たまたまネットを見ていたら映画の予告編が。
「イエスタデイ 」これ映画の題名。
イギリス発のコメディー。
事故にあって、目覚めてみたところが、たまたま弾き語りをしてみた“イエスタデイ”
みんな聞いたことがない曲だって?
目次
イギリス発 コメディー
予告編の中で歌っている彼。結構うまいね。
この曲知らない人なんて、多分、世界中探したっていないと思うけど、映画の設定ではね、自分以外ビートルズを誰も知らない!
となれば、自分で作ったってことになるはず。
全く知名度のない素人がこんな素敵な曲(イエスタデイ)を作ったなら、それは衝撃ってもの。
どうやら映画はそのような設定で始まっていくらしい。
ちなみに監督はこちら、そして脚本と。
イギリス出身の2枚看板だね。
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イギリス出身の監督と脚本家。
ちなみに赤い服で一緒に写っているのはimaruちゃん 。
ラブコメの取材でたまたま撮影したみたい。
イギリスって不思議な国で、伝統的な舞台劇やオペラもあるが、思いのほか映画も盛んで、イギリス出身の著名な俳優もたくさん。
古い時代だと、ローレンス・オリヴィエ、ピーターオトゥールなど。
かつての名作と呼ばれる映画にも多数出演していたので知っている人も多いだろう。
映画と言えば、すぐにハリウッドを思い浮かべてしまうが、イギリスもフランスも、また北欧のスウェーデンなど映画監督も俳優もたくさん輩出。
監督のイングマールベルイマンや女優のイングリットバーグマンなど。
北欧出身。
今回は題材から全てイギリスの設定。
取り上げたのがビートルズなので知名度は抜群。
ビートルズは私より一回り上の世代なので、元メンバーでご存命なのは、ポールマッカートニーとリンゴスターのみ。
知っての通りジョン レノンは若くして暴漢に襲われてなくなったし、ジョージハリスは何年か前に癌で亡くなった。
そのビートルズのあまりに有名な知名度を、実は誰も知らない設定にして物語を作るとどうなるか。
それがこの映画のコンセプト。
面白い発想。
自分しかビートルズを知らないなんて通常ありえないんだけど、もしそうだとしたら様々な曲を世の中に紹介していったらどうなっちゃう?
これはちょっと考えてみると、ビートルズの音楽が不変であることを条件に作っている。
もしビートルズがつまらないものだったならば、物語そのものが成立しなくなるのだ。
確かに年月を経ても、ビートルズの音楽の普遍的な魅力は変化しないことが私の中でも実証済み。
今更だけどビートルズ
この写真の中にはリンゴスターが写っていない。
ごく初期の写真と言える。
この少年のレベルで既に音楽的な実力は本格的なもの。
オリジナル曲ももちろんやっていたが、当時のロックンロールな曲も自分たち流にアレンジして演奏していたようだ。
ビートルズは、自分たちも映画出演していたが他にも何作品か伝記の設定で作られていた。
映画館では見ていないが、確かwowowで見た記憶がある。
ビートルズの真骨頂は、何といっても彼らの音楽。
古いものから新しいものに至るまで、どれもが皆間違いなく傑作と言えるだろう。
個人的に思うのは、彼らの曲のどの曲もコードの進行が、他の演奏家の楽曲とは 全く違っていたこと。
一言で表現すれば、ビートルズの曲は皆難しいのだ。
当たり前のギターコードがめったに出てこない。
複雑な和声を駆使して、素人の付け焼き刃が通用しないようになっていた。
そして、彼らの曲はほぼ全て彼らのオリジナル。
主に作曲していたのはポール。
それと ジョン。
ビートルズは作曲と作詞を分業と言われていたが、実際のところは一曲ずつ、ポールとジョンでこしらえていたらしい。
どちらが優れているかの議論はナンセンスなのでしておかないが、どちらが好みかの議論はあってもいいかも。
私の好みで言えばポールマッカートニー。
彼の楽曲、イエスタデイ、レットイットビー、ロングアンドワインディングロード。
どれも名曲だと思っている。
The Beatles - Let It Be - Let It Be (STEREO REMASTERED)
この曲はビートルズの最後の作品になるのだが、あの黒柳徹子さんが
“何が素晴らしいって詩が素晴らしいの”
と言った言葉が印象的。
これは言ってみれば恋の歌ではないので、どちらかと言えば頑張ろうとする人間へのメッセージソングと言える。
あえてこの曲を1番にあげなくても、他にも素晴らしい曲はいっぱいあるので、チャンスを見て、日がな一日ビートルズの日があってもいいなと思うくらい。
今回、コメディーとして作られたこの映画は、様々な人たちのこのような思い入れを巧みに反映して作ったんだろう。
もし自分たちの心の中にビートルズが存在しなかったなら。
そして、今初めて聞かされたならばどんな反応をするのか。
コメディーでなくてもユニークな試み。
映画の封切りはどうやら10月のようだ。
シンデレラで主役を務めた彼女も出るみたい。
どんな役どころなのかは全くわからないが、彼女は間違いなく美人なので。
このビジュアルに味付けされるのだろうと勝手に推測。
コメディーなんて久しく見てない
リチャードカーティスはラブコメの第一人者とされている。
代表作と言っていいのか、ブリジットジョーンズの日記をシリーズで作っている 。
コメディーを映画館で見る事は正直 ないので、すべて有料放送の番組で見たと思う。
かなり面白く作ってあったぐらいの記憶。
しかしこの映画で主役を務めていたレネー・ゼルウィガーはアメリカ出身の女優。
かなりの売れっ子。
私が注目するのは、相方を務めるコリンファースとヒューグラント。
この2人はかなりの実力者。
ヒューグラントは昔からラブコメで大人気を博した俳優だが、コリンファースは“英国王のスピーチ”でアカデミー賞を受賞している。
この2人の俳優はともにイギリス人。
最近気に入った映画の中で、出演者たちを見てみるとイギリス出身の人が多かったり、映画そのものがイギリスで作られたり、ハリウッド映画にはない不思議な落ち着きを感じたりする。
フランス映画も然りである。
さて、10月の封切りの時に映画館で見るべきかどうか、スケジュールを調整しなければ。
ちなみに調べてみると、なぜかエジプトでは6月中に封切られたようだ。
主役のヒメーシュパテルはまだ28歳の若者なのだがイギリス人とのこと。
ただし、見てわかるとおりに白人ではなくて、ご先祖はインドとのこと。
ただ彼が歌っている最初に出ているイエスタディ。
なかなかの腕前。
自分でギターを弾きながら歌ってみるとわかるのだが、耳で聞くほどには簡単ではないのだ。
ビートルズの曲はどの曲も簡単そうに聞こえて、実は自分でやってみようとすると意外に思い通りにならないことが多い。
はるか昔、10代の頃はギターの弾き語りもした経験があるが、ビートルズだけはレパートリーに加わらなかったことを白状しておく。