国際コンクールに入賞できるのはこの当時としても大変な快挙だったらしい。
モデルとなった古関裕而さんも入賞しているが、実はその楽譜等は残っていないとの事。
本人もあまり話さないので、今でもどんな曲だったのか不明。
エールではその部分を脚色して物語として描いている。
藤堂先生のナレーションも今日まで。
来週からはメンバーを変えてまたナレーションが。
実は、エールはこの辺から本格的に物語として機能し始めるようだ。
目次
入賞が全国に知れ渡る
音楽を捨て去るためのけじめと考えていたコンクールの応募。
しかし、結果は思いがけず入賞を果たすことに。
英文の手紙の中に確かにローマ字で祐一古山の名前が。
思いがけないことで、迷いも出てしまった祐一君。
音楽への未練を捨て去ることなどできるはずもなく。
藤堂先生に相談してみたところが、先生はなんといったって音楽大好き人間。
そりゃあもう留学とか音楽家とかそのことがすべての答えにしかならない。
内緒のはずだったけれど、たちまち全国に知れ渡ることに。
その結果、ファンレターが連日のようにやってくるように。
嬉しさを隠し切れない祐一君。
ただし、茂兵衛叔父さんはカンカンになって怒る💢
福島から三郎お父さんもやってきて、褒めちぎってはくれるが、どこまで頼りになるのか。
実家の喜多一は茂兵衛叔父さんに資金援助を受けていて、祐一君は人質のようなもの。
簡単に済まされる話ではなさそう。
福島と豊橋の文通
2人の文通はモデルとなった古関裕而さんと金子さんも同じだったと。
この2人も3カ月間の文通の後に、なんと結婚しているのだ。
このときの2人も20歳と18歳。
豊橋まで訪ねてきた古関さんに金子さんがそのままついていく形で、ほぼ駆け落ち同然。
そのくらい2人は熱烈に燃え上がったのだ。
今回のメールでも、そのことに物語風の味付けをつけて、面白く描かれている。
藤堂先生の最後のナレーションが、ほとんど登場人物と変わらない感覚で語られていた。
2人の出会いはどんな風になるのかな?
エールでは物語として少し複雑な味付けが。
祐一君には養子縁組 お家の事情を加味された複雑な内情が。
音楽の道に進むためには、覚悟とそれなりの決意がなければ。
どうやら犠牲を伴うことなので、さらに音ちゃんとの結婚話も持ち上がってくる。
厳しい運命の中で心が乱れる2人。
それは来週以降描かれるのだが、来週からのナレーションは彼。
ミュージカル俳優古川雄大が一体どんなナレーションを見せてくれるのだろうか。
やっぱりあのノリで喋るんだよね。
大いに楽しみだね。