1念奮起して福島から豊橋まで赴いた祐一君。
なんとしても音ちゃんに会いたい。
自分の音楽活動は音ちゃんなしでは考えられない。
その思いで後先考えず行動を起こしたのだ。
さて豊橋での時間は楽しいことこの上ない。
ただし、その楽しさの裏には、関わる家族たちの様々な思惑があったりして。
この2人見ているととても楽しそうで幸せそうに見えているけど、実際のところはまだ始まったばかりでこの先どうなるのか?
目次
喜多一の古山家では…
誰にも何も告げずにいきなり福島を飛び出したものだから、そりゃ家族の人は心配するわ。
喜多一のお父さん、川俣銀行の祐一君の住居まで捜索に。
そこで家探しをした後音ちゃんの手紙を発見!
豊橋か〜😤
そしてそのまま豊橋へ向かうことになるのだ。
この行動力もすごいと言えばすごい。
そういえば家に残ったお母さんと浩二君のやりとりがあった。
浩二君がお母さんになぜお父さんのと結婚したのか尋ねていた。
実は周りのみんなは反対していたらしい。
特に茂兵衛おじさん。
そして、お父さんもお母さん自身もそれほど乗り気ではなかったとのこと。
でもお母さんにしてみれば権藤家のおじいさんたちはとても怖かったとのこと。
そしてやり手の商売人らしくギラギラしていたんだろう。
お母さんの周りにはそんな人たちばっかりで、実は知り合ったお父さんは周りには全くいないタイプの新しい人だった。
とにかく欲がなくておおらか😪
どうやらそのことが決め手になったようだ。
浩二君の独り言。
欲もないけど甲斐性もないな…😓
でもここのお父さんはとても家族想い。
お母さんのことも息子達2人のこともとても信頼して愛している。
そのお父さんが、血相変えて豊橋まで向かう。
ちょっと胡散臭いお客さんも
この古館伊知郎扮する興業屋。
かなり胡散臭い人のようだが、どこからか聞きつけたのか、
古山祐一と関内音のコラボで演奏会をやろうと持ちかけるのだ。
なんだかよくわからないでいる祐一君とは違って、二つ返事でオーケーしてしまう音ちゃん。
とんとん拍子で話が進んで契約まで交わすことになってしまうのだ。
なるほど驚くほどの手回しの良さ。
関内家のお母さんは胡散臭さを疑っていたが若い2人はなんとなく乗り気な様子。
ネタバレしてはいけないので、多くは語らないけれど、この先どうなるかは楽しみ。
音ちゃんはお母さんから釘を刺されている
さて、関内家では音ちゃんとお母さんのやりとり。
お母さんの意向としては祐一君との付き合いは諦めるしかないよと。
それは前からも言っている通り置かれている立場が全く違う。
奨学金を支給されてイギリスに留学するものと、ただの歌手志望の女の子とではまるで釣り合いが取れない。
実はそのことで音ちゃんも悩んで、一旦は祐一君との関係を断とうとしたのだ。
しかしそのことに納得しない祐一君。
周りの度肝を抜く形でいきなり押し掛けてしばらく置いてくれ!と。
この勢いにあっけにとられて周りがオーケーしたようなもの。
実際はどのように諦めてもらうのか関内家ではそのことを思案していた。
お母さんと職人の岩城さんの会話。
岩城さん曰く
祐一さんはいい眼をしていらっしゃる。
本物の輝きを感じる。
それに対してお母さんが、
岩城さんと同じ眼ね。
私の亡くなった夫が、職人としてのあなたの腕前を自分以上と評価していた。
この2人の会話を見る限り、なんとなく2人が心惹かれ合っているような雰囲気。
でも2人の時間はとても楽しい
愛知県豊橋市の手筒花火。
これは自家製の花火を自分自身で小脇に抱えて点火する勇壮なお祭り。
この降り注ぐ火の粉をものともせずに仁王立ちして花火を抱え続ける。
ある意味、肝試しとか度胸だめしの匂いもする。
傍で見ていたら相当な迫力だろう。
この花火を見ているときに祐一君、音ちゃんの手をしっかりと握りしめていたね。
さて花火から帰ってきてみるとなんとなんと関内家に三郎お父さんが。
だんだん話がややこしくなってくるんだよね。
さて続きは明日以降の話になるけれど、祐一君と音ちゃんはお互い相手のことがとても気にいっているのは事実。
そして周りのコンセンサスが得られないうちに次々と予定が入っちゃうところもなんともいかんしがたい。
物語のモデルになった古関裕而氏の場合も似たような流れだったと記憶。
とにかく奥様だった金子さんの活躍が意外に立派なものでびっくり。
ただ調べてみて分かった事はこの奥様は乳がんで68歳で亡くなられているとの事。
ちなみに奥様がなくなったのが1980年。
ご主人の古関裕而氏がなくなったのが1989年。
はっきり言って割と最近の話だなぁと。
奥様が若くして亡くなられているのにはびっくり。
ネットで調べると声楽家ではなく詩人として検索される。
お二人とも音楽に生涯を捧げた人生であることには違いなさそうだ。
エールで語られる祐一君と音ちゃんのこれからの物語にさらに注目。