いよいよ最終週のエール。
物語はぐいぐい進まないとあと残すところ5回しかない。
とりあえずざっくり言うと、華ちゃんとアキラ君のエピソード。
そして東京オリンピック。
さらに物語の全体を締めくくるエピソードが必要かなと。
今日はその最初のエピソード。
緊張でいっぱいいっぱいのアキラ君と華ちゃんだが、実は話を聞く祐一君と音ちゃんも同じように緊張しまくっていた。
目次
いよいよご対面
アキラ君が古山家を訪れて華ちゃんとの結婚の了解を得ようとする。
この時代だとこういった事は普通に行われていたかも。
恋愛結婚とは言え、やはり両家が結びつく発想は今でも根強く残っている。
祐一君は会う前から反対の気持ちがありあり。
自分と同じ音楽家であることが、どれだけリスキーなことかをよく理解している。
そんな男に娘を嫁がせるわけにはいかない😤と頑なな気持ちは表情にもありあり。
音ちゃんは、話を聞いた上で許そうと思っていたようだ。
華ちゃんは今までも彼氏がいたはずなんだけれど、その彼はどんなふうに紹介していたんだろうね。
音ちゃんも祐一君もその辺のいきさつはどんなふうに知ったんだろう。
さて今回の主役はなんといってもアキラ君。
彼の武勇伝が聞けちゃう。
硬い表情の祐一君とにこやかな音ちゃん
様々な理由をつけてダメ出しをする祐一君。
アキラ君に音楽家としての収入がいかほどなのかをズケズケと聞いて回る。
もちろん彼は駆け出しなので収入と呼べるものはほぼないと見て良い。
何故かアキラ君も正直に反応していたが、過去に付き合った女性の人数を聞いてみたところが、16人と答える。
これは横にいた華ちゃんもびっくり。
アキラ君曰く
将来家族になる人に嘘はつきたくない!
この正直さ加減は別な意味で問題かも。
特にアキラ君の君だけは特別の発言が音ちゃんの気持ちを激しく揺さぶる。
そういえば過去に水商売の経験がある音ちゃんは、男たちのいろんな発言を聞いて事情をよく知っていた。
君だけは特別っていうのは男が女性をものにしようとするときの常套手段。
騙されてはいけないと今度は音ちゃんが華ちゃんを引き留めにかかる。
この辺のみんなのやりとりはまったくのコメディー。
台本にセリフは書かれているだろうが、アドリブの部分もかなり存在しているのではと勝手に想像。
アキラ君 生歌披露
この歌は全く聞いたことがないので、ひょっとしたらアキラ君を演じている宮沢氷魚君のオリジナルの可能性も。
雰囲気はエルビスプレスリーのラヴ・ミー・テンダーにちょっと似ていたかも。
しかしこの歌を聞いた全員は心を動かされることに。
祐一君が音ちゃんに尋ねる
どう思った?
ちゃんと伝わりましたよ。
どうやら気持ちは本物のようだ。
実はかっこよく歌いあげたあと、鼻血を出してしまったアキラ君。
華ちゃんが手当てをしてあげることに。
かなり気合が入っていたからと周りの人たちはみんな大笑い。
アキラ君は自分で作った曲を全力で歌ったのだが、思いは伝わってはみたものの、みんなで大笑いされたことには多少は残念な気持ちが湧いたかも。
もっとかっこよく決めたかったと思った可能性が。
どうやら最初の洗礼は無事通過
アキラ君の手当を華ちゃんがしている間、音ちゃんと祐一君の会話。
時間が経ってみると1番大切だったものを忘れていたかもしれない。
それは自分の子供を信じる気持ち。
昔のことを思い出していたんだよね。
祐一君と音ちゃんが結婚する時も、厳しい条件の中およそ了承してもらえるような状況ではなかった。
しかし、彼らの両親三郎さんや光子さんは結婚に大きな不安を抱きつつも、自分たちの子供を信頼しきった結果、結婚そのものを許すことにしたのだ。
思い出してみれば、彼ら2人が一緒になった時もかなり大変だった。
ちなみにエールのモデル古関裕而さんと金子さんが結婚した時は夫21歳、妻18歳。
考えられないぐらいの若さ(幼さ)だったのだ。
それに比べれば華ちゃんは24歳くらいだろうか。
まさに結婚適齢期。
こういったやりとりの中、今日はどうやら首尾よく古山家に受け入れてもらえそうなアキラ君。
多分、明日のストーリーでは結婚してさらに子供までできるところまで進んでしまうのではと勝手に想像。
とにかくもういくらも話は残っていない。
残りのエピソードをしっかりと鑑賞させてもらおう。