ここへきて、武志君の果たす役割はどうやら両親の間を取り持つこと。
彼にとってはたとえ離婚していてもかけがえのないお父ちゃんとお母ちゃん。
子供にとって両親が離れ離れというのは、やはり切ないもの。
何とか2人でもっと話し合えるような時間が持てればと、そんなつもりで3人で会える時間を作ってみたのかも。
そして、どうやら喜美ちゃんはパリ行きのことも前向きに考えているような。
喜美ちゃんとハさんが離婚したとは言え、これからどんな関係を築いていくのか。
少し不思議な語り口になってきている。
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思いがけずに家族が揃う
武志君の手配は同時に3人が揃うんだけれど、時間差を作って先に両親が会えるようにうまい具合に配慮していた。
ハさんが来る直前にマネージャーの住田さんがきて、なんとなく早とちりした雰囲気だね。
要するに川原喜美子が十和田八郎とよりを戻すのではないかと。
それはあまりに端折りすぎ。
この2人は武志君がいなければ二度と交流を持てるような間柄にはならなかった。
それぞれがどうしても息子を介してコミュニケーションをとる必要を感じていた。
そして、息子武志君は離婚した両親について、それぞれの気持ちを最大限考慮してずいぶんと気をつかってきた時間がある。
きっと会いたくないんだろうな!
ひょっとしたら相手の顔を見るのも嫌なのかも!
そんなことをずっと考えて、なるべく両親それぞれと話をするときにはもう片方が話題に上らないようにずいぶん気をつかっていた。
実は昨日の放送でその配慮がまるで無用なものだと痛感させられる。
お父ちゃんもお母ちゃんも普通に会話ができるし食事もできる。
何ら心配する必要がないじゃないかと。
昨日武志君が思わず咳き込む位びっくりしていたこと。
気兼ねしてちょっと気まずい元夫婦


いざ2人だけになってみたところで、そんなに話が弾むわけもなく 。
このときのお互いの胸の内はなんとなくよくわかる。
何を話したらいいんだろう?
何か良い話題は無いのかな?
飲み物とかあったほうがいいのかな?
とりあえず椅子に座っててもらったほうがいいよな
これだけのものをそれぞれの胸の内に抱いてはみるものの、行動を起こすとなるとちぐはぐでどうもうまくいかへん。
しかし何とか飲み物を準備することになって、
武志君はシュワシュワが好み
喜美ちゃんはつぶつぶ
そういったところまで何とか把握。
【スローコア】 【はらペコ雑穀】手間はいつもの炊飯とほぼ一緒♪
武志君がぜひとも聞きたいこと
十和田さんあとどのくらいいられるのかな?との質問に
あと2分と答えるハさん。
いくらなんでもそれは愛想がなさすぎ。
武志君が激しくお父ちゃんを引き止める。
結局はハさんが折れる形で、残って一緒にご飯を食べていくことに。
武志くんがどうしても聞きたいこと
なぜ今は陶芸をやっていないの?
どうしてお母ちゃんと離婚をしたの?
立て続けに厳しい質問を浴びせる武志君に.
まぁまぁとりあえずは落ち着け
ゆっくり話そうー
そうやって信楽に残って話をすることを約束するのだ。
このときの話の建前としては、十和田八郎が陶芸展で新人賞を取った作品をどうしても直接手に取ってみたかったから。
この当時はこの色が珍しかったようだ。
しかし今では誰もが似たようなものを作る時代。
これからも武志くんにとって どれだけ参考になるのか、八郎は力を貸すことを全く惜しまない。
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喜美子と八郎
有名な諺に覆水盆に帰らずとある。
一旦別れた夫婦が元に戻る話も全くゼロではない。
しかし大抵の場合は元の鞘に収まるなんてかなり少数派だろう。
スカーレットの喜美子と八郎はどうだろうか。
物語を見た感じでは、それぞれが相手に対して負い目を感じているよね。
力になってやれなかった負い目。
夫の意見を無視して自分勝手に突っ走ってしまった負い目。
それぞれの胸に湧いてくる思いは結果が成功不成功ではない。
そういった事は関係なく、相手に対してどれだけいたわりの共感の気持ちを持つことができたか。
そこがうまくいかなかったことに対する、ある意味後悔の念。
それをお互いが胸に秘めていて、そしてそれは相手から許される代物ではない。
自分で自分を許せるかどうか。
かなり複雑で奥深い話になるので、簡単に一緒になるならないを決めることにはならないのだ。
しかし、そんな両親の思惑を気にすることなく息子武志君は2人がもう一度仲良くなれるのではないかと心の底から願っている。
何が嬉しいって両親が仲良くしていることこそ最大の自分の安心感だから。
そういったことを思いつつ、この日の夜は3人で食事をすることに。
そしてどうやら泊まる話も聞いている。
もちろん昔のように川の字で寝るなんてことにはならないが、両親がもう一度会話を交わせるような関係になる事はたとえようもなく嬉しく思ってしまう。
今日の物語はそこまで。
喜美子と八郎がこの先どういう関係に描かれるのか、まさに興味津々