泰樹さんの心意気
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柴田牧場のおじいちゃん 泰樹さん。
草刈正雄扮する彼の存在感は物語全体の中でも秀逸。
北海道人としてその開拓者魂に尊敬の念を抱く人も多いはず。
独特の嗅覚を持ち、人を見る目、そして人を育てる力、そのどれもに卓越したものを感じる。
今日のドラマの中でも、兄咲太郎に対し、”咲太郎“と呼び捨てにするあたり、そしてそのことが違和感なく聞こえてくるあたりに、草刈さんの持ち味が遺憾なく発揮されている。
彼はなつも当然のことながら呼び捨てだし、妹千遥も呼び捨てだった。
しかし、見てみるとそれは全て”なつ“の兄弟だから。
朝からNHKの夏空見て毎回感動してるんだけど、おかしいのかなぁ(^^)
— あらたく⭐️独立クリエイター (@arata_takuya) July 7, 2019
草刈正雄さんの演技ひとつの重みが凄すぎるんですよね。
言葉は短いのに人の感情が揺れ動く。
そんな人間になりたいと思う。
なんとも切ない話ではあるが、このエピソードがこれで終わりと言うのもちょっと愛想がないだろう。
必ずや、この続きが用意されているに違いない。
新しいエピソードの予感


なつに新しい仕事の提案がなされているが、ここからまた新たな物語が始まる気がする。
なつとワコさん。そして坂場君。
この3人で新しい動画を作成する話し。
ここからはネタバレになるが、なつは北海道へ里帰りしたときのヒントをもとに新しい提案をするんだそうな。
そうするとメンバーのワコさん、坂場君 2人が大いに興味を示すらしい。
しかしここで、ちょっとした違和感が。
それは坂場君が思いのほか傲慢で1人で何でもやってしまうこと。
ワコさんが拒否感を抱くのに対し、なつは逆に頼もしく感じてしまうというストーリー。
この3人が果たしてどういったアニメを作っていくのか、興味津々である。
今週からは、染谷将太くんが登場してくるはず。
彼は神地航也の役柄で演じるが、種明かしをすると宮崎駿のモデルとされる。
そしてなんと、実生活では三村茜と結婚する。
これだけモデルがはっきりしていれば、おそらくフィクションとは言えストーリー的にはそのままのものを踏襲するはず。
実際に調べてみると、やはり宮崎駿はずば抜けた絵の能力ですぐに頭角を現したと言われている。
この物語の中でどのように扱われるか、見もの。
ちなみに宮崎駿と高畑勲は戦友のような間柄で大親友でもあった。
宮崎駿が高畑勲を評して、「僕はめったなことでは他人に対して怒りを感じるなんて事はないんだが、高畑勲だけは何かにつけて僕を激怒させたことがあるんだよね。」
宮崎駿は、それだけ高畑勲を評価して認めていたようだ。
このエピソードは確かNHKの特番で見た記憶がある。
高畑勲が最後の作品にしたかぐや姫物語ではなかっただろうか。
なつぞらのなかでどのように描かれていくのだろうか。
夕見子ちゃん ユニーク


夕見子ちゃんの発言は、いかにも秀才らしく新しい女性像を表現しているように。
彼女のような人たちがこの後のウーマンリブの考え方のもとになっただろう。
昭和30年代の初めの頃なので、まだまだ女性は家庭に入って家を守る考え方が主流。
そのことに真っ向から疑問をぶつけてくる夕見子ちゃん。
所々に混ざる北海道弁が、とても滑稽に思えて思わず吹き出してしまうシーンがいくつか。
かなり重たい題材でも、北海道弁で語るとちょっと間抜けに聞こえてしまうところがご愛嬌。
この当時の北大生には、私の記憶ではプロスキーヤーの三浦雄一郎がいたと記憶する。
時代はそんな頃。三浦雄一郎は現在85歳を超えて、今でも壮健。
私の自宅から歩いて5〜6分の距離にクラーク高校があるが、そこの名誉校長を務める。
夕見子ちゃんを車で送ってきた友達にもちょっと興味が湧いた。
「誰に送ってもらったの?」との問いかけに「多分、男性なのかな」と言う言い方は
ひょっとして友達がトランスジェンダーとか?そんな想像もチラリと。
あの頃のトランスジェンダーと言えば、カルーセル麻紀さんぐらいしかいないと思うが。カルーセルさんは確か北海道出身だったと思うので、まさか物語に登場してくるのかな?
まとめ
今日のストーリーの中で夕見子ちゃんにイチオシされた物語がこちら。
実際になつはこの話を提案するはずである。
そこから展開していく明日以降の放送。
どんなことになるのか、興味津々だが、いつも思うのは、とにかくエピソードが盛りだくさん。
見る側の想像力をこれだけかきたてる物語もなかなか少ないだろう。
やはり、物語の設定の中で実在の人物をモデルにしているところが、しかもその人の実際の経験をそのまま取り入れているようなところが、たくさんの想像力をかき立てているようだ。
この先のストーリーの中でいくつかのエピソードが少しずつ完結していくことをさらに期待するのである。