いよいよ今日と明日の2回の放送でスカーレットは終了。
陶芸家の物語と思いきや、全体を通して描かれたのは多分家族や友達の結びつき。
信楽を舞台にしたこのドラマはしっかりとしたモデルがいたことでもよく知られていたが。
途中からは独自のストーリー展開で物語が進行したと言える。
今日は、締めくくりを意識して、かつての仲間たちが勢揃い。
目次
みんなの陶芸展開催
いよいよ始まったみんなの陶芸展。
お約束で武志君の自慢の作品も展示されている。
画面に映っていたのはあの例の大きな皿と、もう一つ小ぶりな皿。
どちらも同じ貫入を用いた清廉な作品。
見た人たちの共通の意見。
心に染みる良い作品。
素敵な作品😍
この陶芸展に行く前に喜美ちゃんとの会話があった。
武志君曰く、
誰1人として来いひんかったらどうしよう
喜美ちゃん曰く
1人は必ず来るやろ!
それは自分や
わからんくなったらたった1人の見方、自分に聞いてみるといいんや
なるほどこれは名言。
言葉を返せば、大勢の人から支持されたとしても、最後の1人自分への問いかけ、
つまり自問自答する気持ちを忘れてはいけないってことだよね。
たった1人になっても、穴窯を成功させた先駆者だからこそ言える台詞。
庵堂ちや子さんと草間宗一郎さん


ちや子さんと草間さん。
すれ違って同じように作品鑑賞をしているんだけれど簡単には相手のことに気がつかない。
考えてみれば表立った面識はないんだよね。
草間流柔道の話は喜美ちゃんからの聞き伝えで実際に自分が見たわけではなかったから。
今日のスカーレットの中では、とある有名な先生の通訳として来ておられたとの事を覚えていたちや子さんと、大阪の市会議員をしていることを知っていた草間さんが出会った設定。
つまり、最近の面識だったので、喜美ちゃんが昔から話していたあの大恩人とはなかなか一致しなかったみたい。
しかしストーリーがつながってからの行動は早かったようで。
武志君の事情もどうやらお互いがきちんと知っている様子。
したためた手紙が喜美ちゃんをはじめ、信楽の仲間たちの思いを代弁していた。
それぞれきちんとスケジュール調整をしてゲストとして訪れてくれていたね。
設定の中で3人もそれぞれに面識があるような内容だったのがなかなかユニークだなと。
ジョージ富士川と再会


3人こられたゲストの中でもジョージ富士川はかつてわざわざ川原工房でイベントを開いてくれた。
大きな紙の上にみんな好きなように絵を描いていいんだよと言うことで、めちゃくちゃな状況でデモンストレーションをやっていたね。
そういえばこんなこともあった。
多分20年位前の話だと思ったが。
今日は別な形でイベントを計画してくれたのだ。
アルバムの中で語られていた今日が私の1日ならとどう過ごしたいか?
こういったテーマでそれぞれ自由に書き込みを入れる。
今日が私の1日なら
いつもと変わらない1日は特別な1日
by 武志
この言葉に陶芸展に対する様々な思いが。
何よりも若者の感謝の気持ちがよく表れていると思える。
琵琶湖へ
物語はなぜか信楽の人たちみんなで琵琶湖へドライブすることに。
そういえばスカーレットが最初に始まった時、この琵琶湖の様子を 川原家一家全員で眺めるシーンがあった。


このエピソードを最終回の前になぞっていると思われた。
武志君と真奈ちゃんの2人の後ろ姿のシルエットをにこやかに眺める喜美ちゃんで、明日の最終回に続くとあったね。
明日の最終回ではどうやら親子で作品作りに励む喜美ちゃんと、放送の終わりの方でその2年後の物語が少し語られるようだ。
気になるのは武志君の白血病の病状。
どうやら重たい話になる事は避けて通過するようだ。
どのような結末が用意されているのかとても興味があるが、半年よく飽きもせずにドラマを見続けてきたもの。
我ながら感心する。