くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ウィルスミスの新作 ジェミニマン見てきたよ

 

久しぶりの映画館で、しかも、仲良しの友達とつるんで行ったので、期待感満載で鑑賞。

映画は、あらかじめ調べて行ったので、大体、話の筋はわかっていたけれども、見た感じを言うと、かなり古いタイプのアクション映画の描き方。

ストーリーはとても斬新で面白かったけれど、決して複雑にひねるようなことはせず、誰にもわかるようにベーシックなアクション映画として描かれていた。

ウィルスミスが主演したとのことで、脚本や何かもかなり吟味したんだろうと思う。

アクション映画の主役は、こういった感じだよなと思うことしきり。

いつものように4DXで見たけれど、吹き替え版なのでストレスなく見れたのもベリーグッド。

封切り中の映画なので、あまりネタバレしても気の毒と知りつつ、多少の報告はさせてもらえるかなと。

お名前.com

目次

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物語はウィルスミス対ウィルスミス

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仕事に疲労を感じてリタイヤしようとしたヒットマンの物語

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撮影シーン

現在ウィル・スミスは51歳。

映画の中の彼も(ヘンリー)、どうやら同じ位の歳の設定になっていた。

映画の中でもその役どころは凄腕のヒットマン。

要するに“ゴルゴ13”みたいなものを思い浮かべればいいのかな?

この彼が、活動を始めて25年ほど経った今、様々な心の中の葛藤があってこの仕事をリタイヤすることになったそうな。

当然のことながら、スナイパーでずっと仕事をしてきた彼は、国内の様々な極秘情報を持っていることに。

この情報を抱えたまま、簡単にリタイヤしたいとは言っても、周りが“はい、わかりました”と言うはずもなく。

また彼の所属している非合法組織は、かなり悪辣な計画を進めているらしく、そのことの秘密を守るためにも、ヘンリーを抹殺するしかないとの結論に。

そのヘンリーを抹殺するために送り込まれたのが、もう1人のヘンリー。
 実は、もう1人のヘンリーは23歳の若者の設定。

クローンとして、この世に生まれて殺人マシンとしての教育を受けてきた。

しかしながら、どうやら父親(仮)がいて、それなりに親の愛情らしきものを受けながら訓練をしてきたようだ。

物語はこの若きヘンリーが、現在リタイヤしようとしている50歳ほどのヘンリーを暗殺しようとする話。

政府の諜報機関の非合法な戦闘要員

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彼女も事件に巻き込まれる役柄

実はここで戦闘シーンに加わっている女性。名前をダニー。
彼女はリタイヤしようとするヘンリーを見張るために組織から派遣された諜報部員。

それなりの訓練を受けているので、戦闘シーンなども普通にこなすことができる。

ひょんな事から、彼女は自分自身の正体がヘンリーにばれてしまうのだ。

その結果、彼女自身もヘンリーと同様、命を狙われることに。

この物語はそうやってウィル・スミスと、メアリーエリザベスウインステッドが様々な仲間の助けを借りながら、逃亡をすることに。

物語では大きくは取り上げられてはいないが、世界的規模であちこち移動していた。

アメリカのジョージア州から始まってハンガリーなど、ヨーロッパへも移動。

その土地その土地の風景がしっかりと描きこまれたわけではないので、あまり移動したなと思うような感じではなかったが。

どうやら物語の中では、戦闘用の非合法な戦闘員を生み出すための計画があったとされている。

要するに、非常に優れた兵士だったウィル・スミスをもとに、“クローンの兵隊”をたくさん作り出そうと言う計画。

その計画はすでに20年以上も前から始まっていて、ウィルスミスの血液などのDNAサンプルから遺伝子を抽出してそこからクローン人間として合成したようだ。

クローンとなった役柄はJrと呼ばれていた。

このジュニアが、本体のウィル・スミスを殺しにやってくる。

「骨盤ウォーカーベルト」

ウィルスミスのクローンとしての描かれ方

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手前のウィルスミスは23歳の設定

実はこの撮影をするにあたって現在のウィル・スミスは51歳なので、モーションキャプチャーのヘッドギアをつけてそこで画像を撮影して、23歳の若者にCG処理したようだ。

