いよいよ、はっきりとした病名が告げられた。
武志君は以前から想定されていたように白血病と診断。
現在でも、この病気になった場合は助かる可能性は五分五分。
武志君の場合、白血球が通常の5倍。
そして骨髄検査の結果でも染色体に異常が認められたとのこと。
この白血球が暴走する原因は骨髄に原因があるんだけれど、どういった治療が最初行われるのか。
明日、今週の締めくくりの物語になるので、そこで様々な治療方針など語られるだろう。
主治医役の吾郎ちゃん。
役どころがしっかりはまっていたような。
目次
親子で病院へ
喜美ちゃんと武志君2人で大崎先生の前に座って説明を受けることに。
でもこの状態では、先生は決して多くは語らない。
心配になって武志が色々と質問を聞いても、絶妙なタイミングで別な言葉で核心を濁してしまうあたり。
この当時の病院の先生はガンを告知する場合は、いきなり説明することはほぼなかったはず。
たいていは家族が呼ばれて本人に告知するかしないかのお伺いを立てる。
そして家族の承諾が得られた場合でも、本人の心の動揺が大きいなと思われれば、
告知することなくそのまま治療に入る場合がほとんど。
今日の最初の問診ではそういったことに基づいた説明が。
大崎先生はしっかり治療していきましょうとは言ったものの、病名その他は一切告げることなく。
ここでは武志君も喜美ちゃんも心の中は不安で渦巻いている。
患者さんの家族の気持ちを考えると、病院の先生としても簡単に事情をペラペラ喋ることにはならない。
そして最初の説明の後、喜美ちゃんは武志君に嘘をついてまで励まそうとする。
先生曰く、このぐらいなら大したことあらへん
そう言っていたで
息子の心の動揺が手に取るように伝わってくる喜美ちゃんがとっさにとった対応。
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病気の告知はまずお母さんへ
武志君が血液検査に向かったときに喜美ちゃんだけが大崎先生に呼ばれることに。
あらかじめ示し合わせていたようだね。
そこでしっかりと告げられたのは、
慢性骨髄性白血病であること
この事実は極めて重い。
この病気にかかって生還した人は、私の知るところでは俳優の渡辺謙。
彼は骨髄移植を受けてこの病気を克服している。
彼の場合、最初から急性の症状が出ていたので、ドラマの中の武志君より症状が重かったかも。
実はこのシーンは、驚くほど重要な流れで描かれていたのだ。
説明をする大崎先生(吾郎ちゃん)が、本当らしく初めて家族に説明するようにきちんと話すこと。
説明を受ける喜美ちゃんは言葉としては知っていた白血病だが、実際初めて耳にすると、
寝耳に水の印象で受け止めるのだ。
今日のドラマではここの場面までで、残りは明日に繰り越すことに。
撮影秘話としては、とにかく初めて聞く感じを出すために、必死で集中したんだそう。
思いがけず帰ってきた直子ちゃん
突然帰ってきた直子ちゃん。
さりげない風を装っているけど、喜美ちゃんは妹に何かあったとすぐにぴんときたみたい。
何があったん
話してみ
鮫島と離婚した!
ごめん🙇♀️!
なぜごめんって謝ったのか?
彼らは皆、戦中を生きた世代。
一人一人が世の中できちんと生きていくことが周りへの責任だと捉えている世代なのだ。
私のような戦後派の人間でも、その彼らの精神構造がなんとなく理解できる。
世の中できちんと生きていくことができなくなった、失敗してしまった。
それはとりもなおさず周りの人たちに心配をかけ、場合によっては迷惑も。
そのことに対する謝罪。
この世代の人たちの行って見れば本能とも呼べる精神構造。
このごめんって謝るシーンでちょっと涙ぐんじゃった。
気持ちがよくわかるので。
しかし、さすが直子ちゃん。
もうすぐに次のお相手を見つけたそうな。
不動産屋の社長で布袋さん
すごいね!転んでもただでは起きん
でも一言言っていたね。
鮫島のことが大好きやってん❤️
ちょっと泣き笑いのシーンだったよね。
モデルとなった神山清子さんと賢一さん親子
とても珍しいモデルの神山さん親子のツーショット。
こうして見てみると賢一くんは お母さん似だよね。
眉毛と目のあたり鼻筋の感じがそっくりだと思う。
彼はお母さんと同じ陶芸家だけど、ある意味ライバルみたいな存在だったんだそう。
彼はお母さんとは違って天目茶碗に造詣が深かった。
ドラマの中で武志君が亜鉛結晶秞のテクニックを用いて 、器に雪を降らすと言っていたが、モデルの作品はそのことがきちんと表現できていたように見えるよね。
お母さんが離婚をするときに、お母さんの味方になって後押ししてくれたのはほかならぬ賢一君。
そしてお母さんにこうも言っていた
もう自分のために生きるべきや。
お母さんを自分のライバルとしてとても意識はしていたけれど、母親としての人生を誰よりも大切に考えていてくれたようだ。
実はこの賢一君、29歳でこのドラマにもあるような白血病を発症して31歳でなくなることに。
このエピソードは本当に強烈だなと。
今日のあさイチに喜美ちゃん!


まさかドラマのすぐ後のあさイチに出演するとは 。
さらに共演者たちの様々なインタビューももちろんあったのだが、1番の見所は信楽太郎が出演していたこと。
まさかまるまる1曲歌うなんてね。
しかしドラマに主演している戸田恵梨香。
彼女が普通にお化粧して出てくると、どうしてもドラマの中の喜美ちゃんのイメージで見てしまうのだが、最初に見たときにちょっと誰だかわからなかった。
そのぐらい別人感が出ていたよね。
ドラマは結構笑いをこらえるのに大変だったみたいで、しかも、普通に関西弁での生活をしていたので標準語をど忘れしてしまうこともあったらしい。
神戸出身なので彼女は基本関西弁の方が得意らしいのだが。
先週の土曜日にクランクアップしているこの番組で、今は少し休みが欲しいとの事。
撮影は11カ月間かかったらしく、やはり疲労がかなり溜まっていたんだなぁと。
様々な思い出のシーンなどもメイキング映像として色々と紹介されていて。
いつものルーティーンでダラダラ番組を見ていた私にとってはちょっとしたボーナス気分。
とても面白おかしく見せていただいたが、番組の最後に、視聴者の皆さんに対して喜美ちゃんからの言葉。
これからのスカーレットは喜美子と武志が病気と向き合って戦っていく話になります。
どうか温かい目で最後まで見てください
との事。
残りの放送回数も20回を切ってしまったね。
もうすでにネットで調べれば、ネタバレ情報が隅々まで行き渡っているので結末もしっかり把握はしているが。
これからの見所は俳優たちがどれだけ真摯に自然に演技をしてくれるかどうか。
明日以降も注目。