昨日とうとうプロポーズした一久さん。
今日はその続きからの放送。
一久さんとなつのそれぞれの持ち味がうまい具合に表現されていた。
一久さんのこだわりは人生の全てに及んでいるんだね。
今週からとうとう長編映画の制作に演出家として加わることになったようだ。
とりあえずプロポーズはなんと条件付き!
今度の長編アニメが成功したあかつきに初めて成立?
それって関係あるの?
目次
一久さんと制作スタッフの苦悩
長編映画の制作に戻ってきた一久さん。
脚本を書くのだが、先に登場人物のキャラクターをアニメーターに決めてほしいとの、いつもの流れ。
仮題では 神をつかんだ少年クリフ 。
いつものことながらモデルとなった話があらかじめ存在している。


この物語はモデルの話で実在。
実はこの画像の左側の女の子。彼女は悪魔の娘との設定で、 名前をキアラ。
このキャラクターをなつが描くことに決まったのだが。
実は、ここで大もめにもめている。
とにかくこだわりの強い一久さん。なつの提案になかなかオーケーを出さない。
そればかりか、激しく罵る始末。
さすがにいたたまれなくなったなつは、“私にはもうできない”と言う始末。
他のメンバーからも一久さんへの不満がどんどん出てくる。
いつまでもストーリーが決まらないのでは作業ができない。
いくら長編アニメとは言え、締め切りはあるわけで、作業が遅れるのは困るとの事。
一久さんはアニメーターが描いてくれたキャラクターをもとに脚本を作りたいのだと、納得のいくキャラクターが出てくるのをひたすら待っている。
それぞれの言い分は、自分中心のものの言い方なので、このメンバーで仕事をする限り、どうやら先へは進めそうもない。
ここへきて一久さんを演じている中川大志君。
イケメンなのは言うまでもないんだけど、かつてなく必死感が出ていてベリーグッド。
これぐらいの思い入れがなければ、良いものは作れないだろうし、絶対に妥協しないマインドもクリエイティブな仕事をする人には必要不可欠な条件なのかも。
さて、隣に立っている神地君も一久さんの見方をする。
宮崎駿のモデルなんだが、なつぞらの中では少し生意気な役柄を演じている。
いかにも、ストライキとか労働争議とか目上に歯向かう気持ちがにじみ出ていて、その意味ではキャラクターがしっかり際立っている。
全体の様子を遠くから眺めている仲さん。
彼自身も凄腕のアニメーター。
何とか助け舟を出してあげて、制作に応援したいのだが、一久さん、神地君はにべもなく断る。
挙句の果てに、もし、この作品が失敗したならば“僕が責任を取る”との一久さん。
だから、“好きにやらせろ”と。
目上の者に対しての受け答えとしては明らかに傲慢不遜。
残念ながら、それだけ対立は深かったようだ。
仲さんの胸の内
井戸原さんと 下山さんが酒を飲みながら話すシーンがあった。
井戸原さんは一久さんを評価しておらず、むしろ仲さんが一久さんを評価。
そのために、一旦は一久さんをテレビで成功させておいて、長編映画に戻したとのこと。
さらに、制作を後押しするために自分の教え子であるなつを送り込んだとのこと。
しかし、仲さんの苦悩はもっと別なところに。
彼曰く、“一久さんのやろうとしていることが正しいことなのか間違っているのか自分にはわからない。
今まで長くこの仕事をやってきているにもかかわらず、判断できないでいる自分が悔しい。
ここを理解できないのはアニメーターとしての自分の限界なのかな”と。
こう語った仲さん。
実は、一久さんをきちんと評価してあげたいと思う気持ちはなつと同じ。
なつに感じた才能を一久さんにも見出したと言える。
仕事が遅れていて、足踏みしている状態だと、どうしても上司である仲さん自身も苦しみを感じてしまうことに。
仲さんから手渡された封筒の中身って?
毎日、答えの出ない苦しい作業を続けるなつ。
1人残って、必死にキャラクターを考えてはいるんだが、結局のところ答えは出ない。
そうして、結果の出ないまま残念な気持ちを抱えて帰ろうとした時に仲さんに呼び止められるのだ。
そして渡される、1つの封筒。
続きは明日の放送で答えは出るのだが。
失礼とは知りつつ、ここでネタバレをします。
この封筒の中身はウッチャンのナレーションでは仲さんの魂とのこと。
その内容はなつが苦しみ抜いて悩んでいるキアラのキャラクターデザイン画
実はこっそりと仲さんはデザインを考えてくれていたのだ。
そしてその思いをなつに託すことに。
実は、さらにネタバレで、このデザインでキアラのキャラクターが決定する。
絶賛する一久さん。
自分が求めていたキアラのイメージはこれなんだと。
しかしそこで、このデザインが仲さん制作と知ることに。
申し訳ありません、ここから先もネタバレでストーリーは既に承知していますが、これ以上の事は、明日の放送を見てから、確認して書きたいと思います。