貴景勝の休場


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目次
貴景勝の活躍を誰もが望んでいた新大関の 場所で恐れていた怪我をやってしまうことに。
右膝内側側副靭帯損傷。
3週間の治療を要するとのこと。
3週間で完全に治れば良いのだが、過去の例から見てもこのような最初の怪我から復活できずに古傷として抱えつつ、だましだまし相撲をとっている力士のなんと多いことか。
今の大相撲を見ていると、怪我をしないことが1つの財産とも言える。
ほとんどの力士がなにがしかのトラブルを抱え、体に白いサポーターのない力士が一体何人いるだろう。
過去にも怪我をする力士はたくさんいたとは思うのだが、この最近の数年間では毎場所どうしようもない位のけが人の山。
相撲はそれほどまでにハードな格闘技と言えるのだろう。
とにもかくにも、まずは治療に専念である。
元に戻さなければいけないのである。
場所ごとに成績が問われる身の上なので、なんとしても本場所で相撲を取りたい気持ちはよくわかるのだが、そこで無理をしてほとんどの力士は失敗をしているのである。
かつての大関、照の富士を覚えているだろうか。
今は幕下はおろか、確か序2段から3段目でとっているはず。
大関の地位を経験したものにしてみれば、考えられない位不本意だと思うのだが、照の富士の相撲に対する情熱は簡単に消えるものではなかったのだろう。
いずれ力士として復活できることを祈ってやまないのである。
少なくとも貴景勝がこの怪我で二の舞を踏むことがないよう祈るばかりである。
奮起が求められる大関陣


残念ながら今場所の2大関。ほとんど振るわないと見ていい。
かろうじて★先行にはなっていないが、大関たち自身が1番辛く切ない思いをしているに違いないのだ。
2人とも相撲にあまりにもタイミングとかひらめきとかを求めすぎてはいないだろうか。
もし狙ったツボから外れてしまえば簡単に負けてしまう。
大関なわけだから、相撲の強さうまさと同時に安定感が求められてしかるべき。
この2人の相撲を見ていると、常に不安がつきまとうのである。
場所の中盤から後半にかけて一体どれだけの相撲が取れるのか、しっかりと見届けたいものである。
横綱の存在感とは
ここまで鶴竜は全焼できている。1つも取りこぼしていないのである。
しかし、内容が極めて悪い。
かろうじて勝っている相撲が何番あるだろう。
今日の相撲もそうである。とにかく悪い引き癖が出ているのである。
私の率直な意見で言うと、後半までに必ず1つ2つ取りこぼしが出てくるはず。
いつ負けてもおかしくない位の曖昧な相撲を取っている。
横綱の存在価値は、相撲を受けてたって相手の挑戦を退けるその安定感である。
この点において第一人者は休場している白鵬。
白鵬の安定感は群を抜いている。
様々なダメ出しはあるかもしれないが、他の力士たちも悔しかったならばあれだけの成績を残せばいい位の強さである。
鶴竜は今場所、1年ぶりの優勝を目指していると聞く。
1日も早く立て直さないと、このままの相撲を取り続けていれば千秋楽までに必ず何番かは星を落とすと思う。
期待が集まる栃ノ心
今日の相撲は同じ相四つの 逸ノ城との1戦。
いつもと同様がっぷりよつで、時間のかかる大相撲となった。
この2人の取り組みは見ていても力が入る。相撲ファンはこのような力と力のぶつかり合いを期待している。
勝利をもぎ取った栃ノ心。期待に違わぬ良い相撲だった。
まとめ
今場所の優勝予想はなかなか難しいものがあるが、今の段階で言えるのは、1番元気の良いのは栃ノ心。
番付で言えば横綱の名をあげたいところだが、いまひとつ力強さに欠ける。
優勝ラインが何勝になるかによるのだがチャンスがあると見えるのは、御嶽海。
玉鷲などにも期待が持てる。
とにかくいつになく混戦模様。
はっきりした場所の展望ができるのはおそらく12日目、13日目位にまでずれ込むのではないか。
楽しみであることに違いはないが、これ以上のけが人だけは願い下げである。