くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

オムニバスエール ユニークな試みお父さん復活

 

今週は予告通りオムニバスでいつもとはまた別のストーリーで物語が語られるらしい。

どんなものかと見てみたが、タイトルコールもなしにユーモア満載の作り。

いつもながら脚本家を始め、制作陣の想像力の巧みさに感心。

今日と明日は音ちゃんのお父さんがあの世から一白2日でこの世に舞い戻るストーリー

なんとも荒唐無稽。

でもテレビで語るドラマなんだからこういったこともあって良いのかも。

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条件付き1泊2日 “宝くじ”に当たったらしい

目次

あの世には閻魔様がいたりするのね!

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橋本じゅん なつぞらにも出ていたりしたね

音ちゃんのお父さんは10年ほど前に大阪で列車事故に巻き込まれてなくなっている。

子供を助けようとしてとっさに列車の前に飛び込んでいったとのこと。

今日のエールではそうやってあの世に行っていたお父さんが、向こうの世界での宝くじに当たったらしく、特賞だと1泊2日で現世に戻ってこれるらしい。 

その時の手続きで、閻魔様に色々と注意を授けてもらった後でお小遣いまでもらって、この世に戻ってくる。

ただし約束の期限をきちんと守らないと永遠に現世に残されたままさまよえる魂でずっとウロウロしなきゃいけないらしい。

この閻魔様なんだけど、前の朝ドラなつぞらに出ていたとのことでちょっと調べてみたら。

なるほどいただいた。

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向かって右から2番目敏腕プロデューサーの役柄

今回はビジュアルがすっかり変わっていたので誰が誰やら全くわからず。

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お小遣いと、あの世に戻るための小さなお塔婆も授かる

何となく感じるんだけどNHK御用達の俳優っているのかも。

やっぱりプロデューサーとか脚本とかが心得ていてこの役柄にはこの俳優を使いたいと思うんだろうね。

今回の閻魔様も彼でなきゃだめだと脚本家や制作陣が考えたらしい。

親族にしか姿は見えない設定

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見えないし、気がつくはずもなし

ちなみにお父さんはこの世に舞い戻った時に一番先に訪れたのは吟ちゃん夫婦の所。

腰抜かすほどたまげて逃げ回っていた様子が描かれていた。

音ちゃんも最初見たときにこのビジュアルで叫び声を。

もうちょっと普通の格好だったらよかったんだろうけど、ドラマなのでこっちの方が説得力あるし面白いし。

父さんがこの世に戻ってきて最初の願いがお団子を食べること。

そういえば昔よく銭湯の帰りにお団子食べていた。

そして番組の中で語られていたのは、お父さんの姿は親族の音ちゃんにしか見えていないようだ。

祐一君が帰ってきたけれど姿は見えない、声も聞こえない。

でもそのくせものを食べるときにはきちんと食べて咀嚼をするので、間違いなく食べ物はなくなってはいくんだよね。

こういったリアリティーは深く追求しないのがミソかも 。

祐一君には見えない設定

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お団子2人前の謎

ちゃぶ台の上に並んだ2人前のお団子。

お腹が空いていたらしくすかさず食べようとする祐一君に音ちゃんが困った顔を。

音ちゃんにはお父さんが食べかけなことがよくわかっているが、祐一君には姿も何も見えていないので全く理解できない。

祐一君には見えないお父さんが目配せすることで食べても良いことに。

そしてなんとなく理由を尋ねたところが、音ちゃん曰く

お父さんの命日が近いのでお団子屋さんで好物だったお団子を2人前買ったとのこと。

それを聞いて、かしこまって祐一君

見えないはずのお父さんの方を向いて、心を込めてご挨拶。

どうかいつまでも音や僕たちを見守っていて

そして音をこの世に送り出してくれてありがとう

必死で笑いをこらえている音ちゃん。

音ちゃんには目の前にお父さんがきちんと見えていて、祐一君がかしこまっている姿が滑稽でたまらない。

 確かに姿が見えないってこんな設定になるよね。

この設定を思いついたスタッフたちの想像力に感心することしきり。

亡くなった人をそのまま蘇らせる方法と、かつてのストーリーの回想シーンを織り混ぜることで、物語が格段に面白くなったなと。

お父さんはとっさに子供を助けようとして自分の家族の事のことも全て頭から消え失せて目の前のピンチに手を差し伸べてしまった。

その結果命を落としてしまった。

そのことも含めて回想シーンで出てきて、音ちゃんにもきちんと謝っていたよね。

すまんな!

体がとっさに動いてしまったんだ

一言申し添えれば、キリスト教の信者にとっては最も賞賛される行為になる。

自分の身を顧みず自分の命を差し出す

あのイエスキリストさんが身をもってそのことを実践して見せてくれていた。

キリスト教とはそうした自己犠牲の精神で成り立っているので。

父と娘

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大好きなお父さん

男ちゃんはお父さんが大好きで 、自分が歌手になりたい夢や、またそのための音楽活動など全て受け入れて応援してくれていた。

お父さんにとっては娘たち3人ともお母さんも含めて自慢の女性たち

父親のそんな愛情を一身に受けて育った音ちゃん。

たまに戻ってきたお父さんには胸に顔を埋めてかつての思い出をしっかりと抱きしめたい。

確かに、なくなった故人がもしここへ戻ってくることができたなら、自分はどんな反応をするのだろう。

そんなことを考えさせる不思議なエピソードになっていたね。

今日のエールではいつも流れるタイトルコールもなく、唐突に不思議なエピソードが語られ始めた。

ちなみに明日はこの物語の続きがしっかりと描かれるのだが。

いよいよ豊橋のお母さん(ミツさん)と梅ちゃんの所へ訪ねて行くらしい。

さて、一体どんなエピソードになるのやら。