くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

もし起こればマジでやばい 東京直下大地震

 

実は、昨日からNHKで始まっているパラレル東京を見ている人はいますかね。

ドラマ仕立ての部分と解説の部分と合わせて東京に地震が起こった場合を想定して物語を進めている。

もちろん当てずっぽうに情報を出しているのではなく、きちんとした防災計画に基づいたシュミレーションの画像を取り上げているのだ。

はっきり言って“相当やばい”

かつて関東大震災でとんでもない被害に見舞われた東京。

311の東北大震災でもそれほどでは無いとは言え、けっこうな被害が出たと言える。

実は、直下型の地震ならあんなものでは済まないのだ。

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目次

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地震速報の様子 もちろんシュミレーション 実際に起こったらとんでもないことに

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もし起こったならばただでは済まない 

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土砂崩れに山手線が突っ込んでしまう

直下型地震だと震度7くらいは揺れるようだ。

7だと土砂崩れも当然起こるわけだし、停電も起こるし、その他諸々考えられること全部が起こるのではないか。

東京都民は、311の東北の地震の時に、交通機関が動かなることを経験している。

『帰宅困難者』の言葉が出たのもこの辺。

あの時、映像を見ていて、ほとんどの人は歩いて帰った人が多いのではないか。

あの時はかなり揺れて交通機関は止まったけれど、道路にそれほど人が溢れているわけでもなく線路伝いに人が歩くことができた。

そこを頼りに自宅まで頑張って歩いた人も多いのではないか。

実は今回のテレビ番組の取材でも、もし交通機関が止まったならば自宅まで歩きますかとの質問。

何とかなりの数の人たちが同じように歩いて帰ると答えていた。

実は、前回の地震と今回シミュレーションで起こる地震ではその内容がまるで違ってくる。

自宅まで帰るとして、たどり着けるかどうかがまず問われる。

都内では至る所火災が発生して全体の死亡者数が推定で2万7000人ぐらいと。

この人数のうちの6割以上が火災による焼死と聞いている。

つまり自宅へ歩いて戻ろうとする行為は、自宅にたどり着けないばかりでなく、自分の身を重篤な危険にさらす自殺行為と番組では語られていた。

ではどうすれば。

今いる場所が安全ならばそこにとどまるべきだと。

様々なことが想定されるが、まず自分の身の安全を確保することが第一。

行動を起こしてしまえば死亡のリスクは跳ね上がるのだ。

と同時にこのようなことも言われていた。

『家には家族がいる。』

『帰らなければ。』

『家族のことが心配。』

実はこのことにも答えが出ていた。

それは普段からとにかく準備をしておくこと。

もし直下型地震が起こったならば、外に出ているものは移動することにはならない。

家にいる者は何とか頑張ってその家でしのぐ。

普段からの準備が極めて大切とのこと

火災が間違いなく起こる

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東京都内のあちこちで火災が発生

一旦、火災が起こるとそれはどんどん大きくなって燃え広がることに。

初期消火ができるレベルであればそれはぜひともやらなければならない。

火災が起きる原因としては台所の炎など様々あるが、時間差で起こってくる火災は電気関係が多いと語られていた。

つまり、大きな地震があったときには電力会社は通常通電を止める。

そしてほとぼりが冷めた段階でもう一度通電を開始するのだが、その時に、もし倒れた家具等で家の中の配線に傷が付いていたならばそこでショートすることに。

とにかく7クラスの揺れだと揺れている最中はじっとしているだけで行動することなどできるはずもない。

ある程度揺れが収まった段階で、そこにある火の始末や、電源のブレーカーを落とした方が良いとの事。

この2つが極めて重要なようだ。

そして、万が一火災の発生を目の当たりにした場合、消火できるかどうかの目安になるのだが、自分の目の高さまでの炎ならば頑張って消火できるとのこと。

それ以上の高さまで炎が上がっている場合は、諦めるしかないと番組の中では語られていた。

微妙なところだが、どこで見切りをつけるかは普段からある程度シュミレーションして訓練しておかなければ、とっさのときにはその人の思いが現れる。

なんとしても守りたいと思って消火不可能な炎の中に飛び込んでいって命を落とす人もそれなりにいるわけだから。

火災に関しては時間差でどんどん広がっていく。

側に近づくことなど絶対にやってはいけないと。

炎から離れていなければ命の安全は保証できないらしい。う

普通はありえない群衆雪崩

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誰かがつまずき転んだならば次々と雪崩現象が起こって死亡者が発生

主な公共交通機関は止まってしまう。

自宅に帰ろうと理に出てくる人は相当するいるものと想定。

この中で、大勢の人が1カ所に集中すると、平たく言えば押しくらまんじゅうのようになってしまうのだ。

この圧力は相当強いものがあって、まず子供、それからお年寄りこのような体力的に弱い人たちは最初に犠牲になるのではないかと。

もし、大勢の人が移動している最中に誰かが転んだと仮定する。

そこで人の流れが止まるはずもなくその倒れた人たちは踏みつけられるだろう。

立っている人が倒れてしまえば、周りの人たちがそのことに配慮できるはずもなく。

つられて倒れ込んだ人たちが犠牲になってしまうのだ。

確か花火大会で、昔 歩道橋か何かで人が転んでなくなる事故があったと思う。

後は、イスラム教のメッカのお参りの時に、大勢の群衆が押し寄せて倒れ込んで犠牲者が発生している。

それとほぼ同じことが起こる。

実は、帰ろうとする行為そのものが直下型地震の場合は不適切な行為のようだ。

とにかくその場にとどまって全体が落ち着くまでみだりに行動を起こさないのがベストと発表されていた。

もちろん心配なことや、行動を起こしたい希望もあるだろうが、間違えば命を落とすことに。

とにかく命を守ることが最優先。

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ドラマの中では群衆雪崩で死亡した人とされていた

とにかくこういった重大災害の場合にどういった行動が1番ふさわしいのか、その時の思いつきだけで行動しても下手をすれば命を落とすのだ。

地方自治体でもそれなりにシュミレーションや訓練を行う計画があるだろう。

なるべくなら複数回そういった訓練に参加しておくべきと考える。

番組はまだまだ続く

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番組ポスター キャスター役は小芝風花ちゃん

 この番組は5日間続くようだ。

ドラマ仕立ての部分と専門家を呼んでの解説の部分。

番組を見ていて感じるのは今まで常識とされていたことが最近ではあまり当てはまらなくなってきている。

とにかく命を守るためには何が1番ふさわしいのかを番組の中で詳しく検証しているが。

防災は、シュミレーションに基づいた様々な検証がいまひとつ不十分だった部分もあるのだ。

先程の“群衆雪崩”のほかに火災でもどんな事態になるのかは実際にビックデータなどを使ってシュミレーションとして考えられている。

風によって炎はいかようにも変化。

そして番組の中で語られていたのは、火災がこれだけたくさん起こってしまうと消火する能力は明らかに足りないのだそう。

あらかじめ用意しておけば良いのではないかと言う意見もあるかもしれない。

しかし現実問題そんな莫大な消防車の台数や、設備等準備できるはずもなく。

後は、そこの地域の消火能力で消せるだけの火事におさまってくれることを祈るばかり。

番組を見ていて感じるのは、起こってしまったら収拾がつかなくなるなと。

残りの日数も番組をしっかり見て準備できるものは準備しなければと痛切に思う。

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