コーヒー歴
目次
コーヒーを覚えたのは19才の頃。
それまでは砂糖たっぷり、ミルクたっぷりの甘〜い飲み物として。
学生時代の先輩から教わったのが最初の本格コーヒー。
初めて本格的なコーヒーを飲んでみて、思ったほど苦いとは感じなかった。
何よりも香りの良さと、芳醇なコク。苦味の中にこれらのコーヒーの本来の持ち味が生きてくる。
様々なコーヒー豆も試してみて、実はコーヒーを始めて1 〜2年位の頃は、コーヒーを1口すすって香りを嗅げばその銘柄が分かる位、味覚は研ぎ澄まされていたと思う。
基本、酒を飲む習慣のない私にとってコーヒーは唯一没頭できる嗜好品と言える。
若い頃はタバコもさんざん吸っていたので、コーヒーとタバコは切っても切れないベストマッチだったと思う。
何種類かのコーヒーを試しているうちに、今の好みに徐々に固まってきたと思う。
私の好きな豆はモカである。ほんのりと酸味があって柔らかく甘い感じのするこの豆をこよなく愛している。
モカを試す前は、キリマンジャロだったりブラジルやコロンビアといった様々なものを飲んでみたと思う。お金があるときに奮発してブルーマウンテンを飲んだことがあるが、期待ほどには素晴らしさを感じなかったので、それ以降は買って飲んだことがない。
最近は、スーパーの安売りで豆を仕入れることが多くなった。
関東近郊に住んでいたときには、わざわざ新宿の伊勢丹まで出向いていって、そこでモカハラーを買うのが貧乏人だった私の唯一の贅沢だったと記憶する。
今とは違ってドリップで落としていた時代なので、自分1人分を用意するだけだった。
このコーヒーがおいしいと感じ始めた時代、この味を覚えてからはコーヒーに砂糖を入れたりミルクを入れる事はなくなった。
ただし、今では様々なものを飲むのでミルクも砂糖もたっぷり入った甘ったるいコーヒーもごくまれに飲む事はある。
しかしながら自分で入れるコーヒーにミルクや砂糖を入れる事はありえない。
入れ方



初めてコーヒーを自分で入れるようになったときに採用したのがサイフォン 。
この時は、まだサイフォンの持ち味が分かっていなかったし、何よりもこの器機を使うことの奥ゆかしさに憧れていたことが第一の理由だろう。
しかしサイフォンで入れたコーヒーは、濃く出る傾向にあるが、香りが飛びやすかったり苦味が強調される欠点がある。
その後すぐにドリップに変わっていった。
当時はこだわっていて、コーヒー豆を挽くためのミルを所有していた。
挽き立てのコーヒーがおいしいと言う所以である。
今、私のコーヒーは、挽いた状態の豆を安売りのときに購入してきて、コーヒーメーカー任せである。
さしたるのこだわりと言えるものはない。
自分の生活の1部になっているので、日にマグカップで2杯3杯飲むようになっている。
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基本はブラック
コーヒーのおいしさは、砂糖とミルクで打ち消されると私は考えている。
基本的に見て砂糖とミルクを入れたものはコーヒーではないのかもしれない。
私の感覚では、緑茶に砂糖ミルクを入れるようなのと同じ印象がある。
入れてだめとは言わないし、私もごくたまにはその甘い飲料を飲むので、決して大きな事は言えないのだが、コーヒーとは違う代物と認識している。
基本はホットで飲むのである。
この時期、家の中で暖房が必要なくなる頃は、 一旦コーヒーメーカーで落としたコーヒーを別な容器に入れ替えて冷蔵庫で冷やしてアイスコーヒーとして飲むこともある。
夏の間のコーヒー消費量は我が家では冬の時の5割増位である。
朝はホットで飲んでも日中や夕方ぐらいまではアイスコーヒーで飲む場合が多いからだ。
水が一番大切かも
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私のコーヒー歴はもうすぐ50年になる。
様々な経験を積んでみて、決定的に思い知らされたことがある。
それはコーヒーを入れるときの水の存在。
いい加減な水道水で入れたコーヒーはおよそまずくて飲めたものではない。
水道水に混ぜられた薬品のせいだろうか、コーヒーもお茶なども香りや味が消飛んでしまって、ほとんどまともな飲み物にはなり得ない。
実は内地から北海道に移り住んできた私の最初の住宅はこの水道水が著しくレベルが低かったのだ。
とにかく神奈川県の多摩区に住んでいた私にとって水道水は何の問題もなくおいしかったし、水道料金はどんなに使ってみたところで数百円レベルだったので、基本タダみたいなものとの認識しかなかった。
それがこちらへ引っ越してきて最初に水を使った時から、水のまずいこと、そして水道料金の死ぬほど高いことには辟易したものである。
水道は、こちらに移り住んですでに40年近く経つので、だんだん改善されつつあるわけだし、私は、普段飲む水は湯冷ましにして飲むことにしている。
水は味覚のあるとても大切な飲み物である。
美味い不味いの決定的な差があると認識すべきだろう。
かくして私のコーヒー歴は年月を経てきた。
若い頃にこだわった味覚や香りの追求は今やほとんど失われてしまったが、好きな豆の種類と、毎日飽きることなく飲み続ける習慣だけはそのまま継続されている。
おそらく死ぬまで続くに違いない。