みたかった映画をついに鑑賞
目次
前評判ではこれでアベンジャーズの20作以上に及ぶ映画の集大成とのこと 。
この映画を最後に出演しない俳優も何人か。
ペッパーポッツ役の グィネスバルトロウや、スカーレットヨハンソン、他にもロバートダウニーJrとか作品を支えてきた主力メンバーが最後にするとの発表をしている。
どこまで本当かはわからないが作品を見た感じ、確かにこれで全てを終了させるような匂いがプンプンしていた。
しかしこの映画は3時間余りに及ぶ超大作。
しかも、見て感じたのは予備知識なしにいきなり映画を見ても果たしてどの程度理解できるかなと別の意味で心配になってしまうほど複雑に構成されている。
興行記録の新記録を打ち立てているので、大勢の人が見ているのには間違いないのだが、賛否両論が巻き起こってもおかしくはない位、ストーリーは一筋縄では理解できなかった。
かく言う私は、無類の映画好きを自認している。
それゆえに、必要と思われる情報は何をさておいても収集する癖があって、今回の映画に関しても、YouTubeや様々なニュースなどありとあらゆるネタバレを含むものを予備知識としてしっかり仕入れて鑑賞に臨んだ。
結論から言うとこの予備知識は大いに役立ったと言える。
実はこの映画は様々な著名な俳優たち、過去に出演した人たちが惜しげもなくふんだんに出演しているのである。
ぱっと思い浮かぶところで名前を上げると、まずロバート・レッドフォード、ナタリー・ポートマン、またニックフューリー役のサミエルLジャクソンも映画の中の出演はおそらく1分程度と思われる。
ほんのちょっと顔を見せる程度にしか出演していないのだが、映画好きならば画面にちょっと出てくればすぐに反応するので、映画を作るにあたっての制作側の心意気がビシビシと感じられるのである。
アベンジャーズはこれで終わり
どうやらアベンジャーズシリーズをこれで終わらせると言う話は信憑性が高い。
物語としては明らかにきちんと完結したので、確かにストーリー的には終わりだが。
しかしこのマーベルグループの 次の作品スパイダーマンが、話を聞くところによればこのアベンジャーズの後のことを描いているらしい噂が出ている。
この作品ですべてを終わらせてしまうには、少し寂しい気がしないでもないが、新しい切り口で物語を作るのはいかようにも可能かなと感じる。
何人かのこれで出演が終わりとの俳優たちも聞くので、作品的にはこれから新しい物語を作り上げるには少し厳しいのかもしれない。
これらのシリーズは、およそ10年かけて作られた21作の映画。
そのマーベルシリーズの10年分の集大成と位置づけられているので、後は映画を鑑賞する我々、つまりお客さんの受け止め方でその本質は変わってくる気がするのだ。
この映画を、シリーズとして1度も見たことのない人ならば、正直なところちんぷんかんぷんなはずである。
1、2本見た位の人も、エンドゲームの中身をきちんと理解するのは厳しいだろう。
とにかく様々なキャラクターが何の説明もなくいきなり登場してくるので、より難解な感じは否めない。
映画は制作側では、明らかにマニアのためのものとして作っていたきらいがある。
誰にもわかるような単純なヒーロー物のSF映画の位置づけではない。
製作者は観客にサービス精神よろしく興味深い映像を提供してはくれているが、長年の熱心なファンたちが決して失望しないように、内容を深く厳しく掘り下げ、ストーリーとして練り上げていったものと感じたのである。
ネタバレの知識は必要か否か
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これからエンドゲームを見ようとする人はこちらのYouTubeを参考にするのも悪くはないと思います。
説明を聞いてみて今日、映画を鑑賞した私も納得する内容を述べているのであらかじめ知っておくのは決して楽しみを減らすことにはならないですよ。
映画はとにかく最新鋭のSFXを駆使しているので、多少のネタバレがあっても何ら不都合を生じません。
