックの名曲ならば、様々なシチュエーションで他のジャンルに置き換える事は多々あることだと感じますね。
クラシックには他にも名曲が目白押しなんです。
ぜひとも様々なジャンルで聞き比べをしてみたいものですね。