くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

宇宙家族ロビンソン リメイクまでされたSFテレビ番組

 

この番組もアメリカのテレビ番組だが、日本でも1年後くらいの放映で当時かなり人気があったと記憶。

私が小学校6年生から中学校1年生位までの間の放送だったような気がする。

知っている人はもちろん多いと思うが、宇宙移民を目指した家族の物語。

実は目的地を設定していたのだが、なぜか密航者が1人いて、そのためのトラブルがあって、目的地にはたどり着けずに知らない星に着陸をせざるを得なかった。

設定はこんな感じではあったのだが、当時はちょうど宇宙開発が始まったばかりの頃で、世の中の注目を浴びることとなったのだ。

特にこの番組の作者が、昨日アップしたタイムトンネルと同じ、アーウィンアレン。

この当時、売れっ子の作者だったのかもしれない。

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家族全員 1家族と家族をサポートする軍人が1人の構成

目次

「骨盤ウォーカーベルト」

宇宙移民という考え方

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撮影場所は明らかにアメリカ国内

 当時は宇宙旅行なんて誰彼行けるわけでもなく(今でも同じだが)、宇宙開発のほとんどは、国家間の勢力争いの延長上にあったと言える。

この時はアメリカとソ連。

宇宙へ行くことでお互いの国力を誇示しあっていた。

しかしながら娯楽作品を中心としたテレビや映画などは、圧倒的にアメリカの方が有利だったような気がする。

ソ連製のテレビ番組など全く見る事はなかったし、映画も封切られていたんだろうけど、一般の人が目にする事はほとんどなかったと言える。

宇宙における物語は、なんといっても宇宙人との交流に尽きるだろう。

どのような場合でも、テレビや映画など必ず宇宙人が登場してきた。

それらの一風変った物語は、すべてアメリカ国内でロケをして撮影されていた。

この時子供だった私たちは、何の違和感もなくテレビを楽しんでいたが、今にして思えばこのロケで撮影された場所は、西部劇などの撮影で使われたところと全く同じものと思われる。

今のようにCGなどまるでなかった時代、それらしいセットを組んで周りの景色を利用するしかなかったのだ。

見ている人に訴えるのは、ひたすらストーリーと登場人物のユニークさ。

これらが番組の人気のバロメーターだった。

宇宙家族ロビンソンでも人気者となったタレントたちが間違いなくいた。 

個性的な乗組員 人気者ももちろん

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2女ペニー アンジェラカートライトの演技

この女優さんはアンジェラカートライト。

1952年生まれで、私の1つ年上になる。

この彼女が日本でとにかく大人気だったと記憶する。

黒髪にお下げ髪。そしてクリンと見開かれた大きな瞳。

 12 3歳の少女と言うことで、誰もが彼女に注目し、特に男子たちは皆憧れたと記憶。

かく言う私も、自分と同世代の女の子がこんな有名なテレビで活躍するなんて、それは驚きであり憧れであり、私の中ではアイドルだったと記憶する。

本国アメリカでも人気のドラマで、何度か再放送もされたようだ。

物語が人気であったことを受けて他の番組とは違って83話も作られたのではないか。

ちなみに日本語版として放送されたのは59話である。

このテレビが放送された頃、私の子供の頃の記憶をたぐると、外国のテレビドラマがたくさん放送され始めていた頃。

このブログで連続して紹介している番組がそれに当たる。

それらの番組の中で宇宙家族ロビンソンは明らかに子供向けの番組だったと思う。

やはりあの当時からテレビのチャンネル権を握っていたのは子供で、子供向けの番組を大人たちは無理矢理見せられていたと記憶する。

また戦争ものもあの当時、“コンバット”が大人気番組だったと記憶する。

私があの頃のことで思い出すのは、こういったテレビの番組と、わずかながら回ってくる映画、それとグループサウンズが全盛だった。

そして外国のテレビでなく、日本のテレビでもウルトラマンを始めとする特撮シリーズがちょうど始まった頃になる。

高度成長期に合わせて、娯楽番組もその質量ともに充実し始めた時代と言える。

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宇宙旅行をサポートするロボット

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ロボットフライデイー 後の世代のSF映画に出てくるロボットの草分け

ロボットにフライデーと名前をつけて普通に宇宙旅行の補助をさせていた。

例のロボットらしい独特の吹き替え音でやっていたことが、今思い出しても懐かしい。

とても優秀なロボットで、持っている能力も素晴らしいのだがどうしてもプログラムで機能しているので、時々誰かに操られて乗組員に危害を加えることもあったと記憶。

しかしそれ以外では、宇宙旅行には必要不可欠な存在だったと認識する。

このようなSF作品にはロボットが必ずと言っていい位出てくるではないか。

スター・ウォーズの“R2D2”や“C3PO”は知らない人がいない。

またスタートレックでは、人間と全く同じ姿をしたロボットが必要不可欠な乗組員としてエンタープライズ号に乗り込んでいた。

このようにして人の形をした、また人の姿に似せたロボットは、この後必ずと言っていいほどSF作品に出てくることに。

宇宙戦艦ヤマトに出てくる“アナライザー”も“フライデイー”に酷似している。

作者が昔の番組からヒントを得ているんだろうなと勝手に想像しているんだが。

リメイク映画も作られた

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ロストインスペース 科学的根拠が一段と進化した形で

リメイク版としてロスト・イン・スペースが映画館で上映されていた。

テレビドラマとしてやっていた内容とは格段に進化しているので、見ていてもいかにも宇宙旅行をしている感がプンプン漂ってくる。

かつての宇宙家族ロビンソンは、宇宙を舞台にしたホームドラマの様相だったが、ここへきて、宇宙旅行そのものに進化したのだ。

ホームドラマの時代の、アットホームな雰囲気は残念ながら犠牲にせざるをえなかった。

どうしても映画では、鑑賞するのは大人たちなのだ。

もちろん子供も普通に見ることができるが、子供たちにおもねっていない作品作りで、シリアスな感じがしていた。

宇宙家族ロビンソンの場合、どうやら、DVD版も出ているようなので、見たいと思う人はもう一度見てみるのもありだと言える。

子供の頃の記憶なので、ストーリーも何もずいぶんアバウトで思い出せないのだが、

記憶の中ではお父さんお母さんと、それを補佐するパイロット。

そしてちょっと憎らしい役作りのスパイの大佐。

そして、アイドルの女の子とユニークなロボット。

記憶の中ではこんな感じ。

最近のテレビの放送の傾向では視聴率がとにかくものを言うので、人気のない作品作りは今はありえない。

そしてスポンサーの意向があるので、自分勝手な作品作りは決して許されない。

番組作りとはそうしたもの。

この当時、少年少女が胸をときめかするような番組が間違いなくあったのだが、今でも感動の名残が残っているので、もう一度味わってみたいと思う人も多いだろう。