くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

朝ドラ「なつぞら」にはまる 草刈正雄の存在感

 

柴田泰樹にはモデルがいた!

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十勝の家族一同

 

目次

 

草刈正雄が演じている柴田泰樹。裸一貫で北海道に渡り 、酪農で身を立て成功者になったその人には実はモデルがいたようです。

十勝地方にはもともと著名な方が多数おられ、北海道人ならばいちどは名前の利いた人たちがたくさんいるのです。

調べてみたところやはりおられました。

依田勉三

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依田勉三プロフィール

この方は明治13年に北海道にわたり開拓者として酪農に従事したのです。

その時に作った会社が晩成社。

実は帯広には有名なお菓子メーカーがいくつかあって、そのメーカーの創世記と思われるシナリオも今回の朝ドラで紹介されていますよね。

六花亭の有名なお菓子にマルセイバターサンドがあります。

このマルセイが「晩成社」の成の字をまるで囲ってマルセイなのです。

バターなどを卸すメーカーと聞いていますね。

くだんの依田勉三氏は、酪農でバターなどを始めとする乳製品を生産し始めた草分けとも呼べる人なんですね。

この当時の北海道はまさに蝦夷ですよ。

自然の厳しいことこの上もなく、開墾は艱難辛苦を極めたと想像に違わない。

さてなつぞらでの草刈正雄は実は出演者の中で1番人気のようですよ。

真田丸の演技が最近の記憶には新しいところですが、今回の酪農家の役も見事にはまっています。

特に主人公のなつとの掛け合いは、毎回、放送を楽しみに見るくらいとても好感が持てるのです。

広瀬すずの屈託のない朗らかな演技に対して、自己流を貫く寡黙な泰樹は、周りとの関わりもどことなく遠慮があるような不思議な距離感が出ていてこれが物語のストーリーとドンピシャで決まっている気がします。

またセリフのひとつひとつが、びっくりするほどの説得力を持って、見る者を感動させているようです。

不思議な縁で北海道に渡ってきた奥原なつ。

どうやら北海道での物語はここで1段落しそうな雰囲気ですね。

この後は舞台を東京に移して本格的にアニメーターとしての道を歩むようになるようです。

 実は主人公の奥原なつにはモデルがいたとの記事を書いていますので、ここで紹介しておきましょう。

 

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 この朝ドラは実在の人をモデルにしているので、それぞれのキャラクターに不思議な存在感を感じます。

なるほど説得力を持っているわけですね。

おそらくアニメーターとしての物語が始まってからも、実在のモデルが存在するキャラクターが何人か出てくるのでしょう。

その時にはまた調べて記事としてまとめてみたいものです。

帯広のお菓子って❓

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晩聲社から六花亭まで1連のつながりが

このお菓子は全国レベルで有名ですよね。

六花亭は帯広のメーカーです。帯広はその土地の乳製品を利用したこのようなお菓子メーカーがいくつか存在しているんです。

その中でもこのマルセイバターサンドは特に有名だと思います。

北海道のスイーツはたくさん知られていますが、最近ではこのお菓子がナンバーワンかもしれません。

六花亭は私の知る限りではびっくりするほどの優良企業です。

ここは経営陣がしっかりしているだけではなく現場で働く従業員の作業に関わる意識がとても高いのですね。

私が聞いたところでは、時間外作業というものを全くと言っていい位、しないんだそうですよ。 

そのかわり、1秒単位で無駄を省く努力を日夜惜しまずに行っていると聞きます。

 ブラック企業と呼ばれる人を過労死させるような企業が横行する中でこのような生産工場でありながら優良企業と呼ばれる存在は北海道人としても誇りに思うのです。

六花亭はいくつもの店舗を持っていますが、そこで使われる様々なテーブルや陳列棚などは実際に木材を木工業者に持ち込んで加工させているんですよ。

過去に私が働いていた木工加工会社が六花亭からの材料持ち込みの注文を何度か受けていたのでしっかりと記憶に残っています。

店のこだわり何でしょうか、イタリア産のマホガニーを大量に輸入してそこから必要な調度品を作ってほしいとの依頼でした。

思い出せば懐かしいですね。

こだわりは特に材料を無駄にしないようにあてがわれた材料の有寸で作ってくれとのこと。

作るほうも失敗できないのでかなり緊張していた記憶があります。

主役を支える脇役たち

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相関図

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子役の粟野咲莉ちゃんと富田望生ちゃん

このドラマの目玉はいくつかあるのですが、過去に朝ドラで主役を張った俳優たちが脇役として出演していること。

特に北海道の母親役をやっている松嶋菜々子さんは当初視聴者からのダメ出しがありましたが、私的には彼女の北海道弁を特に気にいってます。

きちんと演技をしている感が感じられるのですね。

昔はともかく、今はドラマの中で語られるあのような北海道弁はさすがにあまり聞きませんよ。

もう少し標準語だと思います。

しかし通訳なしで全て会話を理解できるので、私などを始め、多分、北海道人全員はそうだろうと思いますね。

今回は注目すべき子役たちもたくさん出ていますよ。

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この初々しい2人も人気者になりますよ

ちなみに福地桃子ちゃんはあの哀川翔さんの実の娘です。

伊原六花ちゃんはあの有名なバブリーダンスの登美ヶ丘高校のダンス部キャプテンの経歴です。

どうやら東京でのアニメーターとしてのなつの親友になるとの設定らしいですよ。

まとめ

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東京ではいよいよアニメの勉強

 もうじき東京でのアニメーターとしての物語が始まりますが奥原なつはたくさんの人に支えられながらアニメーターとしての道を歩んでいくようになるはずです。

あの酪農家柴田泰樹さんも生涯にわたってなつを支援したと聞いています。

この朝ドラは、過去最高記録と呼べる位の視聴率を記録しているんだそう。

多分、人気俳優をたくさん出演させているからと言うわけでもないようですよ。

ストーリーの信憑性とか、地元の北海道の支援とかそういったものもきっと後押ししているに違いないと思います。