くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

なつぞら 優ちゃん風邪をひくの巻

 

子育て中で、親が2人とも働いていて、子供が風邪をひくシチュエーションは ほぼ必ずと言っていいぐらい起こるよね。

今日の話しはまさにそれ。

朝からぐずっていて機嫌が悪かった優ちゃん。

茜さんはすぐに気づいてしまうあたりが、毎日子供の世話をしている母親。

今日の物語は、そこから生まれたなつ達の葛藤。

目次

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夜おそくに自宅に戻ってほっとするなつ

周りの応援と仕事で果たさなければならない責任 

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スタッフ全員の仕事に目を通すと時間なんかいくらあっても足りない

作画監督をするとなると、スタッフたちの仕事の出来具合によって、自分の仕事をする時間が決まってくる。

作画監督なので、他のメンバーが作った作業を全てチェックしなければならない。

この作業は、朝から晩までランダムに発生して目の前にやってくるようだ。

仕事と家庭の両方を気にするなつにとって、帰ろうとする間際に持ってくるチェックの作業はどうしても荷が重い。

チェックを始めれば帰宅時間がさらに遅くなるわけだし、持ち帰れば家での作業時間が発生してしまう。

つくづく思ったのだが、こういったクリエイティブな創作作業をする人たちって、一体どれぐらい仕事に時間を費やしているのだろう。

一般的なサラリーマンのように、1日7時間とか8時間のレベルで済むはずもなく。

そのことを考えると、お金では到底あがなえない部分が大きいと言える。

なつの場合、子育てでは、茜さんの協力があればこそ仕事になっているのだ。

今日の物語を見ていて、緊急事態に対応するときにはどうすべきかが今更のようにピックアップ。

子供を預かるときには、基本 子供は健康であることが条件なのだと改めて思い知らされる。

普通、病院へ連れて行ったり、治療に関わることまでは預かり先では請け負わない。

当たり前のようにも思えるが、子供ってしょっちゅう風邪をひくので。

たとえ子供を預けられたとしても、預け先からしょっちゅうかかってくる電話に親たちは悩まされることに。

今日の場合は、なつも一久さんも対応できずに、咲太郎が最後の面倒を見ていた。

周りに、知り合いがいるときにはうまく対応できるが、誰も知り合いがいない家庭だと一体どうすればいいんだろうか。

物語は昭和45年から47年までについての話しだったが、この時代から子育てはやっぱり大変なことだったんだと改めて思い知らされる。

それは今でも同じようだ。

「骨盤ウォーカーベルト」

咲太郎と一久さんとのやりとり

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みんなで頑張ることを確認

なつが焦って帰ってきたときには、すでに咲太郎が病院へ行って薬を飲ませるなどの対応も済ませていた。

咲太郎にとってもかわいい姪の優ちゃん。 

なつに子育てを何とか今以上にできないのかを詰めよる。

しかし、責任ある仕事を任されて身動きの取れないなつの事情も考えると、咲太郎自身も協力することを申し出る。

さらに一久さん。

夕方、優ちゃんが熱を出したことを確認して、明日以降の仕事は自宅でできるように手配をし、打ち合わせを済ませてきたとのこと。

夫として家庭を守るために精一杯の努力をすることを改めて確認。

もとより子育て中は、誰を優先させるかと言えば、それは子供にならざるを得ない。

ここで物事に優劣をつけることなど、何の意味もなさない。

現状がどうなっているのか、詳しい事はわからないが、子育て家族を社会全体で応援するようなシステムにならないと、子供がいる家庭の苦労が取り除かれる事はなさそうだ。

わずか数分間の中で語られる、ドラマの中のやりとり。

今日のドラマの、イチオシのシーンはこの辺だったかも。

なつの心の揺れ動きがよく表現されていたと思う。

娘はとても可愛いし、そばにいて世話をしてあげたいのだが仕事を持っている以上それはできそうにもない。

周りから詰め寄られるたびに、わかっていてもなかなかできない自分に苛立ちを覚える。

挙句の果てに助けてくれた人に八つ当たりさえしかねない様子。

やっぱりね、こーゆー状況だと心に余裕なんか生まれるはずないし。

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“なつぞら”に向けられた辛口意見

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撮影終了時の記念撮影

ついこの間、撮影が終了したばかりのなつぞら。

ブログでアップしている関係上、様々なネットの記事をチェックする毎日。

実はその中で様々な辛口意見があることも目についていた。

特に多いのは主人公なつの対応に対するダメ出し。

自分勝手すぎるとか、周りの人に感謝の気持ちが足りないとか。

また脚本家に対する意見も意外と多い。

それは、男性の脚本家なので子育ての本当の苦労がわかっていないとか、女性の描き方がいまひとつ掘り下げられていないとか。

確かにドラマで物語なので、視聴者はそれなりに感情移入して感じているのだなと思うばかり。

対応の仕方うんぬんももちろん議論の対象になるわけだし、これからどうすればいいのかも意見として出てくるのは当然のこと。

実は私が気になっているのは、この物語の進行のスピード。

前半、十勝の牧場でのエピソードとか、東京へ来たすぐの頃のエピソードとか、丁寧に時間をかけて描かれていたにもかかわらず、ここへきて重要な内容を語っているにもかかわらず、驚くほどのスピードで端折っていくのだ。

今日の話も、優ちゃんが風邪をひいてから既に3年が経って昭和47年の設定になっていた。

放送はわずか15分。

この中で年単位での時間が過ぎると、あたかもダイジェスト版を見ているような不思議な気分にさせられる。

このような感じ方をする人は多いと思う。

既に撮影も終了しているので、今更 スケジュール通りやるだけだろうと思うが。

数えてみると、あと30回分の放送もない。

この残された枠の中で物語を完結させなければいけないんだから、大丈夫かなと思う気持ちさえ湧き上がってくる。 

原画に落書き どうなっちゃう?

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どうやって挽回するのかな?

この写真ではにこやかな対応が見て取れるが、今日の放送の中ではまさに緊急事態。

キックジャガーの原画の中にまともに落書きが書かれていた。

どうやら頭ごなしに優ちゃんを叱りつけることにはならないと思うのだが。

実は今日から登場した子役の優ちゃん。

彼女の撮影中のオフショットがNHKの公式Twitterで紹介されていましたね。

 ついでに最新のやつをもう一つ。

 こういった、画像を見ると私的には無条件にほっこりしてます。

ドラマの撮影現場のなごやかさが伝わってくるので。

でも、こういった赤ちゃんとか子役とかもきちんと役者さんなので、側にお母さんとかがついているんだよね。

撮影した結果しか知らない私にとっては、想像することもできない世界。