夫婦のやり取りで何気なく交わされた会話。
喜美ちゃんはハさんに個展をやらなくてもいいと伝える。
川原家のためにたくさんの注文を受け、その売り上げで家族を養ってくれていた八さん。
その言葉に感謝の気持ちを込めて。
八さん曰く、
喜美子は優しいなぁ ありがとう。
目次
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個展への道のり
個展に向けて相変わらず試行錯誤が続く八さん。
思い通りに作品はできないし、自分が意図するところの色も作ることができない。
今日の物語はそうした中で、日にちがどんどん過ぎていったときの夜のエピソードを描いている。
弟子入りした三津さん。
彼女は不器用ながらも、八さんの話し相手として少しずつ信頼感を増しているような雰囲気。
当然のことながら作品作りに苦しんでいる八さんのことを、ひょっとしたら喜美ちゃん以上にわかっているのかもしれない。
何かにつけて、自分自身のかつての恋人のことを引き合いに出して、溢れんばかりの才能で自分が苦しんでいる傍らでまるで何の問題もなく新しい斬新な作品を作り続けられる。
その時自分が感じたことは、才能は知らず知らずのうちに周りの人を傷つけているのかも ということ。
今の八さんが喜美ちゃんに感じる気持ちがとてもよくわかると言ってのける。
実は、自分の気持ちを理解してもらえるのはそれほど悪い気持ちはしないが、あまり夫婦のことに立ちいられるのも迷惑だなと感じている八さんなのだ。
百合子ちゃん酔っ払ってどうしたの?
いつになく酔っ払って上機嫌で帰宅した百合子ちゃん。
ないしょ🤣 を連発しながらそっちこっちに愛嬌振りまいている。
何かいいことがあったような。
概ね見当はつくんだけれど、どうやら信作君からプロポーズでもされたのかも。
そのことを考えると嬉しくて嬉しくてたまらない。
そして、喜美ちゃんたちがデリケートに扱う八さんの個展についても、好き勝手放題言ってしまうのだ。
その時の写真がこれ。
頭ポンポンは、これはちとやり過ぎだよなぁ。
もう酔っ払っちゃって舞い上がっているから、何を言ったって嬉しいばかりで、早々に工房から追い出されて母屋で布団の中に寝かされる始末。
実は、百合子ちゃんは三津さんと同じ部屋で寝泊まりしている。
三津さんが仕事を終えて寝に帰ってきたときに、こっそりと打ち明ける。
うち もうすぐこの家出て行くねん
結婚するんよ まだ内緒にしといてな
酔っ払ってすっかり寝てしまったはずなんだけど、まだ起きていてこっそりと告白。
衝撃の告白に思わずびっくりした声を上げる三津さん。
川原家のそれぞれはどうやら、行き先が決まっていく様子。
夫婦2人だけの会話
夜仕事が終わってから、夫婦2人だけの時間になる。
そこで、喜美ちゃんは八さんにしみじみと語るのだ。
八さんのおかげで川原家はかつてないぐらい潤ったんだよ。
大体、お夜食に白いおにぎりが食べられる。
毎日何の心配もなくご飯が食べられるなんて。
昔は本当に貧乏で、ご飯が食べられるかどうかも定かでなかった。
米びつの中にあとどのくらいお米が残っているのか、残りのお金これだけで何日暮らさなければならないかとか。
考えれば大変なことだらけで、本当に食うや喰わずだったのだ。
今から考えれば大変な時代だったけれど、最近の喜美ちゃんはお金の心配が全くなくなったとのこと。
これは大変な進歩だろう。
どんな場合でもお金のことを考えない日はない人がほとんどなわけだから。
さらに喜美ちゃんは続ける。
これからは私が稼ぐ。
八さんは個展はお断りして、自分自身の本当にやりたいことをもう一度探してみては。
このセリフを言われたときに八さんは思わず喜美ちゃんに語るのだ。
喜美子は優しいなぁ
ありがとう
この後はセリフらしいセリフもないが、八さんはさらにまた創作活動に戻るものと。
喜美ちゃんがここまで言ってのけるのには、それなりの理由が。
実は大口の注文が決まりそうなのだ。
それは以前コーヒーセットを頼んでくれた橘さん。
彼女が工房のことを覚えていてくれて、注文を回してくれるらしいのだ。
喜美ちゃんへの注文って?
彼女が注文をしてくれてからはもう何年も経ったはず。
ちょうど喜美ちゃんたちが結婚式の時で、コーヒー茶碗を80脚注文の予定だった。
実はその時のいきさつのことを述べた記事がこちら
一旦はお断りしていた注文だけど、覚えていてくれて再度話を持ってきてくれた。
実は、このことを受けて八さんへの喜美ちゃんの発言になったのだ。
さて、明日以降どのような物語になっていくのだろうか。
八さんのスランプや、百合子ちゃんの結婚や、予告編であった直子ちゃんの大きなお腹の様子はどうなっていくのだろう。
今週からはいよいよ目が離せなくなってくるスカーレット。
やっぱり中心となるのは喜美ちゃん夫婦の関係が、この後どのように変化していくあたりだろうか。