今日、中日の大相撲。
ここで半分取り組みが終わったことになる。
休場力士は相変わらず多少は出ているようだが、全体としては皆元気に頑張っているのかなと。
いよいよ世代交代が進んでいく。
さて、場所はどんな風に進んでいくのか。
目次
白鵬と朝乃山 充実ぶり
白鵬と朝乃山はともに全勝で折り返し。
どちらも全く素晴らしいと言える。
白鵬は全盛期の時のスピードとひらめきが戻ってきている感がある。
集中力と組み合ったときの動物的なカンの冴えは他の追随を許さない。
特に5日目あたりからは充実の度合いを増して、全く手がつけられない強さを発揮している。
そして新大関朝乃山 。
とても初めて大関を貼っているとは思えないほどの安定した取り口。
負けなしの8連勝は記録にも残るくらい大変な成績なのだ。
特に右4つで左上手を取ったときの圧倒的な強さは、自分の形を作りつつあるようにも見える。
本場所全体を見回してみても白鵬と朝乃山で場所が盛り上がっていく感じ。
できれば全勝対決で勝負の行方を決めてほしいと思う。
関脇対決
今日は中日にして早々と調子の良い関脇対決 。
全勝でやってきた御嶽海と1敗している正代。
とってみなければわからないのが相撲だが、体の柔らかい正代にわずかなアドバンテージがあったような。
そして、御嶽海はいつものような粘り強い強さが感じられなかったような気がする。
解説の荒磯親方の話によれば、立ち会った瞬間から正代の勝ちパターンで相撲が進んだようだと。
御嶽海の攻めてを絶妙に殺していたようだ。
これで関脇同士はお互い1敗で並ぶことに。
下位力士にも注目
帰り入幕を果たした照の富士が驚くほどの好成績で1敗しただけで折り返しターン。
高安に負けた1番が惜しかったが、それ以外は持ち前の大きな相撲で相手の挑戦を退けている。
おそらく早々と勝ち越しを決めると思うので、2けた勝利を狙って欲しいもの。
そうすれば今の幕尻から幕内の中間くらいまでは地位を上げるのでは。
また、琴勝峰は今日も負けてしまったがまだまだ星勘定は申し分ない。
今日から同部屋の琴の若が休場しているので、頑張って勝ち越しを目指して部屋を盛り上げて欲しいもの。
さて上位陣が安泰なので、今場所はとても引き締まっていて盛り上がっていると言える。
優勝予想はまだちょっと早いと思うが、
白鵬と朝乃山で決まりだろう。
できれば朝乃山に新大関優勝をさせてやりたい気持ちもあるのだが、果たしてそんなにうまく事が運ぶだろうか?
