くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

なつぞら 子育てってタイヘン 魔法を使いたい💦

 

今日の朝ドラは 録画したやつで今チェック。

このころの世の中は、働く女性とか妊娠出産とかこんな感じだったなぁ。

今も本質的には変わってはいない。

女性が果たす役割に男子がどれだけ参加できるか。

今日のストーリーはそのようなことを我が事として努力奮闘する家族の物語。

目次

【Smafi WiMAX】

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赤ちゃんを抱くまゆゆ 絵になるねぇ

茜ちゃん 退社せざるをえなくなる

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茜ちゃん 会社を辞めようと報告

【BROOK'S かんたん ぬか美人】

昭和40年代の初め頃、子育てしながら働く女性は全くの少数派。

私が知る限りでは1部の公務員と、後は水商売で働く方々ぐらいか?

ドラマの中では茜ちゃん 産休に入る前の挨拶で社長から一言あったとのこと。

産休明けからは契約社員として、作画1枚につきいくらの歩合で働いてくれとのこと。

契約社員は、今でもそうだが身分は極めて不安定。

やり方によっては正社員よりも稼げる可能性はあるが、そういった人はごくごく1部。

ほとんどの場合、正社員から契約社員になった場合は会社側がしぶしぶ雇っているような状況。

できればやめてほしい気持ちがプンプン臭う。

ほとんどの人は正社員の時よりも圧倒的に収入が減るので、当たり前のことだが勤労意欲はその段階で失せていく。

茜ちゃんも、そんな働き方をさせられるぐらいならやめるとの決意。

実は東洋動画で起こったこういった問題は、モデルとなった東映動画の場合、労働争議に発展して多くのアニメーターたちが会社を辞めたのだ。

今回の物語の内容も、そういったオリジナルの話しを踏襲している。

やはり、女性は妊娠して出産するとなるとおよそ1年間は現場から離れることに。

出産直前の3ヶ月程度前から出産後ほぼ1年間。

ほとんどの会社の場合、この休業期間を辛抱できない。

この期間を仕事する人はごくごく少数派と言える。

茜ちゃんは出産を機に退社をして子育てに専念することになるのだ。

この後の東洋動画がどうなっていくのか見もの。 

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なつ ついにおめでた

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貧血で病院へ おめでた発覚

なつぞらのストーリーが展開する上で必ず出てくるであろう“なつのおめでた”。

こんな形で出てくるとはね。

彼女は“魔法少女アニー”のほとんど統括的な責任者。

彼女がアニメのキャラクターを考えて、そして作画も行う。

東洋動画のテレビアニメでは彼女が現場から外れることなど考えられるはずもなく。

しかし、妊娠をすると女性の体調は激変する。

無理がきかなくなっているにも関わらず無理をして仕事をするがゆえに貧血で倒れてしまうのだ。

病院へ行って検査をしたところが、“おめでた”とのこと。

実はここで女の子が生まれるのだ。

名前を優ちゃん。

名付け親は泰樹さん。

この妊娠の報告をするときの一久さんとのやりとりが今日のメインの話し。

“本当に子供ができたことを喜んでもらえるのかどうか”を心配するなつ。

そして仕事と子育てでは、“やっぱり子育てが大事だよね”と思ってはみるが。

ここであの一久さんが 驚くほどの名回答をするのだ。

「どちらが大事かの議論ではないよ。」

「子供を産んで育てることを前提に仕事をすることを考える。」

つまりどちらか一方をチョイスするのではなく、両方とも必要不可欠と受け止める。

「そのために自分は全力でなつを応援するよ。」

なににもまして嬉しかったに違いないなつ。

話してみるまでは、ひょっとしたら子供ができたことを喜んでもらえないのかもと一抹の不安があったのかも。

この昭和40年代の初めでは、人工妊娠中絶は、当時社会問題にもなるくらいとても多かったと聞く。

女性1人が、子供を1人2人中絶するぐらい 当たり前だった時代なのだ。

詳しく調べたことがないので正確な事は言えないが、日本では人工妊娠中絶はごく普通に行われる。

多分、今も昔も実情は変わらないはず。

そのための様々な避妊方法もあちこちで情報は溢れているが、そのことをきちんと受け止めて採用するしないは男女の間の問題。

望まない妊娠をする人は多いし、妊娠をしたときに素直に喜べない人も多数いるのが事実。

そして最近の風潮としては、子供が欲しくても妊娠できなくて妊活をする人もずいぶん多くなっている。

子供がいてこその家族。

今も昔もそこのところが最も基本となる考え方だろう。

ただし、子供がいなくても幸せなご夫婦やカップルはたくさんいると思うので、誰にも当てはまるわけではない。

なつと一久さん とうとう親になるんだね。

働き方改革⁈

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なつを支えるために必死で働く一久さん

ネタバレになるが、明日の話でなつの妊娠が 会社全体に知れることに。

実はそのことでアニメーターたちが全員揃って、会社の経営陣に 直談判をするのだ。

“なつを今まで通りに働かせてほしい”と。

どうやらそれは認められそうだ。

それというのも、なつが東洋動画の中では、極めて重要な部門を受け持っており、彼女が抜けたのでは東洋動画のアニメーション部門が成り立たなくなってしまう。

そのことを考慮した会社が、特例としてなつの身分を保障するようだ。

また、一久さん曰く、ここでなつががんばって仕事をすることで、これからも同じような境界で働こうとする女性の目標になれるはずと。

今では当たり前とされる働き方改革だが、ここら辺から始まってきた運動なのかも。

どのような世界でも最初に頑張った人は偉いと思う。

なつのモデルの奥山玲子さんも、同じようにしてきたようだ。

このブログで何度か書いたが、なつぞらのアニメーション関係の考証を受け持ってくれているのは小田部羊一さん。

亡くなられた奥山玲子さんのご主人。

なつぞらではご主人のモデルとされる人は登場しておらず、なつのご主人として一久さん。

さて、この後この2人にはさらにいろいろなエピソードが用意されているようだ。

一緒にまたアニメーションを作ることができるのかどうか、あらあらのストーリーは理解しているが、どのように描かれるのかとても楽しみ。