私が高校生のころ、主な活動拠点だったのは留萌。
そして、修学旅行で行った京都の街がどうしても忘れられなくて。
何度か訪れたことがあるのは、どうしても京都と言うことになる。
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目次
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京都の思い出
“平安神宮の前に宿舎があったのでここはおなじみ”
何年か続けて京都に行ったことが。
修学旅行で初めて行ってから、この街の文化と歴史にすっかり魅せられてしまった。
日本人の歴史としてこの街はどうしても外せない。
こういった古い街に住むのもいいなと思いつつ、調べてみてわかったことが。
“京都に住む人たちは驚くほど排他的”なのだ。
自分が京都人と名乗るためには、3代続けて住んでいないと許してもらえないそうな。
つまり、京都に移り住んで暮らしてみたところで京都人を名乗ることにはならないのだそう。
なんともすごい土地柄だと言える。
また、そのような地元の人たちが暮らすからこそ1000年以上も続く歴史や伝統がそのまま継承されているのだろう。
実は夏と冬に大きな行事があって、そこに参加することが毎年の恒例行事だったこともあって。
この行事に参加することが自分にとっての年中行事だったので、どうしても懐かしく思ってしまうのだ。
ただし、体力的に限界を感じるこの頃では、さすがに気後れしてお参りすることもままならない。
ここは京都天文台の麓にあって、山の中腹に位置している。
ここへたどり着くためには心臓破りの坂を1つ2つ登る必要が。
何が厳しいと言って、それが1番大変に感じていたので。
観光客も多数訪れるのでYouTubeででも検索すればその当時の様子がすぐに検索可能。
何とか、この町に住めたらいいなと思いつつも、最近考えるのは年に1回か2回たまに行くからとても値打ちがあると思えるのだと。
いつも住んでいればそんなふうに感じる事は少ないのかも。
名所旧跡は山ほどあるけれど、実はここでの交通機関は私の中ではとても気がかり。
タクシーなどを利用するが、運転手たちは信号赤でも平気で通過するのだ。
聞けば“それが京都流”とのこと。
北海道ではありえない。
『警察に捕まりませんか?』
『暗黙の了解で許してもらえている』ようだ。
私のようなおっとりガタナの北海道人では務まらないかも。
青春の出発は留萌
“昼間と夕暮れの時の様子。忘れられない景色”
留萌は高校時代を過ごした3年間が私の思い出。
生まれが留萌のちょっと北の小さな街なので、子供の頃の私の都会のイメージは留萌だった。
この街は小さな町で坂の多い港町。
ここには有名な黄金崎があって、ここの景色が実は見物。
夕暮れがとにかく美しい。
何度もブログに書いたがここの夕日が私の美しさを判定する基準になっている。
私の今の世界観の原点がここにあるので3年間の在籍しかなかったが、私の中の印象はとても大きいのだ。
また留萌の街の名物と言えばここが挙げられる。
留萌に住んでいれば知らないもののない場所。
ここは通路の形をとっているが中には何件かの飲み屋さんがある。
照明はほとんどなく、昼間でもかなり暗い路地で、ぱっと見た目はお化けでも出そう。
しかしここは留萌の繁華街から駅へ通じる近道なのでこの界隈の人ならば1度や2度通った事はあるはず。
私も何度も通ったことが。
この中のお店で飲み食いした事はないが、一体どんな店なんだろうと興味は多いに。
この留萌の街は私の高校時代の友達も何人か住む街なので、懐かしいといえば懐かしい。
今からもう50年近くも前の話。
私の中では完全に思い出の領域。
住めば都の精神
私の住む街は一応住宅地として造成された場所。
戸数は全部で100戸ほどもあるだろうか。
最近はやはり、人口は少なくなる傾向にある。
あちこちに売却物件の看板が並ぶ。
まるで囲った家が私の自宅で築25年。
新築で入った家ではあるが、今はもうすっかり古くなったので、当時の事はかなり懐かしい思い出。
借金をしてやっとの思いで建てた家なのでそれなりに思い入れも深い。
ここが自分の終の棲家になるなどとは夢にも思わず。
しかし住んでみると私にとっては都そのもので、この場所に愛着を持っている。
雑草に負けそうな家庭菜園が若干。
本当は野菜なんか買って食べたほうが絶対安いんだけれど、若い頃趣味でやっていたことがそのままズルズルと継続して今に至る。
この家から、京都にも出かけ、そして年に1度きりではあるが墓参りで留萌方面に向かう。
およそ住む場所に対してさしたる思い入れがあるわけではなく、訪れたところで気持ちのいい思いをすれば、そこは素敵だなと単純に思ってしまうのだ。
この年になってみてもこの日本国内でさえ、私は四国や九州には行ったことがない。
時間とお金が許せば、あちこち回ってみたいなと思う気持ちはあるが、最近わかったことには、私はかなりの出不精。
とにかく面倒臭い事は嫌いである。
自ら企画立案して旅行に行くことも私の中ではどちらかと言えばめんどくさい。
しかるべきツアーがあってなにがしかのお膳立てがあれば行くのかもしれない。
そんなこんなで普段の生活は仕事やあちこちの用事足しですっかり忙殺されている。