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こちらが撮影時の様子

やはりオリジナルの俳優がいる演技なので、23歳の若者になっても全く違和感は感じなかった。

このCG処理には、随分と手間と費用がかかったと聞いている。

これはずいぶん下世話な話だがこの“ジェミニマン”、かなりの赤字が確定していると、もっぱらの噂。

映画館での興行収入が思ったほど伸びないのがその理由らしいのだが。

全体で数十億円レベルの赤字が計上されると言われている。

確かに、今日私が見に行った映画館でも私たち2人の他にお客さんは多分3〜4人もいただろうか。

4DX版なので普通のほうのバージョンにはお客さんが入っていたのかもしれないが、映画館のフロアには正直そんなにたくさんは人がいなかったように記憶。

果たして10人もいただろうか。

平日なのでこんなものかなとも思うが、最近の映画館はよほどのことがない限りこんな状態のことが多いと言える。

主役ウィル・スミスは、本来の50歳ほどの役柄と、23歳の役柄で微妙に演技を変えていたのが、役者として大いに評価できるところ。

人生の経験を経たヘンリーと今まさに活動し始めようとした23歳の若者では当然感じ方や反応の仕方など全く別物と言えるのだ。

その演技分けがうまいなと感じたもので。

同じ俳優が演じていながら、23歳のヘンリーはとても若々しく、それでいて初々しく映像の中で躍動していた。

そしてネタバレしないように付け加えれば、殺さなければならない相手が本体の自分自身とはわかっていないところ。

ここが物語の要の部分。

実はこの部分は一緒に行動していたダニーが、手を回して2人の血液サンプルから遺伝子DNAを検出して比べてみたのだ。

そこでわかったことが、2人とも同一人物。

普通ならありえないことだが、クローン技術を使えば十分に可能。

既にクローン羊(ドリー)は30年近く前に成功しているので、今更人間を生み出すくらいそれほど難しい技術とも言えないはず。

物語の設定ではそうなっていた。

【BROOK'S かんたん ぬか美人】

やはり結末が主役ウィル・スミスにふさわしいと言えるのかな

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彼女が物語の相手役を務める

 主役ウィル・スミスが心の葛藤を抱きながらリタイヤを希望する、そういった心情を上手に説明できていたと思う。

主役の心の葛藤に疑念を抱いていた組織の上部の人間は彼に見張りをつけて、様々なウラ情報を探ろうとする。

それはまっとうな合法的な活動をしているわけではないので、しかも人には言えないまずい計画も実際に行われていたこともあって、ウィル・スミスの存在が邪魔なことに。

このような設定にすれば、主役としてはどうしても感情を内に秘めたり、また苦しんだりするシーンも必要になってくる。

ごく普通のアクション映画なら、こんなにも屈折した配役を設定する必要は無いわけで。

しかも今回は、2人のウィルスミスが年齢を経た状態と若い状態で演技を競い合うのだ。

おそらくは監督のアンリーがそういった人間的な味付けをした可能性がある。

この監督は香港映画の“グリーンディスティニー”の監督。

“チャンツィー”の主演したこの映画は、大ヒットしたと聞いている。

何度か見たがとても面白かったと記憶。

今回の作品は最後のオチがどちらかと言えば、ハッピーエンドに近いものがあった。

これをどのように評価するかは映画を見た人によって違うと思う。

映画を見た人の口コミがあるので紹介をしてみたい。

 

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むらのネタバレ・内容・結末

2019/10/30 15:15

 

3.0

20代ウィルスミスと戦ってる時のアクションがまじで高校生の喧嘩みたいやった。

それはそれでおもろいけど。

 

てか10代ウィルスミスが強過ぎる。あのスーツみたいなやつのせいなんかな。みんなあれ着たらべつにウィルスミスのクローンいらん気がする。

 

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mkoのネタバレ・内容・結末

2019/10/30 23:08

 

3.0

クローン物のよくあるストーリー

先の展開が読めてしまうのが残念でした

2人のウィル・スミスが闘うアクションは面白かったです

私の見逃しかもしれませんが最後の悪役が殺されるシーンは一瞬で「誰が撃ったの!?」と理解できませんでしたし殺すタイミングも理解し難いものでした。

撮り方が悪かったのかなと

トーホーシネマズで鑑賞しましたがジェミニマン上映前にウィル・スミスの不思議な映像が流れてましたがその映像の方が面白かったです。

さてこれ以上紹介すると、完全にネタバレになってしまうので、後は見たい方が映画館で見ればいいのかなと。

とにかく一言で説明すれば昔のベーシックなアクション映画。

普通に楽しめますよといったところかな?