いつものルーティーンで見た「なつぞら」。
今日放送分は北海道出身者に特化した内容。
なつと夕見子、雪次郎。
この3人の北海道弁丸出しのやりとりはかなり面白い。
北海道人ならばほっと安心できる内容。
目次
それぞれの恋模様は?
雪次郎の提案で映画館へ。
雪次郎は映画の字幕スーパーを追いながらセリフの練習をする。
実はこれ いわゆる近所迷惑。
久しぶりの3人集まった中での会話も。
それぞれが恋人のあるなしについて討論。
はっきりと彼氏がいることを告白しているのは夕見子ちゃんのみ。
でも、なつや雪次郎の思う相手が誰なのかはそれぞれのやり取りでバレバレに。
この辺の描き方は脚本家のうまさを感じる。
若者らしい鋭い感性で話しかけられた相手の一挙手一投足から瞬時に状況を感じ取ってしまう。
そしてやりとりが北海道弁でするところがなんともユニーク。
思わず見ていて笑い転げてしまう。
雪次郎はどうやら自分が所属する劇団の蘭子さんに恋をしているらしい。
本人は単なる憧れと否定はするが、調べてみると噂が立つぐらい親密な間柄とか。
さて、なつも一久さんとのことを 2人に簡単に気づかれてしまう。
もっとも、強く否定したので関係を匂わせるものがなかったようだが。
そのせいで、逆に雪次郎に天陽君をあきらめるようにたしなめられる始末。
1連のやり取りで、胸の奥にしまった秘密が全てばれてしまうようなことに。
北海道弁でやりとりされると、滑稽で面白いのだが、北海道人としてはセリフの言い回しですぐに状況が判断できてしまうところは、見る側の特権かもしれない。
この3人の役者はかなりうまいかも。
今をときめく実力者で、自然にこういったやりとりを演じられるあたり、頼もしくも感じる。
川村家でちょっと
初対面の川村家のマダムに対してジャズ喫茶をやりたい旨を頼み込む夕見子ちゃん。
物怖じしない彼女の性格がよく表れていたのだが。
彼女の結婚観もここで語られていた。
高山君とは同士とか仲間とかいう繋がり。
結婚するなどの約束事にはとらわれない関係なのだと力説。
当時の世相として、お互い好きであれば社会的な約束事は後からついて回っても良いのではないかと、気持ちを優先させるそういった風潮があったと思う。
この頃から、見合結婚よりは恋愛結婚の方がより望ましいような風潮も出てきたはず。
しかし男女の仲は、何十年も生きてきたものの目から見ればまさにご縁である。
出会いのきっかけは多少の差はあれども、夫婦関係、それに類した間柄は、どのような時間を過ごすかで決まってくるのだ。
他人同士が一緒になる話なので、当然、差があってしかるべき。
意見が合わないこと、ぶつかり合うこと、その逆の場合であっても全ては想定の範囲内と言える。
私など個人的な意見だが、むしろ見合いの方が、うまくいく可能性は高いのかもと思う。
理由は極めて簡単。
2人の関係が客観的に見ることができているのは見合いの場合のみ。
恋愛は基本、主観のぶつかり合いだ。目測を誤ることは多々あることなので。
さて、夕見子ちゃん 彼女は一体どうなるのか。
予告編の映像を思い出すと、どうやら一波乱起こる。
辛抱できずに北海道の実家に報告
夜中の遅い時間にもかかわらず実家に電話せざるを得なかったなつ。
夕見子ちゃんとの約束を破ることに。
柴田家で電話に出てくれたのは母親の富士子さん。
この設定は、お約束とも言えるだろう。
夜遅い時間の設定だったが、電話の内容うんぬんは泰樹さん、お父さんにもどうやらばれる予感。
明日以降の話でここから先のいきさつは急展開するに違いない。
高山君と夕見子ちゃんの喧嘩のシーンがあって、そこに泰樹さんが登場するとの流れらしい。
予告編でチラ見できた通り。
まとめ


この2人の若者の行く末が今週末までにケリがつくのではないか。
泰樹さんの左のパンチが思い出される。
参考までに、高山君は泰樹さんに憧れてわざわざヒゲを生やしたんだろう。
目の前に本人が現れたときにどんな反応をするのだろうか。
ドラマの中では、かなり面白おかしく描かれるに違いない。
夕見子ちゃんは大きく傷つくはずだが、どのように誰がリカバリーしてくれるのだろうか。
福地桃子ちゃんはこのなつぞらの中でも人気のキャラクター。
彼女が北大入学で柴田家を出て行ったときに夕見子ちゃんロスがファンの間で起こったくらい。
そして今日は、ほぼ描かれることがなかったが一久さんとの話はどうなっちゃうんだろう。
明日のネタバレも多少は情報を得ているが、明日のドラマを普通に見たほうが絶対に楽しいので。
新作のアニメーションがどう進んでいくのか、興味津々。