びっくりするほど若いけど世界的な有名人
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本名 近藤麻理恵
こちらの方 見ての通りとても小柄でまだ34歳、すごく若いんですよね。
彼女のことを周りのみんなが親しみを込めて「こんまりさん」と呼んでいますね。
小学生の頃から片付けることにとても興味があってずっとそのことを考え続けて過ごしてきたんだそう。
大学を卒業してからはいっときサラリーマン生活をした時期もあったようですが、退職した後に片付けることに特化したコンサルタント業で独り立ちをすることに。
2010年に本を出版してますが、その本が日本国内だけではなく全世界で支持されて総発行部数は1100万部とのこと。
本の世界では一万部売れても大成功と言われるんですが、1100万はすごいですね。
全くありえない世界でしょう。
片付けの達人
彼女の片付ける方法には彼女にしかない美学が含まれます。
それは、何がしかの形で持っているものを捨てる判断をしなければいけないのですが、その判断基準が、整理をするときに自分が所有しているものに対して、ときめくのかときめかないのかそこで判断するらしいですね。
彼女の特集番組を何本も拝見しましたが、最初に行うのは衣類の整理です。
その家にある衣類を全部1カ所に集めて、1つずつ必要とするか捨てるのかを判断していくのですが、闇雲に捨てるわけでは無いのです。
まず残すためには、手に取った段階でときめくかどうかが問題になります。
ときめかない物を捨てることになるのですが、その時に必ず捨てる衣類に対して感謝の気持ちを込めて捨てるのです。番組の中ではありがとうと声に出して捨てておりました。
またいきなり結論を出さなくてもいいような方法で選んでましたね。
それはどういうことかと言うと、手に持ってみてよくわからない、ひょっとしたら後でまた必要になるかもしれないし、今はまだ判断しかねる。
そういったものを保留の形で残すことにしているようです。
当然のことながら後でもう一度検品することになるのですが。
そして衣類が終わった後で取り掛かるのが書類関係とのこと。
番組では書類に関しては基本全て捨てることを建前に厳しく望んでおりました。
どうしても必要なものを除けばなんとなく記念に取っておくみたいなものが多いでしょうし、仮に残してみてもその後手に取って見ることがほとんどないことが想定されるからですね。
見ていて感じるのは、闇雲にゴミ袋に何でもかんでも捨ててはいないのです。
一旦は必ず手に取って見て吟味する作業があります。
いちど片付けを決心したならば、 1日で全部が片付くのはなかなか厳しいようで、何日かかけてやっておられる方がほとんどでした。
書類が終わって初めて小物類の整理に入ります。
こちらの基準はときめくかどうかその一点にかかっているといえます。
彼女の片付けには、見ていてわかるのは、惜しいとか悔しいとかそういったマイナスの気持ちが全く含まれていないんですね。
前へ進んで幸せになるために今あるものをきちんと整理する。その時には役目を終えたものに対して必ず感謝の気持ちを込めて前へ進むのだと、そう決めているのです。
つい2日3日前にNHKの特集番組で紹介されました。
何人かのモニターが実際にコンサルを受けながら片付けている様子が放送されていたのですが、見ていて感じたのはほとんど哲学と言っていい位の非常に高邁なマインドです。
単なる片付け整理ではないんですね。
必ず心が伴う故に、人生そのものを整理整頓している、私にはそのように見えました。
今までこれだけのマインドを持った片付け職人は見たことがなかったので、非常に新鮮な感じがします。
また主催している「こんまりさん」がびっくりするほど小柄でかわいいのも特徴なんですね。
全く部屋を片付けることができない中高年の男女から見ても、彼女はほとんどカリスマ的な存在といえます。
本でも買ってみようかと言う気になりますよね。
世界で最も影響力のある100人に選出
彼女は現在ロサンゼルス在住と聞きます。ご主人と女の子のお子さん2人。多分3歳とか4歳位の子たちですね。
子育てをしながら、片付けのコンサルをしているようです。
実は彼女は世界で最も影響力のある100人に選ばれたことがあるんです。
この影響力のある100人に選ばれたことがあるのは、日本人では作家の村上春樹とか。
よほどの有名人でもきちんと活動していなければ選ばれる事はありません。
ちなみに「こんまりさん」さんを推薦した人は女優ジェイミーリーカーチスです。
シュワルツネッガーと組んでアクション映画トゥルーライズにも出演していましたよね。
現在60歳の女優ですが、お父さんが有名な俳優でトニーカーチスです。
映画好きならば絶対に知っている名前でしょう。
参考までにお母さんはジャネットリー。こちらも有名な女優さん。
この方が、推薦したと記述がありました。
私が思うには日本国内よりも外国での方が知名度は高いといえますね。
特に片付けるマインドは、日本人の優れた精神性が現れていてそのことを評価しているのではないでしょうか。
今はものに溢れた時代なので、自分の所有しているものも、隅々まできちんと把握している人はほとんどいないと言って良いでしょう。
多かれ少なかれ、人生の要所要所で片付けることが必要になってくるはずです。
「こんまりさん」の場合、外国では特にそのポジティブな精神に多くの賛同が集まっているようですね。
まとめ
この幸せそうな笑顔をみると全く文句のつけようがありません 。
このときのアカデミー賞の授賞式にはパーティー用の衣装を上手にたたむ方法を教えてほしいとのオファーがあったらしいのです。
それに応じてご主人と2人で出席したようですね。
彼女はおそらく身長150センチあるかないかの方なので周りの人から見ると本当に小柄に見えます。
ちょっと例えは違うかもしれませんが、彼女を表すと、「山椒は小粒でぴりりと辛い」
私が彼女を知ってからは、多分4〜5年は経っているはずです。
ずいぶん若いのに、注目されているんだなぁと言う印象だったのですが、話を見れば見るほど、筋金入りのマインドの持ち主だと今は尊敬の念を抱いてますね。
自分より偉大な存在は年齢その他関係ないんですね。
私など全く片付かない部屋の中で雑多な持ち物の中に埋もれて暮らしています。
少しでも彼女を見習って、小ぎれいな生活をしなければと痛感する次第。
そして私の年齢になるとどうしても避けて通れないのは終活なんですね。
やがて来るであろう人生の終わりに対して、残った人たちにとにかく迷惑をかけたくない気持ちがあるんですが、その1連の活動に「こんまりさん」の片付け術は必要不可欠だと痛感するからです。
まずはできるところから少しずつ片付けてちょっとでも見栄えの良いようにしていこうと思いますね。