今日のスカーレットでは、照ちゃんにつきそう喜美ちゃん。
敏春さんの検診結果を代わりに聞きに行くためだ。
物語の中では担当の医者が夏風邪で休んだとのことで急遽、
吾郎ちゃん扮する大崎先生が担当することに。
彼がこのスカーレットの最後のエピソードに大切な味付けを。
さてそういったことで始まる物語は一体どんなことに。
目次
敏春さんの検査結果は?
病院で照ちゃん喜美ちゃんが待っていると、先生が登場する前に案内に来た看護婦さん。
そういえば以前喜美ちゃんの作品展に来ていたおばちゃんだったよね。
県立病院に勤める看護婦さんとは知らなかった。
答えは覚えてるわけないんだよね。
確か一緒に写真を撮った人。
そういえばそんなエピソードがあったような。
穴窯で成功して展覧会をあちこちやっていたときのひとこま。
そんなこともあったねと言っているうちに、担当の大崎先生がやってくる。
役者としての吾郎ちゃんは、昔からこういったちょっととぼけたような演技がかなりうまかったなと。
今回も改めて医者の役柄がうまい具合にはまっているような。
ちなみにこちらの県立病院は、あの父常治がこっそりと治療に訪れていた過去が。
その時に照ちゃんに見つかって、
どうかうちの家族には内緒にしていてくれ!
そういったやりとりが。
とりあえずは、検査結果の説明に照ちゃんだけが説明を受けることに。
結果はね、いわゆる生活習慣病の中の1項目が数字的にちょっと悪かったかなくらいのレベル。
それほど気にすることはないが、この辺の数字が悪くなるとやがては糖尿病の発症リスクが。
私のように糖尿病になってしまうと、血糖値はそれほど問題にはならない。
どのみちかなり高くなってしまうので。
もっぱら気にすべきは、
ヘモグロビンA1c
この数字が高くなると医者から厳しくダメ出しされるんです。
基本的にインシュリンがうまく機能しなくなる病気なので、原因はいろいろあるけれど、やっぱり生活習慣が全てと言っていいのかも。
そこをきちんと改めて実践できればほぼ克服できる症状。
ただし、私の個人的な感想ではほとんどの人ができていないはず。
意思が弱いと言えばそれまで。
とにかく症状が全くないので、かなりの脅しがあったとしても、長年の生活習慣は簡単に変えられるものではない。
最近私が感じるのは、家系的な病気に対する耐性も関係あるのかなと思う。
我が家は父方がほぼ全員糖尿病で、皆さんかなり症状が重い。
彼らが決して不摂生をしているようには見えないが、私など胸に手を当ててみると間違いなくこれらの1族の一員なんだと痛感しているね。
陶芸教室を開いてみたい
実は昨日行った陶芸教室の若い女性の参加者から礼状が届いていたのだ。
自分で作った湯飲み茶碗でお茶を飲んでいると元気が出ますとの事。
こういったファンレターは作家たちのモチベーションを飛躍的に向上させる。
自分の胸襟を開いて教室でいろいろなことを教えてあげる事は、単純に知名度を上げるだけではなく、多くの人との交流で、大切な芸術家の心を伝えることができる。
昔から言われてきたことだが、
芸術の感動は、作り手の側にも観客の側にも実は存在していなくて、作り手と観客の中間に存在している
といった人がいた。
確か第二次世界大戦の頃大活躍していた指揮者フルトヴェングラーの言葉だったと記憶。
感動を分かち合うためにはそれぞれの立場の思いがお互いの立場に立って考えられるかどうかでその大きさは大きく変わってくるはず。
喜美ちゃんが陶芸教室をやりたいと思ったのは、感動を自ら演出することができるのではと思ったから。
そして、まずは地元の人たちに、自分自身のことをもっとよく知ってもらいたいと考えたから。
実際に自分の器を作ってみたいと思う人はかなり多いと言える。
はるか昔になるが、私も小田急ハイランドで陶芸教室に参加して、自分の湯飲み茶碗を絵付けして郵送していただいた記憶が。
この当時はこういったカルチャー教室みたいなものがあちこちで開かれていたんだよね。
武志君の気になる様子
実は武志くんは次世代展の打ち上げで仲間が集まってたこ焼きパーティーをやっている最中、以前にもあったような倦怠感を感じて動けなくなる一瞬があった。
と同時に、突然の鼻血。
体の中に巣食っている倦怠感は、風邪をひいたぐらいの感覚ではちょっと説明がつかないよね。
実はもう既に病気の事はネタバレであちこちの情報で流れているので、彼は白血病にかかっている。
どうやら慢性の骨髄性白血病。
白血球が暴走を始めてじわじわと増えていっている状態。
これは骨髄の造血細胞に異常が起こる病気で、いくつもの種類があるのだ。
今日描かれていたのは、武志君のだるさやアルバイト先での休みの状況とか、年頃の男の子であれば、いちいち母親に説明などするわけもなく。
他所から聞いてきた喜美ちゃんが、心配をして様子を見に来るような有様。
しかし症状には波があって元気なときにはいつも通りの武志君。
明日以降の物語でその重篤な症状が語られることに。
とにかく血液検査をすれば一発で結果が出るので。
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白血病についてちょっと調べてみる


白血病は慢性の状態の時はじわじわと症状が進むが、ある時から急性症状に変わることが一般的とされる。
とにかく白血球が暴走するので、体の中に現れる症状としては、出血しやすくなる。
今回ドラマで描かれていた鼻血などもそう。
それと、個人差はあるがどこかに体の1部をぶつけたときに青アザになりやすかったり、ぶつけたりすることなく青い斑点ができたり、そういったことも起こりやすい。
これは白血球が暴走することによって血小板が減少するから。
また肝心の赤血球の働きも著しく影響を受ける。
体が元気な状態を示すヘマトクリット値が著しく下がっていくことも指摘される。
この数字が20を切るととてもじゃないがだるくて活動などできたものではない。
正常な人はほぼ40以上をキープするのでは。
こういった血液検査によってわかる数値で病気は判断される。
治療は今も昔も抗がん剤の治療が主流となっている。
後はよく聞く骨髄移植。
ちょうど1年前に池江璃花子さんを励ましたくて書いたブログ。
結構有名な人もこの病気にはかかっている。
ちなみにスカーレットのモデルとなった神山清子さんは息子さんの賢一さんを助けるために
骨髄バンク設立のボランティア活動で陶芸家としては別の側面を持っていて、そちらの方でもかなり有名な方。
どうやら今月1ヵ月でそういったことを含めて丁寧に描かれるものと。