いよいよ川俣銀行での勤務が始まったようで。
はっきり言って暇なんだね。
今、街でよく見かける銀行はそれなりに忙しそうに見えるけど、この時代の銀行はどうやらこんな感じだったようだ。
祐一君、仕事に慣れるというか、暇を持て余してるというか、あくびは出るわ、居眠りしちゃうわで、大丈夫かいな?
目次
いよいよ銀行員の暮らしが始まる
養子として源藤家に入った祐一君は、仕事とはいってもせいぜいその日のお金の出入りの帳簿をつけるくらいで、後はほとんど暇つぶしみたいなもの。
どうやら銀行の隣には紡績工場があるらしく、機織りの単調だけれどリズミカルな音がいつも聞こえてくる。
どうやらそれはほとんど子守唄のようなものでひたすら眠気を誘うようだ。
たまに言いつけられるお使いもほとんど子供のお使い状態で、帰りがけにお団子屋さんでの買い物を頼まれたりもする。
この銀行の女性職員の菊池晶子。
彼女朝ドラでは常連の女優さん堀内敬子
こちらの女優は実は舞台での活動が主なようだ。三谷幸喜に見いだされてから 活動の場が広まったと言われている。
演技力には定評があって憑依型女優と言われている。
それだけ役になりきってるってことだよね。
今回も能天気な銀行員の役どころを朗らかに演じているが、ちょっと調べてみたところ、結婚をしていて今年6歳位になる子供がいるようだ。
朝ドラでは2010年のゲゲゲの女房以来3作目になるだろうか。
私の印象の中ではマッサンで黒島結菜と親子役で出演していたのが印象に残る。
黒島結菜はこの前のスカーレットでも弟子入りする陶芸家の役どころで出演していたね。
私の印象ではNHKの朝ドラはやっぱり御用達の俳優がいるのかなと思ってしまう。
例えば鈴木廉平を演じている松尾論
彼は土曜ドラマの指南役の剣豪役でも出ていたよね。
全く別のキャラクターの演技は役者にとっても冥利に尽きると言うもの。
様々な役どころを演じることがすなわち役者の値打ちと言うもの。
今回のエールではそういった様々な役者たちの活躍も見ものと言える。
銀行での仕事ぶりって?
銀行ではほとんど仕事をしている風には見えなかったけれど、それぞれみんな楽しそうなことには違いなかった。
そしてご多分にもれず、様々なゴシップネタで満載だったのだ。
これでいて設定では結婚している人はいないようだ。
あの頭取でさえ独身との設定ではなかったか?
皆仕事をしつつも、仕事が終わった後の様々なレクレーションで話題が持ちきりなようだ。
先輩の手ほどきでダンスホール
鈴木先輩に連れていかれたダンスホールでは、男女の出会いを求める様々な人たちが出入りする。
一通りルールを教えてもらった後、自分自身でこれはと思う女性にダンスをしてもらう旨を申し込むことに。
ダンスホール人気ナンバーワンの女の子は高嶺の花で相手にされる可能性が低いので、自分なりにランクを下げて手ごろな女性に申し込んでみてはと先輩が。
しかしそうやって見定めをしているうちに、
なんと人気ナンバーワンの女の子がつかつかと祐一君の下へ。
わざわざ女性の方からダンスをしてくれたのだ。
すっかり舞い上がって有頂天になる祐一君。
実はあまりネタバレはできないけれど祐一君が選ばれるのにはちょっとした理由があった。
たぶん明日以降の流れの中で語られるとは思うのだが。
しかしそれにしても、初めて女性とこんなふうに親しく接することができた祐一君。
少しは世界が広がっただろうか。
この出会いは本物かい?
実はこの出会いは、はじめての出会いではない。
この2人祐一君と 踊り子の志津ちゃん。
祐一君が気がつかないだけで実は幼なじみだったんだよね。
まだ祐一君が10歳だった頃、どちらがお金持ちかで女の子と喧嘩をする羽目に。
この時見事に負けてしまった相手の女の子が今の志津ちゃんの設定らしい。
不景気を経験して実家の事業は倒産したとの設定だったようだ。
やはりこの時代は、ちょうど世界恐慌の頃だから、日本でもそのあおりをまともに食っていた。
力のない企業はどんどん潰れて淘汰されていったのだ。
ある意味喜多一が呉服屋のレベルで生き残って来れたのは奇跡に近かったのかも。
それは銀行家であるおじさんの源藤茂兵衛の援助によるところが大きいだろう。
喜多一のお父さんはどう見たって商売上手には見えないから。
よくここまで頑張ってこられたなと感心するぐらい。
さて物語では初めて女性と親しく接することができて舞い上がっている祐一君にはさらに旧友との出会いが待っているようだ。
音楽を諦めて今の生活が成立しているような設定だが。
この後、作曲家として世の中に出るためには今のままでは済まないので。
今週の物語は明日で終了するがどんな展開になるのだろう?