さて、今週から始まったスカーレットでは、川原工房のこれからの人とのつながりを描く物語になっている。
見ていて感じるのは八さんの後ろ盾になってくれているお二人のお偉いさん。
この人たちが実に辛口で、八さんの創作活動に何かと口添えをするような形。
それが良いことか悪いことかは別として、川原八郎の人脈でもあるわけで。
また、こちらの工房に出入りしていた弟子にも少し移動がある気配。
目次
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お断りした喧嘩ばかりしている弟子2人
この2人は陶芸協会のお偉いさんから 預かったお弟子。
しかし、喧嘩ばかりしていることもあってなかなか修行にはならなかった。
コンクールも近い八さんにとっては負担になるばかりで、また2人の為にもならないとのことで、一旦 工房の弟子入りを却下することに。
紹介してくれたお偉いさんには八さんがお断りをして、本人2人には喜美ちゃんから、お断りを申し入れることに。
実は、このお断りが後々この2人が、良からぬことを画策するきっかけになってしまうのだ。
今日の放送の最後の方でこっそりと工房の裏口から忍び込もうとする2人の様子が描かれていた。
それはほかならぬ八郎くんの陶芸の様々なデータを記したノートを盗むこと。
明日以降その物語が語られるはず。
実は、八郎くんはお偉いさんとの話し合いで、喜美ちゃんの作品を今度のコンクールに出展したい旨を申し入れていた。
しかし、それはお偉いさん達2人には好印象には映らなかったみたい。
奥さんの才能あるうんぬんよりも、あんたもっと気張りなはれ！
これが八さんにかけられた言葉。
ここまで言われるとさすがに温厚な八さんもこたえた様子。
実はそのタイミングで懐かしい訪問者がやってくるのだ。
ちょうど厳しい気持ちで尖っていた八さん。
さらにまた何か言われるのかとビクビクおどおどしていたのだが。
懐かしい訪問者
この2人は何年ぶり位になるのだろうか。
2人とも丸熊陶業を退職してから陶芸家になってみたり、絵付け教室を開いてみたりの活動をしていたと記憶。
2人の事だから深先生ともまだ交流があるはず。
多分これと似たようなものが届いていたはず。
実は、この2人が川原工房にやってきたのは女性陶芸家を目指す弟子入り希望の女子を紹介するため。
その彼女が 松永三津
美大出で、全国を1人で渡り歩いて各地の陶芸作品を見てきたとのこと。
この彼女はこれからのスカーレットでは、ネタバレにはなるがかなり重要な役どころで登場してくるはず。
満を持して今日から登場となったのだ。
弟子入り希望の松永三津
彼女の役どころを演じるのは 黒島結菜
彼女は全国あちこち回って様々な陶芸作品を見てきたようだ。
弟子入りを希望してはみたものの、ちょうどタイミングが悪くてね、川原工房では受け入れられないとの事。
しかし、お断りと言われても簡単に引き下がる彼女ではない。
八さんに対しても物怖じせずに様々な作品作りへの提言をしてみせるのだ。
結果として八さんの気持ちを覆すには至らなかった。
喜美ちゃんを交えた3人のやりとりでは、3人とも大阪弁で話すシーンがあったね。
今回のスカーレットは関西のドラマなので大阪弁が出てくると俳優たちも調子が出るみたい。
せっかくの熱弁だったが、残念ながら今日のところはお断りと言うことで。
もうネタバレしちゃうけど、明日以降きちんと弟子として受け入れられます。
しかしそれは八さんにではなく、喜美ちゃんの弟子として。
喜美ちゃんの創作意欲
コンクールに出展する旨を八さんからきかされた喜美ちゃん。
そこで自分自身の本音がポロリ。
出展してもらおうとする作品は作ってからずいぶん時間が経っているので新しいものを作り直して出展したいとのこと 。
もう残り2週間しかないので、時間はギリギリ。
大丈夫なのかと危惧する八さんの心配をよそに自信満々な喜美ちゃん。
見ていても、確かな創作意欲がみなぎっている様子。
陶芸家川原喜美子はここから出発していくと思われる。
さて、今日の放送の最後の方で、弟子入りを断られた三津さんの視線の先にはこっそりと川原工房に忍び込もうとする2人の影が。
これは放送の最初で弟子入りをお断りされた例の喧嘩ばかりの2人。
大切な陶芸のノウハウを記録したノートを盗みに入ったようだ。
詳しいことは明日以降に描かれるのだが、このエピソードがきっかけで松永三津さんの弟子入りに結び付きそうな感じ。
この出来の悪い2人とは違って、三津さんの陶芸に対する情熱は見ていても本物感を感じる。
手一杯の八さんではなく、喜美ちゃんがその心意気に感じるのだ。
それ故の弟子入りとなるわけ。
ここで素朴なことだが、まだメジャーデビューもしていない喜美ちゃんが弟子を取るなんてちょっと意外な気もするが。
モデルの神山清子さんには夫の弟子はいたが、本人にはいなかったと記憶する。
スカーレットでは明らかに神山さんをモデルに描いてはいるが必ずしもその人の人生をそのまま再現しているようではなさそうだ。
モデル通りの流れで行けば、喜美ちゃんと八さんは離婚をする運命だが、物語ではどういう風に描かれるのだろう。
また息子の武志君。
彼は将来的に白血病になってしまうのかな?
物語はどうやらこの辺から本格的にストーリーとしてまた機能してくるはず。