映画館の座席(私は今回4DX3Dの吹き替え版)に座ったならば、いちいちストーリーを頭の中で組み上げて理解する暇なんてないですから。
むしろなにがしかの予備知識があった方が、理解するためにまごつくことがなくていいかもしれません。
物語は、時系列を操る戦いになっています。
超人ハルクやキャプテンマーベルなど、進化した形で登場しているので、知っておいても損はないですね。
それからあまりネタバレしたくは無いですが、犠牲者が出ます。
重要なメンバーが死亡すると言う事ですね。
戦いは非常に厳しくギリギリのところでなされるので、まさに命がけの状態を描いているのです。
また、優秀な科学者たちが何人か活躍するので、そのことも覚えておいて損はないですね。
すべては映像の中でさしたる説明もなくどんどん物語が進められるので、いちいち考えていたなら、話の展開から取り残されてしまうのです。
この前の作品キャプテンマーベルでも同じような感覚を覚えました。
とにかく時系列を理解するのに30分ないしは1時間ちかくかかったと思います。
そして、インフィニティ・ウォーから始まる1連の作品はすべてつながっていますので、これらの作品はできればあらかじめ見ておいた方がよりエンドゲームを楽しめます。
まとめ
「アベンジャーズ/エンドゲーム」 アイアンマン役:ロバート・ダウニーJr.より
「アベンジャーズ/エンドゲーム」キャプテン・アメリカ役:クリス・エヴァンスより
この作品の中で最も中心的な役割を果たした2人の感想です。
これは言ってみればメイキング映像なので、映画を観る上で大いに参考になるでしょう。
実は今日私は友達と連れ立って2人でこの映画を見に行きました。
YouTubeを始めとするネットで散々予備知識を仕入れていた私とは違って友達のほうはテレビの予告編をさらっと眺めていた程度。
友達の感想「話が飛びすぎて、よくわからんかったな」
これは普通の人のごく普通の感じ方だと思います。
ちなみに私ですが、充分過ぎる位の予備知識があったおかげで3時間ほとんど退屈することなく過ごすことができましたね。
こういったタイプの娯楽映画は、誰にもわかる勧善懲悪もよくわかるところなんですが、あまり単純すぎるとつまらなく感じるものです。
特に最近のものはストーリーをかなりひねってあって、一筋縄で理解できるようなものではないです。
とにかくマニアックにこしらえるのが最近の売れる映画の特徴。
私などもインターネットでかなりの情報を得ているので楽しめると感じていますね。
もし、何の予備知識もなしで映画を見るとすれば、あと得られる方法は、原作の本か何かを読むことだと思います。
しかしマーベルシリーズは原作はアメリカンコミックなので多分あまり参考にはならない。
小説家何かが原作だと先にそれを読むことでずいぶんと予備知識が得られるものです。
私が知っている有名な作家さんなんですが、あのマイケルクライトンの大ファンで、ジュラシックパークの1連のシリーズを原作で先に読んでいたそうな。
で、ある時、例の有名な映画を見たんだそうです。
当時、スピルバーグが監督したジュラシックパークは超有名で鳴り物入りの傑作との評判だったですが、その有名な作家さん曰く、「映画は原作ほどは面白くなかったですよ」
感じ方は人それぞれなので、表現する側は、受け取る人のことを本当に意識して作品を作らないと、がっかりさせたりすることも多々あるはずです。
今回のアベンジャーズエンドゲームは映画はオリジナルのアメコミには決して負けてはいないと思いますが、すべての判断は映画を見たお客さんの側に主導権があります。
今日私が見た映画館は 10人ぐらいはお客さんがいたと思います。
私もこの手の映画にはまっていて何本も見ていますか今まで見た映画の中でも1、2を争う位観客は多かったと思いますね。
私はとにかく混んでいるのは嫌いなので、必ず平日に見に行くことに決めています。
さて、この映画の観客動員数も大いに気になるところ。
一体どれぐらいの人たちが足を運んでみるのでしょうか?