誰が上手くて誰が下手か
目次
巷では様々な歌い手さんがいて、当然のことながら聞き手にも好みがあって、上手いか下手かが問われることに。
専門の歌手ならば、基本へたくそな事は無いはずです。
何かしら訴えるものがあって歌手として世に出たわけだから。
実は歌のうまい歌手の条件ってなんだろうと考えたことがありました。
もちろん様々なジャンルの歌があるので一概には言えないでしょうが、歌がうまいとされる人は、多分どのようなジャンルの歌を歌っても上手に歌うだろうなと思いますね
美空ひばりのうまさ
国民的歌手の美空ひばり。彼女はあらゆるジャンルの歌手と言っていいでしょう。
次の曲をちょっと聞いてみると、ジャズとかアメリカンポップスとかまるで問題なくこなしているのがよくわかりますよね。
多分、仲間内の江利チエミとかも歌っていたのでなじみはあったんだろうと思います。
北島三郎を聞いてみる
さて他にもどういった人が歌がうまいのか、個人的な好みも入るので独断と偏見になってしまいますが、こちらの方はどうでしょうか。
実は私、白状すると、演歌は1番嫌いなというか、苦手なジャンルなんですね。
理由があって、どの曲を聞いてもみんな同じに聞こえちゃうんです。
しかしながら演歌歌手の中で、聞いていて心地よいと感じるのが美空ひばりと北島三郎。
この2人は間違いなくうまいと思いますね。
聞き手の側が決めること
他にも上手い人はいっぱいいるのですが、日本でとなると、歌手俳優 両方からエントリーできると思います。
今若手の女優として活躍している高畑充希、また、同じく俳優の大泉洋 この辺の2人も実力者といえます。
個人的にはもっともっとあげられるのですが、実は歌の上手い人に特徴的なものは何かないかと考えたときに、1つだけ思いあたる部分がありました。
特徴を考えてみる
歌の上手い人たちは皆おしなべて口がでかい。
逆の言い方をするとおちょぼ口の大歌手はいないと思いますよ。
歌う上で口が大きいのは1つの条件と言えるんでしょうね。
音源はアップしませんが、外人の歌手で次の方達もとても上手です。
もちろん男性歌手でも同じことが当てはまると思っていますが。
バーバラストライサンド ピーターポール&マリーのマリー レディーガガ
この3人は皆さん大口です。
こんな言い方をするととても失礼なんですが、かつて日本の女優さんで女優として人気絶頂になると歌を聞かせることが多くなりましたが、実は、女優ほどに歌は上手くなかったりしましたよね。
この学芸会レベルの女優さん達、あるいは俳優さん達の歌が後のアイドル歌手の走りだったような気がしますね。
もちろん今はアイドルと言っても、皆さんそれなりに訓練しているので学芸会レベルのものはないと思いますが、鑑賞に耐えられるかどうかと言うと、ちょっと物足りなさを感じてしまうのですよ。
まとめ
口が大きいこと。
クラシックのベルカント唱法で歌うときは、果たしてこの法則が成り立つかどうか。
この先、いろいろ聴き比べて検証してみたいと思いますね。
ちなみにあのベルカント唱法は、ステージで歌を歌った場合、マイクも何もない状況でいかに劇場の端から端まで音を伝えられるかどうかを考えたとき、あのような歌い方にだったんだろうと思いますね。
昔は、劇場でオペラを公演したとしても、電気がなかったですから歌手たちは地声で勝負するしかなかったんですよね。
こういった事実があって西洋の歌い手さん達は、今の歌い方に統一されてきたんだと思います。
ちなみに日本の場合どうかと言うと、民謡系は同じような感じでしょう。
自然の中でも遠くまで声が通るように発声しているようです。
また、能などの場合は、床を踏み鳴らす効果音があるんですが、床下に大きな壺を埋めておいて音がよく響くように準備されているんです。
音楽においては、演奏も歌も、演ずる側と聞き手の両方で成り立つ世界なので、どうすれば心地よい響きになるのか、まだまだ挑戦は続くのだろうと感じます。