いつものルーティーンで何気なく相撲を見ていたところ。
大抵注目力士は夕方5時以降ぐらいに登場してくるのでその頃を中心に見始めるのだが、今日はなんと主な注目力士は全敗。
昨日褒めたばかりの注目力士も今日はすべての完敗の有り様。
九州場所は荒れると言うが、確かに2日目でこんな状況なら、予想も何も立たないし、何よりも怪我による休場力士がこんなに多いと、見ている方が辛くなってしまう。
さてそんなこんなで、一体どうなってしまうのだろう。
目次
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上位陣力士の驚くほどの不安定さ
白鵬
相撲を取る上で絶対にやってはいけないとされるのが、意味なく出してしまう“引き技”
これはそれぞれの力士が癖でやってしまう場合が多いのだが、必ずと言っていいほど墓穴を掘って、その力士は大抵の場合、負ける。
今日の白鵬は、昨日と同様、右からのカチ上げで行ったのだが、よく見るとどうやら不発。
その後なすすべもなく、不用意に相手を懐に引っ張り込んでしまう。
これで勝負あり。
前半で、このようなお粗末な取りこぼしは白鵬らしからぬ。
貴景勝
貴景勝は立ち会いに2度ほど突っ掛けてしまう。
3回目の立ち会いで、何とか立ち会いは成立したが、はっきり言って相手力士の注文にはまってしまったようだ。
懐に相手を呼び込んでしまえば、押し相撲はとにかく勝ち実に薄くなる。
辛抱できずに土俵を割ってしまう。
御嶽海
先場所の流れを組んで、今場所も高いレベルで優勝ないしは、それに匹敵するだけの成績を上げれば大関の声がかかった可能性が。
今日のように前半で取りこぼしが出るようでは、ちと厳しい。
やはり番付会議で言われているように、今場所は様子見になるのではないか。
押し相撲なので、ツボにはまらなければ、受けてしまっては勝てない。
栃ノ心
何とか10番勝って大関に復帰したい栃ノ心。
昨日と今日と二日間見た限りでは、可能性は限りなく薄いかも。
相手力士だって簡単に相撲を取らせてくれるはずもなく、この二日間、自分の形で相撲が取れていない。
これでは勝ち越しすらおぼつかないだろう。
とりあえずは、まず片目を開けて、そして両眼を開けて白星が先行するようにするしかないだろう。
相撲取りは白星を上げてなんぼの世界。
負けてしまえば、いい相撲もクソもない。
求められるのは結果。厳しい世界である。
今場所は前頭上位力士にチャンスが
高安も残念ながら二日間安定した相撲とはならなかった。
昨日の相撲は申し分のない目の覚めるような良い内容だったが、今日の相撲は全くいただけない。
腰が高いのと、不用意に相手を呼び込んでしまうこと。
最近の幕内上位の力士たちは、皆それぞれが充実している。
今場所はこういった力士にもチャンスが生まれるかもしれない。
いつも思うのだが、とにかく怪我が多すぎる。
大関の豪栄道も今日から休場。
せっかくお客さんが見に来ているのに、土俵に上がれないのでは話にならない。
今活躍している力士が精一杯自分の相撲を取って、楽しませてくれることを祈るしかない。