第一作は1979年封切り
ストーリーとキャラクターデザインは強烈だった
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目次
エイリアンシリーズではお馴染みのデザインだが、未だかつてこのような特徴的な画風はあまり見たことがない。
この不思議なオカルトチックなデザインはなんとなく見たことがあるようなないような。
この方は、もうご存命では無いのだが、デザイナーイラストレーターとしてはかなりの有名人。
やはり、なんといってもこのエイリアンのキャラクターデザインで一躍ブレイクした。
生物を描いているとは思うのだが、多分に昆虫のような要素を併せ持って、架空の生き物を作り上げている。エイリアンや宇宙人など、多数のデザインが彼の手によるもの。
脚本 ダン・オバノン
彼がエイリアンの脚本を書いている。
映画自体も監督したかったようだが、リドリースコットに会ってスコットの類まれない実力に敬服して、監督になるのは諦めたと記述があった。
彼は実は根っからの映画人だが、このエイリアンの大成功で一躍注目を浴びることになった。
調べてみてわかったが、あのスター・ウォーズの最初の作品でコンピューターグラフィックを担当している。
また様々な映画制作に関わっているが有名なところではバタリアンとかスペースインベーダーなど彼の脚本である。
脚本以外にも様々な担当分野で参加しているが俳優も1部こなしていた時期があったようだ。
実は映画の元となるような分野の担当者は調べてみなければなかなかわからない。
エイリアンという映画は最初の作品からキャラクターデザインや脚本家を始め、天才的な監督の手腕と、この作品以降、一躍有名になる俳優を出演させて続編が何作も作られるヒット作となった。
最新作エイリアンコヴェナントまで
必ず登場してくるアンドロイドたち
エイリアンの映画で欠かせないのはアンドロイドたち。
一作目の役柄アッシュ、2作目のビショップ。
作品のストーリーに大きく関わってくる。
特に一作目で出ていたアッシュは、プログラムに問題があって人間に危害を加えることもあるとされていた。俳優の演技によるところが多いが、人間を襲う狂気の表情がよく演出されていたと思う。
この俳優は、ロードオブザリング、フィフスエレメントなどにも脇役で出演していた。
2作目のビショップは、改良型のアンドロイドとされていた。
この俳優は、このビショップ以外でもターミネーターの一作目に刑事役で出ていたと思う。
エイリアンシリーズではエイリアン4に出ていたはずである。
エイリアンで絶対に外せないキャラクターはこの人リプリーだろう。
脚本の巧みさもあるのだが、最初、エイリアンを初めて見たときには誰が主役なのかはっきりわからなかった記憶がある。
物語が進むにつれて、登場人物が少しずついなくなって最後に残ったのがシガニー・ウィーバー扮するリプリーである。
このときのリプリーの新鮮かつ強烈な存在感は今でも忘れられない。
振り返ってみれば今から40年前の作品である。スター・ウォーズが1977年、未知との遭遇も同じ年。この頃からハリウッド映画は強烈なインパクトを持つ様々な傑作が作られたと記憶する。
エイリアンシリーズの新しい作品はプロメテウスとエイリアンコヴェナント。
この2つの物語でもアンドロイドは極めて重要な役どころを演じているし、その存在感は他の出演者たちをしのぐものがある。
エイリアンの最初の作品で出ていたアッシュやビショップとは全く違うタイプだが、この2体のアンドロイドは、生物兵器としてのエイリアンを生み出すのに重要な役割を果たしていたのである。
この俳優のマイケルファスベンダーは、X-メンのマグニートー役でも知られる。
彼もいずれはアカデミー賞にノミネートされ必ず受賞するだろうとそんな気がする。
俳優としてとても優秀なのだが、最近特にこのようなSF映画で重要な役どころを演じてその人気度は一気に爆発したと言える。
ちなみに彼の奥さんは女優のアリシアヴィカンデルである。
典型的な美人女優だが、彼女の代表作といえば最近ではトゥームレイダーのリメイクのララクラフトの役。またイギリス映画エクス・マキナのエヴァ役。
他にもアカデミー賞を受賞した作品にも出ていて今注目の女優と言えるだろう。
売れっ子俳優の2人の事は、ネットでも様々なニュースで取り上げられて、話題に事欠かない。
まとめ
調べてみると時系列で言うならばエイリアンの1番古い物語はプロメテウスになるのだそう。
次にエイリアンコヴェナントがあって、それから何十年語った後の物語が第一作で封切られたエイリアンのストーリーになる。
聞いてみると、このコヴェナントとエイリアンの間の数十年間の中に、もう2作ないし3作の話を作りたいらしい。
エイリアンシリーズは、人気の映画であることには違いないが、評論を見てみると実は賛否両論。
賞賛する声ももちろんあるが、酷評する論評も意外と多く、物語を作る上で様々な権利を行使することに軋轢が生じているような気がする。
著作権の問題があって、エイリアンシリーズは所有者がプレデターと同じな関係で、この2つのキャラクターが同時に出演する映画もあったりする。
最初の作品のシンプルさは今では望むべくもない。
また各作品ごとに監督が入れ替わったことも挙げられるだろう。
特に第2作目を担当したジェームズキャメロンのシリーズが個人的には面白かったと記憶。
しかし、この作品はどうしても監督リドリースコットの名がついて回る。
なるべくならば彼の意思を尊重してシリーズとしてもう少し頑張ってみるのはわたし的にはアリだと考えている。
決して批判するような事は言いたくはないが、私の中でエイリアンシリーズの最高傑作は最初の「エイリアン」である。
脚本、出演者、そして何よりもキャラクターがしっかりしていて物語の緊張感は抜群だったと記憶している。
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