いよいよ信楽で暮らすことになった喜美ちゃん。
どうやら川原家では、お父さんはいるものの、家の中の実際のやりくりは喜美ちゃんが取り仕切ることに。
知らず知らずみんなが喜美ちゃんを頼ってしまう。
荒木荘で鍛えられた女中の仕事で、みんなが喜美ちゃんの承諾を得るようになっていた。
しかしながら、相も変わらず好き勝手なことを言い出す家族たち。
そうはいっても、すべては喜美ちゃんの手のひらの中。
驚くほどの冷静さで家事全般をこなしている。
目次
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喜美ちゃんの存在感
いざ新しい生活が始まってみると、喜美ちゃんの頼りがいのあること この上もなく。
料理を始め、様々な事柄でみんなの助けになっている。
1番下の妹百合子ちゃんがとにかく頼りにしているみたい。
本来ならお母さんにいっぱい話しかけるべきところを、喜美ちゃんにあれこれと。
そしてすぐ下の妹直子ちゃん。
数学の問題のわからないところは喜美ちゃんに教えてもらっている。
そして、さらに自分が嫌いな食べ物も喜美ちゃんにさとされてしっかり食べるように。
本当はお父さんやお母さんがしなければならないしつけにあたる部分は、いまや、喜美ちゃんの担当。
また、決して腹を立てたりすることなく穏やかに妹たちの話をよく聞いてあげている。
そして何よりも1番頼りにしているのはほかならぬお父さん。
喜美ちゃんが“信楽で暮らすよ”としっかり言い切ったことが嬉しくてたまらないのだ。
ドラマの描き方の様子を見ていると、お父さんは、ほとんど男の子状態。
喜美ちゃんには妹2人と、弟ないしは兄が1人いるようなもの。
周りからすっかり頼りにされて、喜美ちゃんは改めて信楽の暮らしが素敵だなと再確認している。
この家族は、やっぱり全員が揃ってなければうまくいかないのかもね。
丸熊陶業
いよいよ丸熊陶業へ挨拶に。
わざわざお父さんとお母さんも同行。
この会社で雇ってもらえることが家計的にも大助かりだし、お父さん自身は喜美ちゃんを信楽に呼び寄せた手前、きちんと就職の世話をする責任を果たせることが、何にも増して求められたので。
お父さんが頼み込んで雇ってもらえることになってはいるのだが、実際はここの娘照ちゃんの後押しがあったことも大きく影響しているかも。
物語の中ではあの幼なじみ3人組も来年高校卒業ぐらいで今はまだ18歳。
世間一般では普通にまだまだ子供。
しかし、川原家では一家総出で働かなければ家族全員が食べていく事は厳しいのだ。
喜美ちゃんは自分が美術学校に通うために貯めていたお金を川原家の借金返済にあてている。
川原家にとって喜美ちゃんは救いの神。
こうして面接の後、喜美ちゃんは丸熊陶業で翌日から仕事をすることに。
いざ仕事が始まってみると、朝は9時からで夕方4時までの仕事。
荒木荘の仕事に比べればびっくりするぐらい張り合いがない。
会社の中で社員用の食堂の担当なので、お昼の忙しい時間さえ過ぎれば、後は気ままなもの。
仕事にもすぐになれるだろうし、様々なものを見聞きする時間ができてくるに違いない。
興味津々絵付け


丸熊陶業では、実は絵付け部門が新たに創設されていて、そこでお願いをした親方が実はかなり気難しい人らしく、会社とかなり揉めている。
要するに、給料についてもっと厚遇してくれと。
会社としては社員全体の バランスなども考えなければならないので簡単にオーケーするわけにもいかず。
そしてこの部門は、たとえ社内とは言っても、部外者立入禁止で厳しく制限がかけられている。
興味津々で覗き込もうとした喜美ちゃんだが、あっさりと追い出されてしまった。
親方は、かなり気難しく強面で描かれてはいたが、実際のドラマのストーリーを見てみると、ほとんどは漫才使用。
親方が最後に絵付けするところを周りの弟子たちが覗き込むのだが、この部分がまさに漫才。
大阪のドラマの真骨頂と言うところか。
さてこの絵付け部門が下で、丸熊陶業はちょっとしたトラブルに見舞われることに。
会社の待遇が気に入らない絵付け師たちが大挙して会社を辞めてしまうことに。
この当時の信楽焼の丸熊陶業では、絵を描いた火鉢が最も売れ筋の商品で、絵付けの作業はなくてはならない部門。
会社でもかなり注意を払ってみまもっているのだが、もともと芸術家気質の絵付け師。
組織の中に収まることがやっぱり苦手なんだよね。
こういったトラブルの中、喜美ちゃんにも絵付けを仕事にするチャンスが回ってくるように。
明日以降どんな物語に展開していくのだろうか。