先ほどからネットのニュースをチェックしていたところが突然飛び込んできた
オリンピック1年延期の報道。
IOC委員の誰かがそういったことを発表したとのこと。
1年としっかり期限を区切ってきたところでどういった意味があるのか興味がわいたもので。
昨日までの報道では中止はないが延期はやむを得ないと誰もが口を揃えて発言。
どれだけ延長するのかと言われたときに、1年延期案と2年延期案があって、他のスポーツイベントとかぶらなくて開催できそうなのは2年延期の方だよとのこと。
そうなると、1年延期とニュースで流れた事実がどれほどの信憑性を持っているのか調べることに。
目次
IOCの発表⁉️
いろんなニュースを総合しながら判断すると、どうやら延期の方向でみんな調整を始めているというのが実情みたい。
というのもあちこちの国々が1年以上延期しなければオリンピックには参加しない旨を表明しているから。
選手が参加しないオリンピックなんてやったってしょうがないので。
いろいろと総合的に皆さん腐心しているみたい。
今日の夜というか夕方に安倍総理大臣とIOCのバッハ会長が会談するらしい。
その時にある程度の方向性を決める可能性が。
実は様々なスポーツイベントのスケジュール調整もあったりするので、これだけの規模の大会となるとバッティングしないように配慮が必要になる。
1年延期とは言っても、来年の夏には世界水泳世界陸上と明らかに被る。
それともう一つは、アスリートたちの競技者としてのピークを考慮するためには1年以上延期する事は現実的では無いとの事。
4年に1度の大会でそれぞれがピークを演出しているので、1年伸びただけでも非常事態。
これを2年伸ばすのであれば参加選手の選考会もやり直しする必要が。
どうやら1年延期との報道は、報道関係のフライングのような気もする。
重要な事はこれから決めて、調整も必要になるので発表のプロセスをとるのでは。
新型コロナウィルスの蔓延状況
コロナウィルスには聞き慣れない言葉がいくつか出てきている。
最初からよく言われていたのはパンデミック。
これは拡散が一気に広まる状況を表す。
クラスター。
狭い場所で大勢の人が集まった時に1人の感染者からウィルスが拡散することを表している。
オーバーシュート。
医療崩壊を表現。
治療が追いつかなくなって、病気が蔓延し放題になること。
実は最近の情報をまとめてみるとヨーロッパの中でも、イタリア、ドイツ、スペインなどはオーバーシュートが起こっていると思われる。
そしてさらに、アメリカもクラスターが起こっていて患者数が30,000人を超えているのだ。
まだオーバーシュートの手前のようだが、非常事態宣言を発表するのもうなずける。
中国以外で甚大な被害を被っているのはまさに欧米と言えるようだ。
ただ、ウィルスの被害を最小限にくいとめている国もある。
中国のお隣、台湾がそう。
画期的ないくつかの方法を実践しながらだが、コロナウィルスによる患者数の発生を全てコントロールしているようだ。
クラスターもオーバーシュートも全てコントロール下に置いているのはすごいなと。
特に国民の誘導が巧みで、買い占めとか、その他様々な問題行動を根気よく指導しているように見えた。
今オーバーシュートが起こっていて収拾つかなくなった欧米はどのように対応すべきか、わらにもすがる思いに違いない。
実は、東京オリンピックを今年の秋に移動しようかという話もあった
すべては新型コロナウィルス蔓延の影響を受けての話。
数ヶ月先延ばしにする意見もあったようだが、大体今回のウィルスが収束する約束はまるで取れていないので、今年中の秋以降の開催はありえないだろう。
来年に延期する案であっても、もしコロナウィルスの蔓延が収束していなければ不可能となる。
とても、厳しい問題ではあるが現実味のある対応をとらなければ、オリンピックどころの騒ぎでなくなるだろう。
新型コロナウィルスの現実的な影響を考察
経済的な部分で莫大な影響が出ている。
旅行関係や、飲食店関係など倒産する企業が相次いでいると言うではないか。
人の流れを止めてしまえば、当然そうなるわ。
特に昨日テレビでやっていた隅田川の屋形船の状況があまりに悲惨だと感じたね。
売り上げが99%なくなったとの発表だった。
屋形船の利用者から感染者が出たことが理由らしいのだが、風評被害がひどいために、必死になって消毒その他の状況をSNSなどで発信しても、一旦キャンセルし始めたお客さんは戻ってきていないとの事。
会社の経営者で売り上げが、どの程度減ったならば経営危機と呼べるか考えてみたことが。
1割減っても非常事態なのでは。
半分以上減ったならば経営が成り立たなくなるだろう。
ちなみに日本でこの状況なんだからヨーロッパやアメリカではとんでもないことに。
トランプ大統領が今回の非常事態宣言で拠出する国家予算は200兆円強。
アメリカのGDPの10%にあたるんだそうだ。
日本で今計画しているのが15兆円。
アメリカ並みにやるんであれば55兆円規模になるんだそうだ。
話し合いだの検討だの盛んに言われているが、とっととやらないとこの3月であらかたの企業が倒産する可能性だってあるんじゃない?
これもニュースで見た話だがソフトバンクは自社株を売買するとの事。
これは要するに暴落した株価をなんとか防衛するための方策。
つまり株式の投資者と経営者を守るためのもの。少なくとも社員を守るための方法ではない。
アメリカではトランプ大統領の今回の様々な方策の中に自社株の売買禁止の項目があった。
いろいろ問題のある大統領と言われているが、こと経済的な政策に関しては歴代の大統領の中でもピカイチに近いのでは。
ちなみに日本ではトヨタとドコモが手を結ぶともあった。
大きなところはそうやっていかようにも自分の身を守れるが、小さなところは今回のような騒動があればひとたまりもない。
私のようなひとり暮らしの老人など、基本的にはさしたる影響もなく暮らしてはいるが、社会の現状を見たら暗たんたる思いがする。
せめて、人に迷惑をかけない自分でもできる最低限のルールを守ることぐらいしなければ、世の中や世界に対して申し訳ないなと思ってしまうのだ。