あの世から1泊2日でこの世に戻ってくる強烈な設定で音ちゃんのお父さんがこちらに戻ってから今日は2日目。
昨日は音ちゃんと吟ちゃんのところで1日過ごしたので今日は豊橋の関内家へ。
さてこちらのほうはなんといっても光母さんがいて梅ちゃんがいる。
一体どんなエピソードになるのやら。
目次
懐かしい関内家
豊橋の関内家は自分自身が経営していた馬具店が。
職人さんは岩城さん1人になってはいるが順調に商売が続いているようで大満足のお父さん。
しかし、ここでちょっとした異変。
どうやら姿は見えていないはずだが、カンのいい岩城さんは自分の存在にどうやら気がついている。
棒を持って追いかけられているところにお母さんと遭遇。
あの世から帰って来る事は家族にとっては青天の霹靂。
にわかに信じられるようなことではない。
それでも何とか岩城さんの追撃を交わして夫婦2人で家の中へ入る。
少しずつ10年間のことを話していくうちに、お互い懐かしい気持ちがこみ上げてくる。
この様々なやりとりの中でも絶妙に副音声を入れてくるのが恵さん。
本来のナレーションのものまねをしてみたり、昨日に引き続き遊び心満載。
さて、こちらのお母さんは今梅ちゃんと2人暮らし。
その様子が描かれていたけれど驚くほど愛想がないんだなぁ。
エールでは梅はクールで知的なキャラクターなので、感情が爆発する事はほぼないと言える。
それでも、小説家になるための努力は惜しまないようで、毎日本に親しんでいる。
梅ちゃんの物語
あの世から舞い戻ったお父さんを見ても全く動じることのない梅ちゃん。
これにはお父さんの方がびっくり。
しかし色々と梅ちゃんの話を上手に聞き出すお父さん。
子供の頃、自分よりも圧倒的に劣っていたと思われる同級生がとある文学賞の新人賞を受賞したことが 梅ちゃんを複雑な気持ちにさせていた。
そのことを巧みに聞き出すお父さん。
正直にどう思った?
悔しかった!
その答えを聞いたときにお父さんの答えがなんとも素晴らしい。
負けを認めるからこそ成長できるんだよ。
そして自分自身も全く同じ経験をしてきたのだと。
馬具職人だった自分をはるかに超える岩城さんの存在。
岩城さんがいたからこそ自分は経営に専念することができたんだと。
そのことを聞いて思わず納得する梅ちゃん。
そしていつもクールな梅ちゃんも実はお父さんのことが大好き。
思わず抱きついて自分の気持ちを素直に表現していたね。
お父さんはあの世へ
さて安隆お父さんがこの世に戻って来れたのももうそろそろタイムリミットが。
一緒に晩ご飯を食べていって欲しいと思ったお母さんだけれど、丁寧にお断りをしてお父さんはあの世へ帰っていく。
来年もまた宝くじが当たるといいのになぁと多分見ている人もみんな思ったのでは。
物語の設定なのでなかなかそう都合よくもいかないだろうけれど、エールの不思議な世界観が遺憾なく表現されていた。
こちらのお父さんは人の不幸を自分の不幸と感じることができて、人の幸せは何にも増して自分も嬉しくなってしまう。
仏教で言うところの利他精神。
みんなこの人柄が大好きで、その家族だった物語の登場人物たちも皆その気持ちを大切に思っていた。
さてオムニバスのエールは明日は喫茶バンブーの物語で、その次が2話連続で双浦環さんのパリ留学時代の物語。
このときのエールも結構評判が良かったはず。
ちょうど木金土と都合よく放送が進むので、キリが良いのでは。
どうやら14日から再開するまでにかつての放送をちょうど一巡できるのかな ?