いよいよ7回目の挑戦となった穴窯。
もう後がない絶体絶命の状態で家族や仲間の応援を受けてお焚き上げされた。
2週間炎を維持し続ける方法は穴窯にも崩壊の危機が。
さすがに最終日には穴窯の上部に崩壊が始まって危機一髪だったのだが。
絶対に後戻りしない喜美ちゃんの強い決意によってそのまま燃やし続けたのだ。
そうして迎えた結果。
目標とするべき古信楽の風合いを再現することが。
目次
オランダ発、世界が認めた防犯・防刃・撥水性の 多機能リュック「BOBBY」
陶芸家川原喜美子
喜美ちゃんの出した答えは、
このゆるぎない決意は夫婦の愛情など超越していたね。
しかし、このやりとりで、この夫婦の未来は決まったようなもの。
やがては離婚する運命にあるのだ。
喜美ちゃんが再現してみせたのは、灰と土と炎が織り成すコラボレーション。
一筋縄でいかなかった事は先週からの1連の物語を見ていてもよく伝わってくる。
6回失敗した結果を受けて、工夫に工夫を重ねてギリギリの状態で挑戦。
しかし得られた結果は偶然ではなさそう。
失敗するたびに試行錯誤を繰り返し、焼き上げの方法に思いつくこと全てをやってみた結果。
窯の中の配置からして、考察されているのだ。
ただ漫然と置いただけでは結果は出てこない。
そして温度を上げていくタイミング。
さらに上りきった温度を維持する根気。
それらを踏まえて、薪が燃えたときの灰がうまく作品に降りかかるようにも配慮した。
これらの努力全てが実を結んだのだ。
早速ちや子さんに報告
穴窯の成功を受けて早速ちや子さんに手紙を書く喜美ちゃん。
すぐにやってきたちや子さんに披露したのは自分で再現できた自然秞の作品たち。
物語は一気にタイムワープ


番組の中に出てきた形も所々に見える。
神山さんのインタビュー記事にあったが、自分で作品を作ってみても以前はすぐに真似されてしまったのだそう。
作品作りのポリシーとして、誰にも真似できないものを作ると言っておられた。
確かに、自然秞の色合いは、真似しようにも再現不能と思われる。
この方法は作品を作る上での工程に種明かしがあるのだ。
それ以外の方法をとっても真似はできない。


これらの作品群は今でも神山さんの手元にあるものと思われる。
調べてみるとかなりの高値で出品されていた。
芸術作品としての価値は極めて高いのだ。
実は、この時借金まみれだった川原家もこれらの作品が売れることによって全て返却できているのだ。
武志君の進路


ここで物語は一気に進む。昭和53年の設定になっていた。
武志君は17歳。高校2年生とあった。
もうそんな歳になるのかと。
ちなみに喜美ちゃんは40歳とある。
既に陶芸家として相応の知名度も誇り、お金に困るようなそんな生活ではなさそうだ。
やはり穴窯で作った作品は高値で取引されることとなり、充実した生活を送っているものと。
そんな中で武志君にも進路をどうするのかの選択が迫ってきている。
ここで彼はいろいろ悩んだ挙句お父さんであるハさんに相談するとあった。
その物語は明日以降描かれることになる。
実はモデルとなった神山さんも 親子2代の陶芸家として活躍していた。
そのような事実を踏襲するものと思う。
それにしても、ここへきて物語のスピードはかなり加速。
今月すぎて来月早々にはいつぞやのブログで紹介した稲垣吾郎君が武志君の主治医の役どころで出演始まる。
大きな病気をするところも概ね同じ。
神山さんの息子さんは白血病でお亡くなりになっているので、ひょっとしたらそのことをそのまま踏襲していく可能性もあるね。
神山さんは息子の白血病治療のために骨髄バンクの設立のためにずいぶんと尽力をされていた。
実は陶芸家としてよりも骨髄バンク設立のボランティア活動家としての方が有名かもしれない。
息子さんは29歳で発症して31歳で亡くなっている。
さてどこまで史実に忠実に描かれるのだろうか。