くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

エール 音楽挺身隊は軍需品😳

 

そういえば今週のエールの副題は 不協和音とあった。

今日のエピソードはそうした音ちゃんたち3姉妹のそれぞれの気持ちが描かれていた。

音楽挺身隊に飛び込んで慰問活動を始めた音ちゃん。

そして豊橋では梅ちゃんが懇意にしている出版社の担当の人と面会していた。

それぞれ世の中に違和感を感じつつ頑張ってはいたのだが、姉の吟ちゃんのご主人はどうやら中国戦線に出征する模様。

軍人の妻である以上は覚悟が必要だが、それにしても簡単に納得できることでもあるまいに。

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慰問活動はそれなりにやりがいもあるね

目次

音楽挺身隊は小山田先生が主導

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この時期の放送の撮影が終わっていたことにびっくり

久しぶりにみた志村けん。

彼の撮影が終わっていたことにびっくり。

早い時期に亡くなっていたので、撮影スケジュールがあちこち分散してる印象。

NHKでは次回、さらにその次の分の朝ドラもすでに撮影の情報が。

さて、物語はより軍国主義を鼓舞するために、音楽や他の様々な芸術も戦争に取り込まれることに。

主に慰問活動をしている音ちゃん。歌うことは楽しいが、全てが戦争に向かうことには限りなく違和感を感じているようだ。

豊橋の関内家ではいよいよ特攻警察の監視が厳しく

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五郎君試験に受からなきゃね

さて、豊橋の関内家

今度こそはと意気込んで試験に臨む五郎君。

祐一君の教えの通り、頭の中では大好きな音楽が鳴っているに違いない。

しかし豊橋では全く別な問題が起こりつつあった。

それはほかならぬ梅ちゃん

梅ちゃんは新人賞受賞するほどの実力ある作家な事は間違いないが、今まで婚姻にして引き立ててくれていた出版社それとその担当者が、警察からよくない噂を聞いたとのことでこれからは付き合いを控えさせていただくとの申し入れ。

少なくとも世の中が戦争に向かっている間、梅ちゃんの小説が日の目を見る事はなくなったみたい。

特攻警察の名は私もいろいろ聞いてよく知っているが、とにかく戦争に反対するものや、敵性文化とされる ジャズ、またキリスト教など英語その他の外国語が絡むものは一切目の敵にされた。

豊橋の関内家はお父さんの時代から熱心なクリスチャン。

キリスト教のどの宗派かはわからないが、多分カソリックか何かだろうと思うが、この宗派は目をつけられていたようだ。

そのせいが影響して梅ちゃんの小説歌活動は事実上できなくなることに。

吟ちゃんの思い

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軍人の妻は夫の無事など祈るな❗️

実はメールの中でこちらの夫婦が私的には1番感情移入してしまう。 

夫のために必死で仕えようとする吟ちゃん。

妻をいとおしいと思いながらも、軍人であるが故に常にお国のため自分の命をかけてでも戦いに向かう心構えの夫。

この時代のこういった家族はどれほどの人たちが無事戦争を乗り越えて生きながらえることができたのだろうか。

涙ながらに夫を送り出そうとする吟ちゃん。

どうかご無事で

軍人の妻は夫の無事など祈るな❗️

一見噛み合わない会話だが、お互いの思いが痛いほど伝わってくるではないか。

夫の智彦さんはどうやら中国大陸のほうに配属が決まったとのこと。

こちらのほうも既に撤退しなければならないような厳しい状況になりつつあったようだ。

既にこの時毛沢東率いる中国共産党の軍勢が当時のソ連のスターリンの援助を受けて日本を駆逐しつつあった。

本当は中国の穏やかな平定を望んでいた日本だが、そんな事は周りの国々は全く意に介さない。

結局中国戦線は泥沼の戦いとなって終戦と同時に日本に撤退せざるを得なかったのだ。

私のおじさんが実は旧関東軍の生き残り。

命からがら撤退して帰ってきたと何回か話を聞いたことが。

その時の気持ちのあり方など詳しく聞いたが、およそ人間の考えるような事は考えていなかったと話していたね。

毎日毎日死んでいく仲間たちを生き残った者たちはけなし始めるようになるらしい。

あいつは もたもたとろくさいから死んだんだ😡

生き残った者たちはそうして亡くなった仲間たちを恨んだと聞いた。

戦地はおよそそういったことのようで、果たして生きて帰ってこれるのかどうかすら疑問。

さて、今週のエピソードは明日までになるが一体どのように物語が進展するのだろう。