くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ザギトワ選手 ざわつく身辺揺れる乙女心

 

毎日ネットでザギトワ選手の記事を見ない事は無い。

それだけ世界的に注目を集める、超有名人。

ついこの間の、1時、“休業発言”から“引退しない発言”に至るまで自分の気持ちを伝えることに、少し苦労をしている感も見受けられる。

実際の気持ちを、いろいろ想像してみるが、この間のグランプリファイナルの結果の後から今に至るまで、気持ちはかなり揺れ動いたのでは。

とにかく人気者の彼女。

外野、特にロシア国内では彼女をめぐる様々な発言が錯綜している。

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専門家の意見が大きく割れる 

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プルシェンコ氏とタラソワコーチ

この写真の2人は、ロシア国内のみならず世界的に有名なフィギアスケートの関係者。

プルシェンコ氏は 『男子フィギアスケートの帝王』と呼ばれた人。

10代の頃から活躍を始め30歳を過ぎてもなお現役生活を続けたことで知られる。

4回転ジャンプとトリプルアクセル、あらゆる技術的なことをすべてやって、現在のフィギアスケートの形を作った人とも言われている。

日本のフィギアスケーター“羽生結弦”が尊敬する人として真っ先に名前を挙げる。

そして、『タラソワ』さん。

彼女はあの“浅田真央のコーチ”としてあまりに有名。

ロシアフィギアスケート界の重鎮である。

この2人のザギトワに関する発言は、その内容はどれもザギトワ選手を賞賛するものだった。

彼女の身の上に起こったさまざまな身体的な大きな変化を、その卓越した精神力と日々の努力によって乗り越えていると。

ザギトワ選手は日本にもとてもなじみの深い選手。

最近彼女について述べた私の記事がある。

 

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 日本では、平昌オリンピック後に日本の“秋田犬にラブコール”を送って、秋田県から愛犬を寄贈された経緯がある。

もちろんニュースにもなったので、日本の安倍総理とも会見を。

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愛犬マサルの贈呈式の時かな?

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ロシアではあのプーチン大統領にも秋田犬が送られていると思った。 

日本とは結構なじみが深い。

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ロシアの国の威信を代表しているからね

ロシアの、成果第一主義は、内外ともに有名かも。

政治がスポーツに大きくテコ入れしている事でもよく知られる。

国の名誉になることには応援に糸目をつけない部分がある。

しかし、もし成果をあげられないことがわかったならば、すぐに手のひら返しが行われるとも言われ続ける。

フィギアスケートは10代の少女たちがより多く競技しているので、彼女たちの精神的な負担を考えると国のあり方自体を危惧する声は大きい。

と同時に今回のザギトワ選手の結果に対して、様々な心ないネットへの書き込みがあったのも事実のようだ。

少女たちの抱えるストレスは、外野で見ている我々にはほとんど伝わってはこない。

今まで通りの競技を続けるためには、“新たな技術の取得が不可欠とする意見”や、今まで通りの演技を中心に、“より表現力を磨いて大人の女性としての魅力を発揮すべき”だと言う意見。

新しい技の必要性はザギトワ選手本人もある程度は感じている部分が。

しかし、彼女の発言でこういったことがあった。

『新しい技術を取得するには10代の前半で行わなければ、これから取り組むには時間がないかも』と。

すでに17歳になった彼女にしてみれば、今の体型で新しい技術を取り入れるにはやはり無理があると思っているようなのだ。

しかし、17歳で引退するスポーツなんて、日本人の私から見てもあまりにも極端すぎはしないか。

フィギアスケートはもっともっと別の意味で魅力のあるスポーツと思うので。

そういった諸々の発言をするあたり、彼女自身の乙女心もまだ揺らいでいると見る。

とにかく17歳。

私自身にしても同じ年齢の頃には、全く何も考えていなかったと記憶。

様々な意見があるが、彼女の人生設計を非常に優れたものとして賞賛する意見も多いのだ。

超有名なコーチ

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サンボ70の指導者 エテリトゥトベリーゼ

このコーチがロシアの女子フィギアスケート界では、絶対的な君主かもしれない 。

すでに、彼女の指導を受けたい少女アスリートは常に集まり続けていると聞く。

彼女は全面的な国のバックアップもあって、結果をきちんと出すことにかけてロシアの1枚看板かもしれない。

ロシアのフィギアスケートの女子では彼女なしに物事を考えることはできないのだ。

絶対的な実力者でいる事は、様々な評判も生まれている。

優秀な選手が手元に集まるので、面接があってあらかじめ3回転ジャンプを飛べる選手しか受け入れないとの話も。

ちなみに、ザギトワ選手は最初は入門を許されなかったようだ。

しかし、2度3度とコーチの元へ通ううちに、入門を許され、それから様々な技術的な訓練が始まったと聞いている。

ザギトワ選手は最初から3回転ジャンプなどの技術が備わっていたわけではない。

そして、こちらのトゥトベリーゼコーチは冷酷な事でも記事が上がっている。

やはり、結果を出すためには彼女自身にもプレッシャーがあるのではないか。

何人もの選手が彼女のもとに訪れ、訓練を受けても、結果を残せずに去っていった人たちも多い。

それは行って見ればロシアのお国柄なのかもしれない。

「骨盤ウォーカーベルト」

スケート以外の活動もとても盛ん

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グラビア撮影もテレビ出演も

彼女はテレビや雑誌などの露出もかなり多いと言える。

彼女の出自を調べてみると、中央アジアのタタール人の血が流れているようだ。

ロシア人特有の顔つきをしているが、黒髪で黒眼でとなると東洋的な匂いもするではないか 。

日本人が、彼女に親近感を抱くのも何となく理由がわかる。

彼女はオリエンタルな美人なのだ。

しかし、彼女自身の胸の中はフィギアスケーターとしてまだまだ競技を続けたい気持ちでいっぱいなのだろう。

引退の2文字を頭から否定”している。

この年末に行われる、ロシア大会には不参加を表明しているが、同時期に行われるアイスショーにはきちんと参加するとの事。

彼女自身のスケーターとしての今後を考えると、今 持ち合わせている技術以上のものはなかなか取得しにくいのではないか。

彼女の最大の武器はトリプルルッツからさらにトリプルループを組み合わせる連続3回転ジャンプ。

実は女子で初めてこのコンビネーションを成功させたのが彼女とのこと。

それが今では通用しなくなったのだから、焦る気持ちが生まれるのも当然。

今持ち合わせている技術を、表現力その他にもっともっとシフトすることも可能と思う。

日本でも様々なネットの書き込みがあるが、17歳で競技生活が終わるようなスポーツなんて果たしてスポーツと言えるのかな?といった内容のものも。

今に始まったことではなく、ここ何十年も技術偏重でこの競技は成り立ってきた。

それはそれで時代の流れとしてやむを得ないことかも。

平昌オリンピックのショートプログラムの時に、点数を稼ぐためにザギトワ選手はあらかじめ決められたジャンプをより高い点数が加点されるジャンプ後半に全てまとめて演技した。

専門家の意見だと、競技の前半は全く見るべきものはなく、すべての要素を後半に無理矢理ねじ込んできて窮屈な演技だったと。

しかしこの後半の演技構成がわずかな差でメドベージェワ選手を上回り、金メダルに結びついた。

ちなみに、今はこの後半に全てを盛り込む方式は禁止されている。

これを“ザギトワシフト”と呼ぶらしい。

間違いなく一時代を築いた選手と言えるので、普通の1ファンとして長く競技を続けられるようなことになってほしいと思うばかり。

【BROOK'S かんたん ぬか美人】