くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

季節の変わり目秋から冬へ

 

今週のお題「秋の空気」

秋の空気は一言で説明すれば“哲学的”ではないだろうか。

大抵の人はこの時期になると、“ものうげ”になりはしないか。

世の中は、全速力で突っ走っている感がある。

季節の変わり目に立ち止まって、振り向く位の余裕は必要だと知りつつも、なかなかそんな気分にもなれず。

しかし、この季節は間違いなく楽しい嬉しい季節となるべき。

目次

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秋の夕日を愛でる

WEBでふるさと納税!さとふる

空気が変わること

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これはまだ夏の風景7月末 刈り取り間近の小麦

確かに夏の空気から秋の空気に切り替わる時期は、しっかりとあるはず。

長く北海道で暮らした私にとっては、8月のお盆過ぎごろに切り替わり時期がやってくる気がするのだが。

実はこの10年近くは、そのルールもあまり通用しなくなっている気がする。

巷でよく言われる温暖化。

はっきりしたことはわからないが、季節の境目が明らかに曖昧になってきているのは事実。

そして夏の間、カンカン日照が少なくて 、どちらかと言えば雨の日が多い気が。

北海道の夏は基本的にはとても短い。

本当に夏を感じられるのは昔の記憶をたぐれば、7月の10日過ぎから8月のお盆位までの間。

この時期は日中の気温もかなり上がることがあって、夜も寝苦しい日が続くのだ。

それがお盆を過ぎたあたりから、朝夕めっきりと過ごしやすくなる。

この過ごしやすさを感じるあたりから、秋の空気を感じるのだ。

最近感じるのは、この朝晩の過ごしやすさがあまり感じられなくなったこと。

いつまででも暑いので、そして朝晩と日中の温度差があることが普通なのだが、それもあまりないような気がする。

さて、今年のことに限って思い出してみると、9月の中ぐらいまで夏の空気だった気がする。

日が短くなって明らかに秋を感じなければいけない時期にも、夜はそれなりに日中の暑さがそのまま残って、窓を開け放したままなんてこともしょっちゅうだった。

本当に秋らしく感じるようになったのは秋分の日を過ぎてからではなかろうか。

北海道ではお彼岸を過ぎれば、基本暖房のお世話になっていなければとても過ごせないのだが。

季節の変わり目

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隣街でよく通る歩道

最低気温が8℃ 以下になると紅葉が始まるらしいのだ。

今年は9月の末ぐらいから始まった気がする。

最も高い山では(大雪山など) 8月の終わりから紅葉が始まるし、9月に入れば紅葉真っ盛りとなる。

今、季節は秋から冬にかけての様相。

既に紅葉の見頃は終わりつつある。

今年は、台風の関係もあって 風の強い日が多かった。

見頃だった紅葉も、何日も立たずに風に吹かれてどこかへ。

この紅葉にも少し異変があると思う。

気温が高いせいか色付きが悪いのだ。

もっと赤や黄色は鮮やかに映えて来なければ。

それでも私の家の近所の“神居古潭”は広葉樹が多いので紅葉は見ごたえがある。

「骨盤ウォーカーベルト」

きたるべき季節は冬

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神居古潭 紅葉の見頃は既に終わり

神居古潭の紅葉。

この写真は2年前のもの。 

この頃でもあまり色付きが良いとは思えない。

つまり、この時もかなり暖かかったと言える。

色付きの良さは、つまり寒いかどうか。

考えてみれば今日、10月20日にもなって、まだ霜の姿を見ていないし、初氷も見かけていない。

かなり暖かいとは言える。

 しかし暖かい心配など不要である。

間違いなく冬はやってくる。

子供の頃は、毎年初雪が降っているのを見かけるといてもたってもいられないくらいの感動を覚えた記憶が。

最近ではそのような事はなくなった。

雪を見ても感動することはなく、雪はねをしなければいけない“煩わしさ”だけを感じるように。

残念ながらこの年齢になると冬とはそうしたもの。

寄る年並みで、年々 冬を快適に過ごす事はなくなりつつある。

どこかで楽しく感じるようにならないと、そうでなくても冬は気持ちが滅入る。

日照時間が著しく短くなるのも関係してくるが。

この秋の空気が漂う中では、きたるべきそうした冬を想像するので、明るさを感じる人は少ないのではないか。

【BROOK'S かんたん ぬか美人】

実は秋の空気とともに体もスイッチも切り替わる

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冬に備えて体内のスイッチはモードが切り替わる

実は、不思議なものでこの時期、初雪が降る直前だが、空気も当然入れ替わるが、実は体の中のスイッチも切り替わると感じている。

私の中では夏スイッチと冬スイッチ。

そしてそれらのどちらかの側のスイッチも入っていないオフモードの時と。

1年のうちで体調の変化を大きく感じる時。

今のモードを言えばオフモードだろう。

夏のスイッチはもう既に切れていて、かといって冬のスイッチはまだ入っていない。

冬スイッチがオンになると、朝の起床時間からして変わってくる。

普通よりは1時間くらいは早く目が覚めることに 。

それは朝起きてから雪はねをする作業があるのと、日中も雪が降ればそれに対応する必要があるので、その仕事が増えるから。

冬スイッチに切り替わるのは初雪を見なければスイッチが入らない気がする。

今年は、“ローカル天気予報”の“雪虫”が飛んだので今月中には初雪が降らなければいけないのだが、どうやらその辺も定かでは無い。

そのぐらい暖かいのだ。

この暖かさが冬モードに切り替わったときに、体のスイッチはオンになるものと。

さて秋の空気は時間の流れを感じるアイテムでもある。

どうやら「今年も何とか命をつないできたぞ」とそう思う時期でもあるのだ。

まだ爽やかさを感じる空気の中、季節の移り変わりをひたひたと受け止める。