ネットでニュースを検索していたら来年から登場する007は女性になるらしい。
しかもその方 イギリスの黒人女優。
現在がダニエルクレイグで彼が引退して新しく任命されたとのこと。
早速 調査
目次
歴代007
現在までに007を演じたのは6人の俳優。
作品は全部で25本あるのだが、演じられたのはわずかに6人である。
007の存在を知ったのは確か小学校の高学年だったと思う。中学生になってから映画が封切られて人気だと聞いた。
つまり昭和40年代の初め。1965年頃からだと記憶する。
(調べてみたら第一作は1962年とあった。ずいぶん古い)
このときの007はなんといってもショーン・コネリー
ドクターノオが最初の作品になるが、記憶が曖昧でいつごろ映画館で見たのかはっきりしない。多分大学1年の夏に友達と見に行ったのが最初だと記憶するが。
映画を見た感想は、ハリウッド映画やフランス映画とは異なる娯楽作品であるにもかかわらず、不思議な重厚感を感じた記憶が。
これはアクション映画なのだが、セリフや周りの様々な小物などで演出する設定がとても斬新に感じた。
MI6なる諜報機関もその時初めて知ることに。今ではすっかりお馴染みなのだが。
世界中には様々な情報機関が存在している。
アメリカのCIA 、旧ソ連のKGB 、イスラエルのモサドなど、名前だけは有名。
007はシリーズ化されてここまで有名になったのだが、原作はイアンフレミングの小説。最初の作品が1953年発刊なのですでに66年が経つ。
当初あまり人気はなかったようだ。
60年代に入ってからアメリカのケネディ大統領が、自身の愛読書の中に“ロシアから愛をこめて”を入れたらしい。
人気はそこから出たと言える。
最初の映画化の時期と重なる。
ショーン・コネリーが主演した007すべての作品についての記憶をたどってみると日本でも撮影されたものがあったと記憶。
作品的にはいまいちだった記憶が。無理をして撮影をした感があって編集が全く行き届いてなかった気がした。
しかし彼の007のイメージはとても強く、全部で7作品に出演。
1983年が最後の007となる(ネバーセイネバーアゲイン)
007の歴代俳優の人気投票なるものがある。
どうやらしょっちゅう行われていてその都度順位も入れ替わるのだそう。
最近行われたものだと、ダントツの1位は現役のダニエルクレイグ。
彼の007は強靭なイメージでタフな諜報員。
実は前評判ではずいぶんけなされていたのだが、映画が封切られると状況は一変。
大絶賛の嵐となったのである。
冷徹なイメージで新しい007像を作ったかもしれない。
歴代の007の中で特に長きにわたって出演していた俳優は私が挙げるならばこの2人。


この2人が活躍した007を1番よく見ていた気がする。
2人とも共通しているのはイギリスの紳士。とても上品でそれでいて凄腕のスパイ。
2人のイメージで特に思い出されるのは、アクションでないシーンの時のちょっとお茶目なにやけたところ。
ショーン・コネリーはどちらかと言えばニヤつくイメージは少なかったのだが。
なお、他にも演じた007はこの2人になる。


こちらの2人が007をやった事は知っているし、映画も見ている。
記憶が薄いのは、たくさん出ていなかったこととその前後の役者のイメージが強くて埋もれてしまったことなどが挙げられるだろう。
このシリーズは、撮影を重ねるごとに予算枠も大きくなって内容の濃いものに仕上がっていった記憶が。
封切りされれば必ずヒットするイメージもついていったと思う。
脚本にも撮影にも独特のこだわりがあって様々な特徴ある設定がなされていたと思う。
ボンドカーなる愛用の車もそうだが、腕時計やペンシルなど小物を始め興味あるアイテムがたくさん採用されていた。
と同時に、登場人物にも決まりがあって、Mとか、マネーペニーとかまた技術部門担当の者とか作品ごとに違うメンバーが演じたり、そこは面白おかしく。
今年封切られる007でダニエルクレイグが退任すると聞いた。
つまり2020年からの007はここで紹介する通りに女性、しかも黒人に変わる。
ラシャーナリンチ


実はこの女優さんを調べてみるとイギリス人の俳優。
やはり007はイギリス出身じゃないと決まらないと言うことか。
実はまだそれほど長く活動しているわけではないのでたくさんの記録があるわけではない。
しかしながら、キャプテンマーベルで、主人公の相棒のパイロット役で出演していたのだ。
全く違和感なく感じて映画を見ていたが、誰なんだろうとは思ってはみたが。
Marvel Studios' Captain Marvel - Official Trailer
キャプテンマーベルの予告編だが、1分過ぎにほんのわずか戦闘機パイロットとして相棒の黒人女性がラシャーナリンチである。
Benvolio Takes a Bath - Still Star-Crossed
こちらはロミオとジュリエットの続編として作られた物語。
ここで、キャピレット家の親戚として描かれている。
さすがイギリス。シェイクスピアをこんな風に解釈する試みもあるんだね。
彼女が映像に出ているのはこのぐらいかな?
見ていても演技にはまるで違和感はないし、これから活躍が期待されると思う。
イギリス出身でキャリアを積むあたりが、ハリウッドの一般的な俳優とは少し違う気がする。
でもキャプテンマーベルで抜擢されているので、もう知名度は抜群。
既に私レベルの者でさえ、この名前を知ることに。
まとめ


この映像を見る限り、すでにキャリアとしての道を歩み始めているのだろう。
イギリス王室のメンバーとこのような写真がとられているところなど、少なくともマイナーな存在ではない。
少ない写真の中からピックアップしてみると、戦闘機にパイロットとして収まっている姿。
これはキャプテンマーベルの中の画像。
シングルマザーの役で戦闘機乗りの設定だった。
彼女が主演の007が果たして何作品作られるのかまだ全くわからないが、このシリーズでは最近はハズレは絶対にない。
期待して来年の封切りを待つようだ。
それにしても時代はどんどん変わっていく。
ダニエルクレイグが007になったのもつい最近だと思っていたが、もうそんなに経つとはね。
ダニエルクレイグを初めて見たのは、アンジェリーナ・ジョリーのトゥームレイダーだったと思う。
あと、何作品の映画で楽しませてもらえるのか、これからも興味が尽きないところ。