くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

今更だけど ビートルズ

 

ビートルズが活躍し始めた頃、そのすぐ下の世代である私も、彼らの曲を何度も聞いたことがある。

しかし、このグループが大活躍で世界中を席巻していた頃、中学生から高校生だった私はビートルズを理解していなかった。

それほどいい曲とも思えなかったし、なぜあんなにも観客たちが熱狂できるのか、わからなかった。

私がビートルズを少しずつ理解できるようになったのは、30代40代くらいになってからかなと考える。

この年になってみると、最近はそれなりに良さを理解できるが。

なぜ熱狂する若者たちの様子を冷ややかに見ていたのか、そのことについて少し考えてみたい。

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ビートルズの出発は少年時代から

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イギリスリバプールで活躍 ドラムはリンゴスターではない

 調べてみるとビートルズに在籍したメンバーは全部で6人とのこと。

1人は若くして亡くなっており、もう1人リンゴスターの前のドラム担当はメンバーから外れた模様。

我々がよく知るメンバーでデビューした。

もともと10代の若者だった彼らが集まってできたグループ。

言い出し始めたのはジョン レノンと聞いている。

彼の友達のジョージハリスンが合流してそこへポールマッカートニーが加わった。

リンゴスターが最後に加わって4人のメンバーが揃うことに。

彼らのこの辺のいきさつは映画にもなっている。

よく似た俳優たちを選んでうまい具合に作っていた気がする。

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ノーウェアボーイ ジョン レノンの伝記みたいな映画だった

映画の中でも語られていたが、彼らの音楽的なセンスはかなりイケてた。

ただ単に好きだからと言う理由では語れない才能とかひらめきとかを感じる。

人前で楽曲を披露することが 彼ら自身も楽しんでいたことがきちんと描かれていたと思う。

この映画はwowowで見た記憶がある。

この少年時代を経てから、彼らはイギリス国内だけではなく外国へも出かけるようになった。

特にオランダなどへも出かけたようだし、極めつけはアメリカへ行ったことではなかろうか。

全米ヒットチャートにも随分とグループの名前は轟いていたのだ。

もちろん日本へも来ている。

日本公演の時に彼らの前座でステージを務めたのはお笑いグループのドリフターズ

今では結構有名な事実だが。

ビートルズがこの当時日本でよく噂されていたのは、不良少年の集まりとか、髪が長すぎるとか。

実際は、アメリカのエドサリバンショーでも司会のエドサリバンが話していたが、彼らは驚くほど礼儀正しかったとのこと。

もちろんジョークが大好きで、話し好きだったことも挙げられるだろうが。

今、当時の映像を見ても、髪が長い印象は全く受けない。

また音楽的にもノリノリで演奏はしているが、わずか4人のメンバーであれだけの音を奏でられるのだ。

演奏が全くの吹き替えなしで、ストレートにできるあたり、彼らの実力のほどがうかがえると言うもの。

はっきりって彼ら以外の他のグループでは、全部とは言わないが吹き替えを使ったり、またゴーストの楽器担当がいたりしたのだ。

それは外国に限らず日本でも同じようだった。

日本のグループサウンズ時代と被るが、日本のグループサウンズできちんと自分たちだけで演奏をこなせたのはブルーコメッツだけと聞いたことがある。

外は推して知るべし。

彼らの曲は簡単にはコピーできない

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コード進行が驚くほど難しいのだ

ビートルズの曲を聴いて、実際に歌ってみようとした人は多いのではないか。

私も何度か挑戦しようとして、当時よく売られていた音楽雑誌には音符もまた楽譜自体も歌詞も全て載っていたが、ギターコードを見たときに絶句

なぜこんな聞いたこともないようなギターコードで曲を作っているんだろう?

演奏しようとしてギターの表示を見てもどんな指なのかわからないのだ。

そのためにわざわざギターのコード表を眺めなければいけない。

要するに C F G 7 などと言う単純なものではない。

なぜあんなにも複雑な和音を使うのかは正直理解できなかった。

今でもビートルズの楽曲は独特だと解釈している。

聞くところによると彼らの曲はまず詩があって 、ギターのコード進行があるらしい。

そして、彼らは基本的に楽譜を使わない。

詩を書いたメモだけがあって、コードはそれぞれ頭の中に入れていたらしいのだ。

細かい約束事は、その都度練習の時に取り決めしたようだ。

聞いていて感じるのは驚くほどざっくばらんな取り決めしかしていない割には、かなり綿密にハモっているではないか。

ボーカルの歌声にハモリを入れるのはそれほど難しいことではないが、かといって素人が付け焼き刃で挑めるものでもない。

さらに、ビートルズの楽曲は全てが彼らのオリジナル作品だと言うこと。

本当に初期の頃は、他のリメイクなども1部手がけたことがあるようだが、基本的には全て彼らのオリジナル作品。

作詞も作曲も別々に担当するのではなく、彼らがそれぞれ曲を作って、全員がパートに分かれて練習をする。

曲を作ったものがメインのボーカルを担当するらしい。

やっぱり多いのはポールとジョンだった気がする。

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個性的なメンバーの集まり

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グループが解散する直前の映像と思われる

このグループは個性的なメンバーの集まりな事はよくわかるが、音楽活動を続けていくためには様々な軋轢があったと聞いている。

個性が強いのでどうしてもぶつかってしまう。

1時、ジョン レノンが、オノヨーコと付き合い始めた頃 、そのことが他のメンバーに気にいられなくてずいぶんもめたこともあったようだ。

しかし、彼らが出す曲は絶対的にヒットしていた。

出す曲がみんなヒットするなんて普通はありえないことだし、またあの観客が失神するばかりに熱狂するのも私的にはずいぶん違和感を感じていた。

お馴染みの曲。

いろんなアーティストにリメイクされている。

カーペンターズの曲が有名かも。


The Beatles - Help!

 そして、最後の作品がこちら


The Beatles - Let It Be - Let It Be (STEREO REMASTERED)

 この曲について黒柳徹子のコメントを聞いたことがある。

彼らの曲はメロディーもとっても素敵なんだけど、詩が何にも増して素晴らしいの。

 英語を理解しない私にはよくはわからないが、確かに哲学的な内容だなってのは想像つく。

「骨盤ウォーカーベルト」

現在ご存命なのは2人だけ

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ポールとリンゴ 彼らだけが存命

現在この2名だけがまだご存命で、ジョン レノンは随分早くに殺人事件で命を落としている。

確か背中から拳銃で撃たれたと聞いている。

そしてジョージハリスンはつい何年か前に膵臓癌か何かで亡くなったと聞いた。

人の運命は与えられた命。そう簡単に変更は効かない。

4人のメンバーの中ではポールがずっと音楽活動を継続してきた印象が強い。

彼はサウスポーのギタリストで、ベースとキーボードの担当。

作る曲はとても素晴らしいが、それらが皆、自己流の音楽で作られていることが本当に意外な気がする。

確かに彼らのメロディーラインもハーモニーも既成のものとは全く違っていただろう。

たくさんの作品は、理解するのではなく感じるのだと今改めて納得している。

これからも何かにつけて彼らの曲を聞く機会はあるものと感じる。

時代おくれのビートルズファンとして、良い時代があったなと思い出すことしきり。

【BROOK'S かんたん ぬか美人】