スペシャルサニーデイと題した1週間も今日で終わり。
主役たちを休ませる意味でもちょうど良い1週間だったのでは。
今日の物語はこの全体の流れを締めくくるにふさわしいよくできたエピソード。
特に信作君の持ち味がいかんなく発揮されていた。
最初はどうなることかと思ったけれど、大量にやってきたお客さんを、彼お得意の機転でかわすあたり、もう脇役以上の働きをしていたかも。
それにしてもこの物語を作った三谷昌登さん。
あさが来たのスピンオフも担当していた実力が、なんとなくうかがい知れた気が。
目次
おばちゃん合唱団の傍若無人から始まる物語
いつの時代でもおばちゃんパワーっていうのはすごいもの。
大体不慣れなマスターに対して5人それぞれてんでんばらばらな注文をしたあげく、トーストとか食べたいとか。
信作君にしてみれば、おそらくテンパイ通り越した状態では。
そして挙句の果てにいつもやってもらっているからと、テープレコーダーを回して自分たちのコーラスを録音する。
他にお客さんが来ようが来まいがお構いなしで 歌い続ける始末。
そうこうしているうちに次々とお客さんがやってくる。
この店がこんなににぎわった状態って今までもなかったんじゃなかろうか。
確か中には外人さんのカップルもいたような気が。
もう、収拾つかない状態で状態で信作君の絶叫とも取れるような叫び声だけが響いていた。
難しいレシピはできへん カレーはいかが?
来るお客さんそれぞれメニューを見ながら好き勝手な注文をしようとする。
どうやら信作君が作れるのは、コーヒーを始めとする飲み物全般と、カレー位かな?
トーストもどうやら何とかできたようだけど。
どれにしようかな?なんて迷っているお客さんには、ほとんど強制的にカレーを勧めてしまう。
このカレーはでもでもサニー自慢のカレーらしく、隠し味にコーヒーのキャッチフレーズの通り、誰が食べてもおいしいようだ。
鍋に1つ作ってあったカレーもどうやら完売できたような。
とにかくあれだけのたくさんのお客さんを不慣れなマスター1人でこなしきれるなんてかなり厳しかったろうにね。
何とか切り抜けて戻ってきた百合ちゃんは?
さて一旦は店を飛び出していた百合子ちゃんは、ひとしきり時間が経った後サニーに戻ってくる。
散らかった店の中には誰1人いなくて、片付けようと思ってみたところが、そこに録音しっぱなしのテープレコーダーを発見。
なにげに再生ボタンを押してみたところが、合唱団の歌声の後、いつになく混雑した店の様子と孤軍奮闘する夫信作の絶叫が。
やりとりの中で必死で切り盛りしている様子が伝わってくる。
そして最後の方にあった絶叫。
百合子〜俺が悪かった😭帰ってきてくれ〜🙏
そのことで改めて信作の気持ちを確かめる百合ちゃん。
自分も、感情的に反応してしまってちょっと後悔しているし、
夫のことを心から愛しているんだと。
録音していた内容って?
テープの中に録音されていたのはマスター信作の孤軍奮闘の様子と、妻百合子への本音。
そのことが2人の中では改めて確認。
お互いのことが大好きなんだけれど、信作君は自分の気持ちを表現することがすこぶる苦手。
どうしてもちょっと格好つけないと恥ずかしくて仕方がない様子。
そして、夫が誰にも増して素晴らしいなと思うのは、自分の事の様々な事柄をきちんと覚えていてくれること。
照ちゃんの所の敏春さんは結構忘れていたりしたからね。
そして信作君はただ覚えているだけではなくて、言葉はなくても、どういったことを考えているのかとか、きちんと推察をして理解をしてくれている。
これって男性としてはこれ以上ない位の優れた点かもしれないね。
世の中の男たちは長く付き合ってきた女性はほっといても大丈夫みたいないい加減な気持ちを持ちがちなんだよな。
そういった男たちとは全く逆の信作君。
百合子ちゃんも自分がこの上もなく幸せなことを改めて実感できていた。
この夫婦の昔の恋愛していた頃のお互いを思いやる気持ちが今でこそ表に出る事は無いけれど、心の中にはまだしっかりと灯されていて、お互いをしっかりと結びつけている。
お互いなくてはならない大切な想い人。
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結婚13年目 ええ夫婦や〜
スカーレットの中でいろいろ出てくるカップルの中でも、この2人が1番素敵に見えるかも。
一見、甲斐性無しに見える 信作君だが他の誰よりも相手の女性に寄り添え得ている。
そして、普段は決してカッコイイ男では無いのだ。
不器用でぐずぐずしていて、一見いいところなんかないように思えるけど、誰よりも1人の女性を愛し続けている。
女性にとっては、かっこよくて、周りによくアピールできるイケメンよりも自分のことだけをしっかり見ていてくれる信作タイプの男性の方が安心できるのでは。
この夫婦がこの後のスカーレットでも大切な役割を果たしていくはず。
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来週から始まる予告編
喫茶さんには子供たちも有馬温泉に行っていたお母ちゃんたちも帰ってきて元通りの生活に。
子供たちがパパママがうとうとしている姿を見ていたずらっぽく
シー🤫ってしているシーン。
子供たちにとっても自慢のパパママなのかも。
さて来週からのスカーレットだが、いよいよ最終月に入っていく。
今までとは違ったシリアスな描かれ方がされるようだ。
喜美ちゃんが大泣きしているシーンがあった。
ネタバレで最後のストーリーまですべて掌握しているが、家族の中に大変な事態が起こる。
そして、例の稲垣吾郎ちゃんが登場してくる。
彼は武志君の主治医の設定で出てくるのだ。
ここへきてスカーレットはモデルとなった神山清子さんのエピソードをそのまま踏襲しているような気が。
最後の4週間で、この物語をどのように取りまとめていくのか、物語の本当の値打ちはこれから語られると言える。