昨日とあるテレビを見ていると、ネットの中のフェイクニュースとリアルニュースの差についての番組がとても興味深かったので。
フェイクニュースで1日に500万円稼いだ男の話とか、どうしてフェイクニュースが拡散するのかを掘り下げていたね。
ちなみにニュースがリアルかフェイクかは、ぱっと見たぐらいではわからない。
最初にニュースを作ったものがいるんだけれど、大抵の場合
それを見た人がSNSで幾何級数的に広めてしまう。
番組の中ではメキシコで起こった集団リンチによる殺人事件も取り上げられていた。
無実の罪で男性2人が聴衆の前に引き出された上に、殴る蹴るの暴行受けた後火をつけられて焼き殺されたのだ。
それは誘拐事件の犯人としての投稿がSNSでなされ、実は、それはフェイクで事実無根だったんだけれど、そのことを信用したたくさんの人が、さらに偽情報を盛り込んだあげく拡散してしまった。
その挙句の果ての暴行と言える。
警察の真ん前で起こった事件だけれど、リンチ殺人の犯人が捕まったような報道は一切なかったわけだし、大体犯人の追求をやったのだろうか。
今は真実が明らかになっているようだが、殺人に関わった者たちは自分の胸に手を当ててみて後悔の念を抱かないのだろうか。
目次
SNS発信を信じることの怖さ
昨日の夜見ていたNHKスペシャルの中で最初に語られていた内容のニュース。
事件はメキシコだったらしいんだけれど、もともとメキシコは誘拐事件が多発する国でも有名で、そのことに怒りを覚える国民はとても多いとのこと。
今回はたまたま2人の男性が誘拐事件に関わったとのフェイクニュースが流れて、しかも顔写真や所有している車など全て明らかにされてしまった。
その情報がSNSで流れるやいなや一気に拡散。
結局は現在地を特定されることにまでなってしまったのだ。
警察に2人が事情聴取で身柄を確保された後、無罪である事は取り調べでは分かったのだが、興奮した大衆はそんなことには耳をかさずに警察の中から2人の男性を引きずり出した上でリンチをした挙句火を放って焼死させてしまった。
この亡くなった2人の男性は21歳の若者と、その彼の叔父にあたる人。
若者の母親と名乗る女性が涙ながらに訴えていた。
無実の罪で息子は殺されてしまったと。
実はこのときの1連のSNSの流れを見てみると偽情報に興奮した利用者が拡散するときにさらにまた偽の情報を盛って広めてしまっていた。
事実無根の情報が次々と流れてその情報を鵜呑みにした人々は勝手に興奮していきり立っていく。
インターネットで流れる情報はどこまで信憑性があるのかは確かに昔からよく言われてきた。
情報の早さは間違いないが、いい加減であることも天下一品。
つまりかなりの嘘が混ざっているので自分がそのうその片棒を担ぐことがないような配慮は常に気をつける必要が。
フェイクとリアルの区別はつきにくい
最近では画像編集などはお手の物のソフトが出回っていて、有名な人たちが餌食になっているようだ。
これらのフェイクを作っている人は個人の場合もあるが、国家が関わっていることも多々あると聞いている。
そういうとすぐに北朝鮮とか中国とか思い浮かべる人もいるだろうが、これらの国に限ったことではなさそうだ 。
この11月にアメリカの大統領選挙が行われるが、おそらく信じられないほどのフェイクニュースが出回るはず。
今の世の中はそうしたものだと思って受け止めるしかないと言える。
安倍総理といえどもフェイクでいじられている
こういった画像の改ざんは当たり前のように行われていて、それはとりもなおさず映画で使われている技術がそのまま転用されているようだ。
顔はおろか体全体でさえ画像をスゲ変えることが可能になっているのだ。
最近封切りになったターミネーターニューヘイトとかスター・ウォーズの最新作もすでに亡くなった俳優とか、年齢が全く合わない出演者をコンピューター処理をしてあたかも生きているかのように出演させていた。
私も映画を拝見したが全くわからない。
もちろん調べ回ってその種明かしは知っているが、別な俳優に演技をさせてその顔とか体などを画像編集したと聞いている。
こういった技術で特に被害に合いやすいのは女性。
特に著名な女優はヌード写真やアダルトビデオに顔がすげ替えられて出回っているような状況。
これらはアイコラ画像と言ってネットの世界ではあまりにも有名。
損害賠償請求しようにも拡散しすぎてしまってどうしようもないのが実情。
ネットを楽しむためにはこれら非合法な事柄も何の規制もなく蔓延していると覚悟しなければならない。
インターネットは詐欺だらけ?
ネットでよく聞くのがインターネット詐欺だろうか。
悪意を持ってお金を騙し取ろうと言うのは何も振り込め詐欺ばかりではない。
もっと巧妙な罠を仕掛けてお金をむしり取るような卑劣な方法も存在している。
大抵の場合は何か面白そうな、おいしそうな話を持ちかけて罠の中に引っ張り込むのが常套手段。
うまい話には乗ってはいけないのだ。
特にこういった罠の特徴としては、うまい話でひたすら釣ろうとする。
そんなにすぐにお金が儲かるわけないじゃないと思うのだが、中にそれらしい文章や画像が並んでいるとついついその気になってしまう人は多いのでは。
実は、かく言う私も人のことを批判などとてもできたガラではない。
何度か詐欺らしいものの被害を受けていると言える。
しかしここで今ならはっきりと断言できる。
そのような詐欺に引っかかったのは全て自己責任だろうと。
私の中にさもしい根性があったから引っかかってしまったのだ。
きちんと良識を持ってしっかりと隅々眺めればそう簡単に引っかかるものではない。
自分の胸に手を当てて考えてみればやむを得ないかなと納得せざるをえない。
インターネットの楽しみ方と気をつけ方
自分で言うのもなんだが私はインターネットのヘビーユーザー。
1日に何時間もタブレットと向き合っている。
もちろんSNSもかなりのヘビーユーザーで、友達の数も相当多い。
ちなみに私がやっているSNSは、Facebook、Instagram、Twitter、アメーバ。
これだけやれば充分だろう。
その他に全く利益は発生していないがアフリエイトをやるためのブログを1つ手がけている。
このブログは私が書きたいと思うことを書いているので、ほとんど独り言のようなもの。
今現在進行形で描いているこのブログがまさにそれ。
こうした作業は毎日コツコツと積み上げているが、私の性に合っているような気がする。
とにかく自分の興味のある分野について記事を起こしられるわけだから。
主に自分の生活の中で遭遇する様々なことを題材にしている。
私はこのブログを継続するのに月額で1500円ほどお金をかけているが、それ以外のSNS媒体等はすべて無料のものを利用。
月額数百円でかなり優秀なプログラムもいっぱいあるのは知っているが、そこまではまるまでには至っていない。
恥ずかしい話だが詐欺にも引っかかったり、コンピューターウィルスを自ら招き入れたりしたこともあった。
今は全てクリアしているが、やはり胸に手を当てて考えてみたときには自分自身のさもしい根性がすべてトラブルを招き入れていることにつながっていた。
自分のそういったところさえきちんと把握して線引きをしておけばインターネットは私にとってはとても楽しい世界。
おそらくこれからも勉強を続ける毎日が続くと思う。