武志君が大学を卒業していよいよ信楽に戻ってきたね。
もうすっかり大人なので、自分の進路もきちんと決めていて、母親である喜美ちゃんの出番もなさそうな気がするけど。
そこはやっぱりね、母親としてきちんと息子の新しい職場に挨拶をしておこうかなと。
やっぱり昔の様々なしきたりをきちんと勉強しているし、なんといっても大阪時代の荒木荘での経験は本当にものを言っているね。
さて物語は武志君のこれからの様子と、母親喜美ちゃんや、窯業研究所でお世話になる
掛井武蔵丸先生のエピソード。
目次
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息子といっぱいやっちゃう⁉️
信楽の商店街の中にあるいっぱい飲み屋さん あかまつ
ここはお父ちゃんの時代からの御用達。
何かあるとここへ集まって皆さんワイワイガヤガヤしながら酒を飲み交わす。
今日は武志君が喜美ちゃんを誘うことに。
改めて卒業まで大学に通えたことをお祝いしたかった。
もう川原家は家族はこの親子だけになってしまった。
けじめをつけたかったとも言える。
何よりも親子で酒を飲むなんて子供の時は絶対無理なので、今ぐらいしかチャンスは巡ってこない。
さて、武志君の話。
彼は自分の母親が苦労して、中学卒業してからすぐに働き始めて頑張ってきたことをよく知っている。
そして、もともと絵が好きだったので、美術関係の勉強をきちんとしたかったことなどもよく理解している。
そういった中で彼の提案は学校生活の疑似体験。
高校や大学に入学すると最初に何が起こるのか。
そこから詳しく説明をすることに。
高校でも大学でも学校そのものからのアピールはあまりない。
私の記憶をたぐってみても、クラブ活動やサークル活動などの勧誘が目白押しで、ほとんどはそういったことに終始する。
要するに街頭勧誘みたいなことや、人を集めてのプレゼンテーションみたいなことをこの頃からしっかりとやっていたね。
ここで興味があるところへ赴くと、たいていは入部とか勧められる。
入部をすると最初の1ヵ月2ヶ月程度はお客さんとして扱ってくれるがそれ以降は押して知るべし。
厳しい現実が待っている。
私が大学時代の体育会系のクラブの標語
1年奴隷
2年平民
3年貴族
4年天皇
まことしやかにこう囁かれていたね。
半分は当たっていたし、半分は誇張されていた。
学校とは概ねそんなようなところ。
特に体育会系の格闘技なんかやっているところは多分こんな感じだったはず。
武志君がどこまで話したかは知らないが、私の時代のエピソードだとこんな感じになるかな?
夢を見ちゃう


スカーレットの中では珍しく手の込んだ撮影だったと思ったね。
あの幼なじみ3人組が皆、学生服を着て受験勉強をしている設定だった。
照ちゃんと信作君が結構苦しんでいるのに対して、喜美ちゃんだけがやたら嬉しそうなのが興味深い。
そしてなんとジョージ富士川までもが登場して、特別教室で学びたいと告げたところが、あなたはもう学ぶべき側の人間ではなくて、教える側の人間とさとされたのだ。
夢はそこで終わり。
なんとも不思議な奇っ怪な夢だけれど、昨日の夜の武志君の話がしっかりと記憶に残っていたようだ。
設定では多分40代半ばの喜美ちゃんたちだが、セーラー服学生服はさすがに恥ずかしかったでしょ。
武志君の新生活
武志君は、信楽窯業研究所のそばにアパートを借りて住むことに。
独り立ちすることを考えているので流れとしてはやはりこんなことに。
そして研究所に籍を置く傍ら、夜はアルバイトをすることに。
以前3人組が写っていたあのビリヤード台のある所。
そういえばあの時代の学生たちで、アルバイトをしていた友達は多かったと思う。
お酒が飲めないのに水商売でアルバイトをして、毎日コロンコロンに酔っ払って帰ってきた友達を見かけたことが。
次の日学校に行く時も夜遅く帰ってきた場合は、当然酒が抜けきっていないので、授業を受けることにはならなかったと聞いたことが。
今も、アルバイト学生はある程度いるとは思うが、昔から学生のたしなみとしてこういった事は話によく聞いたね。
実は、かく言う私もアルバイト三昧で暮らしたので、水商売以外の大抵の事はやった記憶が。
八百屋の店先の販売員やらドブさらいに至るまで何でもやった。
【スローコア】 【はらペコ雑穀】手間はいつもの炊飯とほぼ一緒♪
窯業研究所掛井先生


息子がお世話になるのだからと窯業研究所を訪ねてみたところが、なんとそこにいたのは照ちゃん親子。
あのイガグリ頭の長男がなんと金髪のイケイケの無愛想なお兄ちゃん。
これはなんとなくお母さんも苦労してそうだが。
そういったことも早々に掛井先生にご挨拶を。
そうしたところが、なんと先生は陶芸家川原喜美子の大ファンと言うことで。
あの穴窯で焚いた自然秞に魅せられていると言う 。
喜美ちゃんのあの会心の作品をどうしても欲しいと思っているようだ。
確かにこの花瓶は強烈なイメージ。
この色合いを釉薬なしで発色させるとは。
そして、誰も真似することができない。
どうやら喜美ちゃんにとっても思い入れのある作品らしく、売り物にするつもりはないようだ。
明日以降のエピソードで描かれるがこの作品を多額の金額で売ってくれとの話が出てくるが、しっかりとお断りをする。
確かに二度と作ることのできない作品のイメージが強い。
本当に作品を愛する人だけが持つことを許されるのかも。
そして大抵の場合は持つことを許されるのは作った人本人の場合が多いのではないか。
要するに、誰にも売らないよと。
明日からはまた新しいメンバーが物語に加わりそう。
私にとってもちょっと懐かしい女優さんなんだけれど。
どんなふうに描かれるのか、楽しみに待つことに。