さて、待てど暮らせど届かなかった音ちゃんの書いたファンレターの返事。
しかし、忘れた頃に本当に返事は返ってきた。
やっと2人がお互いのことを認め合える間柄に。
音楽は2人を運命として結びつけることに。
古山祐一と音の物語はここから始まるようなもの。
目次
祐一 音の文通が始まる
音ちゃんのファンレターの返事は忘れた頃にやってきたので。
きたときには家族も含めてみんなびっくり。
たくさんあるファンレターの中からわざわざ音ちゃんだけを選んで書いた経緯がある。
音ちゃんの選んだ詩に祐一君が曲をつけて歌にすると言う。
なんともロマンチックな話。
どのような詩がいいのかと、実際に歌ったときの音域を指定してくれとのこと。
なるほど、専門的な指示だよね。
歌手の音域に合わせて調子を設定したりする都合があるので、作曲家はそういった様々なことを気にしつつ曲作りに励む。
今回は気に入った同士の2人なので、曲を作るにもインスピレーションはすぐに湧いてくる。
父三郎の茂兵衛おじさん説得は残念な結果に
権藤家ではおじいちゃんが亡くなったことを受けて、養子縁組の話が加速しているね。
そんな中、祐一君の父三郎が茂兵衛おじさんに祐一君の留学のことをなんとか持ち出してみたらしいのだが。
それはもう全く取り付く島なしだったようだ。
要するに聞く耳持たないってこと。
あちこちで期待を裏切ってきているので、自分の意見が通る事はほぼないね。
何とかなる❣️
と言っていたお父さんだが、まるで役にはたたなかった。
ひたすら申し訳ないと謝るばかり。
喜多一の古山家でも話題に上っていたが、お母さんももう養子縁組の話やイギリス留学の話のどちらがふさわしい道なのかよくわからないと。
お父さんとお母さん2人して事態を傍観するしかないのだ。
お父さんの一言、
祐一は思いのほか冷静だったなぁ
祐一君はまるで人ごとのような受け止め方でとりわけ慌てている風もない。
このイギリス留学が果たしてどういったことになるのか、実はネタバレでは状況が少しずつわかってはきているが。
それは来週の楽しみと言うことで。
音ちゃん文通大作戦
一旦始まった文通で2人の中は急速に接近。
お互い手紙の中だけのやりとりにもかかわらず、それぞれ言葉にならないほどの好意を抱いている。
みんな、味方になってくれると思いきや、音ちゃんの家族はみんな冷静。
実は文通が一旦始まるととめどもなく手紙のやりとりが続く。
そんな中で少しずつそれぞれの家庭の事情とかも報告することに。
祐一君はイギリス留学を反対されていることを手紙に書いた結果。
声楽の先生はありえないと一蹴する。
絶対に留学してきちんと音楽を学ぶべきだと。
この国際音楽コンクールでの入賞実績が、どれほどの値打ちを持っているのかよく知っている。
あのストラヴィンスキーとラベルが審査員として名前を連ねていたのだ。
その格式を考えてみても、日本のどのような作曲家を始め音楽科が挑んでみても、およそクラスが違う。
さらにもう一つ。
祐一君と音ちゃんでは残念ながらレベルが違うなと。
もしイギリスに留学するのなら音ちゃんは一緒についていきたいとさえ思っていたようだ。
もちろんお金もかかることだし、それ以上に、ついていったところで歌手になるための勉強も簡単にできることにはならない。
気持ちだけではいかんしがたい部分がある。
作曲家と歌手
若いふたりがやりとりを進めていく上で一旦は音楽をあきらめかけていた祐一君。
ここへきて、イギリスに留学をしてきちんと学びたい気持ちがふつふつと現実のものになりつつある。
銀行員たちもできることならそうした祐一君を応援したいのだ。
しかし一筋縄で決められることでもないのだ。
一旦イギリス留学に行動を起こしたならば、最低5年間はイギリスで学ばなければならない。
つまり5年は帰って来れないことに。
さすがにそういったことを考慮すると簡単に行動に起こせるはずもなく、何よりも茂兵衛おじさんは絶対に反対を譲らない。
明らかに現状は乗り越えがたいと言わざるを得ない。
さて、今日の最後で、父三郎が知らされた事実に驚愕するシーンで終わった。
一体何を知らされたのか。
ネタバレ情報を仕入れているので何となく想像はつくんだけれど。
それは明日のお楽しみということで。
実はこのイギリス留学に関わる話は、ストーリーが二転三転するのでそこも見所の1つとなる。
そして、来週以降はいよいよ祐一君と音ちゃんの出会いが描かれるはず。
実はお互いは初めて出会ったわけではない。
多分このときのエピソードも語られるはず。
まだ音ちゃんのお父さんが存命なので。
しかし、この当時の音ちゃんは祐一君には気がついていなかった設定だったよね。
さてどんなふうに物語が発展していくのかな?