コロンブスレコードの新人発掘オーディション。
注目はスター御手洗とプリンス佐藤の戦いと勝手な想像をしてしまうが。
しかし、そこはレコード会社のどうしても考慮したい切ない事情が。
応募総数800人の中から最終審査に残ったのはわずか。
いよいよ実際に歌ってみる審査が始まるのだ。
番組が揃えたオーディションの出場歌手は、普段はあまり見かけない顔ばかりだが、有名な歌手たちを揃えてきたので、見ていても楽しめることしきり。
目次
情報収集しちゃってる
祐一君はなんとして久志君を合格させたい。
音ちゃんは昔お世話になった御手洗先生を応援したい。
2人ともコンクールに向けて部外者のはずだけれど、まるで我が事のように奔走する。
特に極めつけは祐一君。
審査員の情報を何とかものにしようとあちこちに手を伸ばして収集作業。
しかし、そんなことで簡単に内情を明かすような杉山さんではない。
審査員がどんな曲をお好みかなんて教えてくれるわけないよね。
そして審査の直前だが、ノミネートされている歌手たちはどうやらツワモノぞろい。
その中には輝かしい経歴を持った若者も。
どんな審査結果になるのかは、まず歌を聞いてみないことには全く判断できない。
いよいよ審査
NHKは様々なジャンルで活躍している歌手をいっぱい揃えてきたようだ。
この中に実はこのコンクールの本名とも言うべき歌手が1人混ざっている。
もう放送された物語なので知っている人も多いのでは。
コンクールは会社の都合を優先させて合格者を決める流れが。
ちなみに4人歌った中で、私が1番素晴らしいと思ったのは三味線の弾き語りをやった民謡歌手。
彼はマジでうまかったなぁ。
このオーディションの最中の副音声の落合さんもナレーションしながら流れを楽しんでいるような。
そしてこれら歌い手の中に古山家が応援して止まない2人が登場する。
スター対プリンス
確かにこの2人の歌はびっくりするほどの完成度。
もともとミュージカルで活躍しているので、歌の実力には定評があるが。
選んだ曲がとても秀逸。
久志君は古賀正雄の名曲 丘を越えて
御手洗先生は祐一君のヒット曲 船頭可愛や
聞いていてもなるほどと思うくらいの完成度。
結果は明日
実は会社のお偉方が集まっていた最終審査の検討会では既に出来レースな状況がありあり。
会社は経営上の都合を優先させようとしていた。
しかし、ここで1大きく立ちはだかったのが廿日市氏。
彼も歌謡曲に関しては一家言ある敏腕プロデューサー。
会社が決めようとしていた結果に否を唱えたようだ。
明日の放送を見れば結果はすぐにわかるんだけどね。
廿日市氏にはプロデューサーとしての確固たるポリシーがあったのだ。
これだからウチはダメなんだ!
歌謡曲なんだから売れてなんぼ!
結果が出せないようなことをやっていたのでは納得できない。
実はこの時に会社のお偉方にいくつかの提案をして、そのことを納得させるだけのことをしている。
廿日市氏の様子を見ていた杉山さんが、
あんな廿日市さんをはじめてみました。
それは自分の上司を認めた発言だったのかも。
彼女自身も設定としては音楽的な感性がとても優れているような描かれ方。
だって、楽譜を見ただけできちんと曲が頭に思い描かれるような設定なので、相当訓練を積んだ人ってイメージだよね。
さて、泣いても笑っても明日すべての結果が明らかに。