くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

なつぞら それぞれの思いはつながっていた。

 

今日見た内容は、実は、ネタバレで知ってはいたんですが、上手に面白く描かれていたなと。

ちょっと話がウマすぎるなとは思ったけれど、いろんな立場で仕事をしている人たちがなかなか理解できずに疑心暗鬼になっていた。

そのことを一気に挽回する起死回生のホームラン。

さすが仲さん。

誰からも尊敬されるアニメーターだったと。

お名前.com

目次

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キアラ仲さん作 オリジナルはヒルダ

一久さんの誤解 

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仲さんの協力を依頼 無礼を詫びる

ドラマの最初のシーンで仲さんの描いた絵を見て、探していたキアラに出会えたと大感動する一久さん。

そして、周りから後推しを受けるのだ。

実は、一久さんの心の中にあるキアラを1番最初に探し当て表現できたのは仲さん。

この人がアニメーターとしての限界を感じていると言いつつも、一久さんの心の中の魂を誰よりも真っ先に理解していたのだと。

そして、仲さんに頭を下げて協力を依頼する一久さん。

その一久さんに呼応する周りの仲間たち。

あの生意気だったカミッチでさえ、頭を下げてお願いしたのだ。

伝説のアニメーターの設定。

当然のことながらモデルが存在。

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仲さんのモデル 森康二氏

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日本を代表するアニメーターで、仲さんのモデルとされた 。

代表的な作品を調べてみるとこんな感じ

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私の世代だとどれもが思い当たる

 これらの作品は封切り当時だけではなく、東映祭と称して何度か上映されたことがある。

丁寧な作りの作品ばかりで、見る人が見ればどれもその値打ちを再発見したとの事。

今回頑張っている作品もネタバレをすると興行的には失敗するのだ。

しかし、封切り当時には理解されなくても、その後の上映でファンを獲得しているあたりは作品自体の値打ちがないからではなく、それはあくまでも作品を感じ取る側の問題。

漫画映画とは言っても、レベルの高い優れた仕事をしていたことがうかがえる。

急ピッチで進む作業

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キアラを描くことになった仲さん

 ここで最新の情報ですがなつぞらの中で仲さん作のキアラ。

この絵を書いたのは、なんと

小田部羊一さんご本人とのこと。

最初は、別のアニメーターをお願いしてあったんだけれど、これだけの内容のキャラクターは小田部さん以外には描けませんよとのことで。

制作スタッフにお断りを入れてきたのだそう。

その上で小田部さんにお願いをしたところ、昔のような絵は描けないと言われ、それでも無理にお願いをして、このあらたに作った物語の原作も全てお渡ししてその上で了解をしてもらって描いてもらったのだそう。

こうしてできた絵を仲さん作としてドラマの中で紹介。

当時のアニメーターたちのリアリティーが伝わってくる。

最初に決めたキャラクターで物語が進んでいくわけだ。

そしてそのキャラクターを表現するアニメーターたちは、おのずとお互いの心の内を理解するように努めていなければ、絵がうまいとか、アニメが好きレベルでは到底務まらなかったわけだ。

さて、急ピッチで作品の制作はしてみたものの、やはり納期は大幅に遅れて、1966年の夏にずれ込む。

公開してみて、当然のことながら興行成績が気になってしまうわけです。

そして注目の興行成績は

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茜ちゃんの作業机と キアラの絵

実はこのときの興行成績は全く振るわなかったとの設定。

モデルとなった“ホルスの大冒険”も同じように最初の上映ではうまくいかなかったんですね 。

子供たちにたいした人気は出なくて、多少のネタバレをしちゃいますが、この成績不振は当然のことながら責任問題に発展します。

会社の経営側としては、賃金カットやボーナスカットも振りかざして大変な剣幕で怒ってしまうことに。

ここで実際のホルスの大冒険のことを調べてみると、確かに最初の成績は振るわなかった。

でも、その後に企画された東映祭の映画祭では他の作品と何ら変わらない成績を上げていたのだそう。

今回の神をつかんだ少年クリフも作品の視聴設定が、小さな子供たちではなくどちらかと言えば中学高校などの少年少女を対象にしていたとのこと。

またそういったことをあらかじめ観客にはアピールしていなかった記述もありました。

普通映画の封切りでは、最初にある宣伝でお客さんが映画館に足を運んで、その上で一旦作品を見て面白ければ面白いとそのような口コミが広がる。

映画が成功するかしないかはそういった口コミ。

最初に映画館に足を運んだお客さんにどれだけ面白いと思ってもらえるか。

そこで?が灯ると興行成績にも大きく影響が。

今回は、責任問題にまで発展するような不振だったのでしょう。

いずれ明日以降の放送で内容が明らかに。

その上で、それぞれの担当した製作者たちの処遇も決まってくる。

まとめ

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なつぞら 公式Twitterより

風車で亜矢美さんに報告するシーンが描かれていた。

ここでは、幸せいっぱい、期待感満載で描かれていたんですが、実はネタバレでこの次の内容を把握しています。

今回のアニメ映画の失敗で責任を取ることになるんです。

それはほかならぬ一久さん。

この作業を始める時も最初は仲さんに 自分の好きなようにやらせろと申し入れをしたはず。さらにしくじったら責任を取るとも言っていた。

その時の様子が、明日 結果となって現れるはず。

実は、それだけでは済まない。

もしこの映画が失敗したらプロポーズが成立しなくなることをみんな知っているんだけど。

明日はそのことに対しての答えも出ると思います。

毎日見ているんですが、ネタバレの情報を得ているので流れの筋はほぼ把握。

私が注目しているのは、物語としてどれだけ興味深く描かれるか。

俳優たちがどれだけ納得できる演技をしているか。

そればかりは実際に放送を見なければわからないので、かくして、毎朝のルーティーンは続く。