今週の1週間でしばらく休みに入るエール。
最後のエピソードになったのはコロンブスレコード主催の新人発掘オーディション。
ここで才能ある歌手1人を選出してレコードデビューさせると言うもの。
さて応募者は総数800人
その中には祐一君の親友
佐藤久志君
そして音ちゃんの音楽の先生だったあの懐かしい
御手洗清太郎さん
この2人とともに他にも実力者が目白押しとなった。
ここで、主催するコロンブスレコードも、応募する歌手志望の者たちにも、様々な夢や希望があって、祐一君にも作曲家としての責任が。
目次
スター御手洗とプリンス久志
この2人のやりとりは大抵アドリブで作っていたみたい。
もともと同じ事務所で同じミュージカル俳優として先輩後輩の間柄。
物語の中では様々なエピソードとともに久志君と御手洗先生として描かれていたんだよね。
音楽学校を卒業してすでに4年が経った設定なので、久志君には焦りが。
両親をなくしてしまった御手洗先生は、自分の夢に挑戦せずに終わることをよしとしなかった。
この2人が新聞広告で見たのが新人歌手発掘オーディション。
合格すればすぐにレコードデビューできるとの触れ込み。
両方とも合格させたいところだが祐一君は久志君を。
音ちゃんは御手洗先生を合格させたい。
そういった周りの人たちの思惑も描かれつつ、たくさんの人が応募してきて
2人とも1時審査は無事通過を果たす。
そして迎えたのが実際に歌を歌ってみせる二次審査。


思うに番組としてのサービスだろうか、様々な人たちを登場させていた。



さて実力だけではなかなか勝ち抜けないのが世の中の常。
久志君と御手洗先生の結果は意外なものだった。
コロンブスレコードの内情
コロンブスレコードはかつて大人気だった作曲家木枯君がテイコクレコードに引き抜かれたために、苦境に陥っていたのだ。
出す曲が必ずヒット曲となる木枯君。
作曲家として第一人者の地位を欲しいままにしていたのだが。
コロンブスレコードとしても挽回を図るための様々な方策を講じる必要が。
そこでスター性のある新人発掘のためにコンクールを開くことに。
歌の実力もさることながらどうやら求められていたのは話題性。
それと同時に会社の経営をわかってくれる同業他社の存在も考慮されるようだった。
そして、コンクールの結果ははっきり言って出来レースのようなもの。
実力ある応募者が多数いたにもかかわらず、会社の都合で選ばれたのは、
ルックスのみのさしたる実力もない帝都ラジオの御曹司。


ネットでもこのシーン、ずいぶん話題になっていたんだよね。
あの上っ面だけで存在しているだけの廿日市氏。
彼が結果を出すために何を考えているのか、と同時に結果の出せない者は容赦なく切り捨てるやり方。
また当選した寅田熊次郎くん。
彼 演技は初めてと言いつつ、憎まれ口を聞くキャラクターが遺憾なく発揮されていた。
結果は意外なものに
彼が合格したことで久志君も御手洗先生も残念ながらの結果。
しかし、久志君だけは研究生として雇ってくれるとの事。
プライドの高い彼、一旦は断るつもりでいたらしいのだが御手洗先生に慰留される。
あなたならすぐに追い越せる
研究生として雇ってもらいなさい
久志君と御手洗先生が心を通わせた瞬間でもあった。
この事件があって以来2人は親友になったと思われる。
次回のエールのエピソード


実は今日の放送で注目していたのは、次回からのエールにどんな予告編を流すのかなと。
昨日の最後に登場した田舎くさい青年田ノ上くん。
祐一君の弟子になることを希望。
それと、梅ちゃんが小説家として新人賞を受賞して上京する設定になっていた。
そしてなんとこの田ノ上くんと梅ちゃんが恋仲になるような雰囲気。
ある程度複雑な事情が語られてからになるだろうが、ネタバレでチェックするとやっぱりそれなりのストーリーが用意されている。
そしてさらに描かれていたのは研究生となった久志君。
相変わらずのプレイボーイぶりでそのエピソードも披露されていた。


梅ちゃんにもちょっかいを出す久志君と、そのことを知って嫉妬に駆られる藤丸ちゃん。
藤丸ちゃんがとても良い味を出しているので、こうやってちょくちょく出てくるのは楽しみが増える。


志村けんがここまで登場していたとは知らなかった。
かなりいいところまで撮影していたみたい。
どうやら戦争中のエピソードに物語は移行していくようだ。
そして例の福島三羽ガラスの活躍が本格的に始まってくる。
彼らが本格的に活躍できるのは軍歌を作るようになってから。
古関裕而氏は戦時歌謡のほとんど全てを作曲していたのでは。
そしてこの時に採用されたのが伊藤久男
歌手伊藤は豪快な歌いっぷりが持ち味だったので、軍歌にはもってこいだったのだ。
そしてこのメンバーでたくさんの軍歌が発表される。
いずれ物語の中で詳しく紹介されるのではと思うが。
こういったエピソードも含めて残りのエールが語られることに。
物語の全体としては半分が終わったものと認識。
ちょうど折り返し点にさしかかるところ。
少しの間、待つしかないね。