1時、彼の出演していた映画をことごとく見ていたことが。
最近ほとんど顔も見ないのでどうしているのかなと。
ゴシップネタでは色々とおさがわせみたいだけど、基本的には実力派の俳優だと思っているので、彼の出ている作品は必ず見るようにはしている。
最後に見た作品はどれだっただろうか。
思い出せる限りで振り返ってみたい。
目次
俳優ニコラスケイジ
彼の本名を見てびっくり。
調べてみると彼はコッポラ家の人間であることが判明。
我々が知る有名なコッポラはフランシスフォードコッポラ。
地獄の黙示録とかゴッドファーザーのあの超有名な映画監督。
ニコラスケイジのおじさんに相当する。
またロッキーの奥さん役をやっていたタリア・シャイアはおばさんになる。
彼が本名を名乗らないのは、コッポラ家の一員としてみなされて自分自身をなかなか表現できないと判断したから。
したがってコッポラを止めてケイジを名乗ったようだ。
もともと役者として早くから活躍していたのだが、
私が初めて彼を見たのはシティオブエンジェルの時。
とてもデリケートでナイーブな人格を丁寧に描いていた。
映画のストーリーも秀逸だったと記憶。
私は、この頃から俳優としての実力に注目していたと言える。
確かレンタルでビデオ借りてみたんだと記憶。
こんな俳優がいるんだ!とその時はそれ以上の詮索はしなかったのだが、他にも様々な役柄でいっぱい出ていたので、次々と見ていたと思う。
ニコラスケイジは俳優としては一流だが、私生活ではどうやらいくつかの問題を抱えているようだ。
彼には3回、離婚歴がある
お相手は皆有名人だが、
私が知るところでは2番目の奥さんがパトリシアアークエット。
彼女はテレビドラマのかなりの有名人で
霊能力者アリソンディボアで知る人ぞ知る女優さん。
どういったいきさつで知り合ったかは知らないが、この女優さんは他のテレビドラマシリーズでも主役としてかなり活躍しているので顔を見れば皆知っているのでは。
ニコラスケイジの車好きもかなり有名なようだ。
フェラーリは古いものからすべての車種を所有していると聞いた。
浪費家であることも間違いない。
今では借金に追われて苦労しているらしいのだが。
フェイス/オフ
私の中でイチオシの作品と言えばこのフェイス/オフになるだろう。
この映画はストーリーがちょっと複雑にできている。
共演はジョン・トラボルタで、2人ががっぷりよつに組んで作った作品の完成度は単なるアクション映画の範疇には留まらない。
これは2人の俳優が最新の整形技術によってそれぞれが整形して相手の姿形になり変わるもの。
とにかくこの設定があまりに斬新でユニークなので、それで食い入るように映画を鑑賞。
ジョントラボルタが主人公で、FBIの捜査官を演じている。
そしてニコラスケイジが裏の主人公。
ジョントラボルタの敵役になる。
しかしひょんないきさつから2人は入れ替わざるをえなくなってしまうのだ。
私がここでくどくどとストーリーを説明しても、見たことがない人は作品をいちど見てみると一目瞭然で納得できるだろう。
作品の一番最後にハートフルなシーンが加えられる。
それも作品を見て自分の目で確かめてみていただきたい。
映画の見所はとにかく主役2人の演技に尽きる。
ジョントラボルタとニコラスケイジは2人分の人格を演じ切らなければならない。
基本的にはジョントラボルタが正義の側。
ニコラスケイジは悪役の親分の設定になる。
映画を見ていてもちょっと不思議な気にさせられる作りになっているので。
本来の人格がどの顔に宿っているのかはじっくりと映画を見なければ一概にはわからない。
しかし、役者冥利に尽きる作品なのでは。
役者として1番やりがいがあるのは一人二役だと個人的にそう思っているが、この映画はまさにそれ。
まとめ
ネクストでは1分先を予知する能力を持った主人公が活躍する話。
その1分先の設定が何通りも考えられるので、その都度映像として表現する。
それによる映画の面白さがこの作品の持ち味になる。
振り返るとニコラスケイジはナショナルトレジャーシリーズも含めて、様々な作品で良い味を出してきたなと。
私的にはパイレーツオブカリビアンのジョニーデップに匹敵する役者だと。
あまり、おおっぴらには言えないのだがかなりのスターなので私生活ではどうしてもトラブルもあるようだ。
日本に来てバラエティー番組に出たこともあるので、知らない人がいない位の有名人だろう。
今あまり活躍できている雰囲気が伝わってこないので、ぜひとももう一度、1線で活躍してほしい。
彼ならば年齢にこだわらずにどんな役でもこなせるはずなので。